「穂」の意味、読み方や画数は?穂に込める願い、穂を使った名前一覧

穂

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意味&イメージ
穀物の茎の先にある花や実をつける部分。ほのような形をしたもの。とがったもの。筆や槍など、とがったものの先の部分。など。
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漢字の意味から「穂」は「優しい 可愛い 生命力 希望 自然 秋」のイメージがあります。 ▼「穂」のイメージ、名前に込める願い
名前の読み方
「穂」は様々な読み方があり、一文字の名前では「すい、みのり、ひな、みのる」など、二文字名は「穂果(ほのか)、穂香(ほのか)、穂乃花(ほのか)、果穂(かほ)」などがあります。 ▼「穂」を使った名前一覧を見る
画数 15画
種類 常用漢字   名付けに使えます
名のり お・ひで・ひな・みのる
訓読み
音読み スイ
部首 禾(のぎ/のぎへん)
熟語 初穂(はつほ)
他字体  旧字体・人名用漢字
意味 穀物の茎の先にある花や実をつける部分。ほのような形をしたもの。とがったもの。筆や槍など、とがったものの先の部分。
イメージ

表外読みは常用漢字表にない読み方です

「穂」の意味

  • ほ。穀物の茎の先にある花や実を付けるところ。
  • 稲穂
  • 穂(ほ)のような形をしたもの

「穂」という字からは、まず「稲穂」を思い浮かべます。

稲穂は文字通り「稲の穂」のことで、秋になるとたわわに実り、頭を垂れた金色の稲を思い浮かべる漢字です。

槍や筆などの細長くとがっている物の先の部分を「穂」と言います。

その先端は稲などと同じように「穂先」と言い表します。

日本は瑞穂国

「瑞穂(みずほ)」という言葉は「みずみずしく実った稲穂」を意味しています。

日本は「稲穂がたくさん実る国」であることから別名「瑞穂国(みずほのくに)」という美称を持っています。

古来より米を栽培し、米とともに生きてきた日本人にとって、実った稲穂は欠かせない大事なものなのです。

そのことからも「瑞穂」は人名だけではなく、地名、列車名、船の名前、地名などに数多く使われています。

穂の漢字の成り立ち・由来

「穂」は「禾」と「恵」の組み合わせで成り立っています。

由来は諸説ありますが、一説には「禾」は稲などの穀物を表し、「恵」は「いつくしむ、恩恵をもたらす」という意味があることから、「穀物を育てた恩恵」「穀物からの恵」を意味する「穂」という漢字が生まれたと言われています。

「穂」の名前の意味やイメージ、名前に込める願い

「穂」はその漢字から、秋に実った稲穂を想像し、とても豊かな印象があり、そこから様々なイメージが広がります。

  • 金色
  • 植物、自然
  • 実り
  • 和風、日本

これらのイメージから、「穂」がつく名前にこのような由来や意味を込めることができます。

実りの多い人生になるように

稲のように真っ直ぐすくすくと成長するように

恵まれた豊かな人生になるように

日本を別名「瑞穂国(みずほのくに)」と言うように、日本にとって稲・米は非常に大事なものです。

このことからも「穂」には日本的なイメージもあります。名前に穂を用いることにより、日本的で和風な雰囲気を加えることができます。

秋の豊作のイメージ

「穂」の色のイメージは黄色や金色。季節は秋のイメージを持っています。

秋に実りを迎える稲穂は黄金色に輝いています。

このことからも「穂」はとても輝かしい実りの多い秋を想像します。

また、黄色や金色はゴージャスなイメージも持っています。

謙虚な人格者に

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」ということわざがあります。

これは「賢くなればなるほど他人に謙虚になる」という意味で、稲穂は賢い人格者の例えとして使われています。

このことからも「稲」は「賢さ・高潔・謙虚」などのイメージも持つことができます。

「穂」の読み方いろいろ

「穂」の読み方は、音読みでは「スイ」、訓読みでは「ほ」、名前に用いられる名のりでは「お、のり、み、みのる」があります。

名付けに用いられる場合は「ほ」の読みがほとんどなので、読み間違いの少ない漢字と言えます。

女の子の名前に使われることが多いですが、「ほ」の読みで男の子の名前にも多く用いられています。

「スイ」の音読みを持っていますが、名付けに用いられることはほとんど無く、稲の穂のような形を表す「穂状(すいじょう)」や、形が稲の穂のような花「花穂(かすい)」などに用いられています。

「穂」がつくおすすめの名前~名前の由来&意味付け~

「穂」がつく名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。

「穂」が付く女の子の名前(由来&意味付け)

果穂(かほ)

果実や木の実を表す「果」を頭文字に用いた女の子の名前です。
「果」は果物をイメージさせフレッシュで爽やかなイメージを持つ漢字です。
「果」「穂」のどちらも豊かな実りをイメージさせる漢字なので、「実りある人生になるように」「多くの人を幸せにできるように」などの願いが込められます。

穂乃花(ほのか)

「穂」を頭文字に用いた3文字の女の子の名前です。
「乃」は「の」という柔らかな響きで女の子の名付けに人気があり、しなやかさや女の子らしさをイメージさせます。
「穂乃花」は稲の花が咲き、これから大きな実りをもたらす、明るい豊かな未来を連想させる名前です。
穂は画数の多い漢字ですが、3文字の名前でもシンプルな漢字と組み合わせることによりバランスの良い見た目になります。

おすすめの名前ピックアップ

⇒「穂」がつく女の子の名前をすべて見る

「穂」が付く男の子の名前(由来&意味付け)

おすすめの名前ピックアップ

⇒「穂」がつく男の子の名前をすべて見る

「穂」の漢字の説明の仕方

  • 稲穂の穂(ほ)
  • 菅野美穂の穂(ほ)

「穂」を使った熟語

穂掛(ほかけ)
刈った稲を稲架(木や竹を組んだ稲を架けて乾かすもの)にかけること。
昔ながらの方法で、稲を天日と自然風によって自然乾燥させます。
また、稲の初穂を田の神や氏神に供える行事を「穂掛祭(ほかけまつり)」と言います。
田の神様に感謝をする「穂掛祭」は伝統行事として各地の神社などで行われています。
麦穂両岐(ばくすいりょうき)
麦の穂が二股に分かれてどちらにも実っているということから転じて「豊作のしるし」「善い政治が行われていること」を表す言葉です。
「麦穂」は麦の穂。「両岐」は二股に分かれているという意味です。
「麦穂両岐の兆しだ」のように何か縁起の良い兆しがあった時に使われます。

「穂」を使った名前

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「名前に使える漢字」ランキング

順位 漢字 画数 読み いいね
1 12 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。
305
2 10 モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。
483
3 8 さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。
139
4 8 くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。
186
5 4 つき。空に見える天体のひとつ。地球の衛星。ひとつき。一か月。歳月、年月。七曜のひとつ、月曜
57
6 7 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。
103
7 12 あおい。アオイ科の植物の総称。
303
8 8 やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。
238
9 14 はやて、さっと吹く風、疾風。風の吹く様子、その音。きびきびした様子。
104
10 8 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木
104

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