「正」の意味、読み方や画数は?正に込める願い、正を使った名前一覧

正

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意味・イメージ
確かなこと。ただしいこと。本筋に適っている、本来のもの。正式、主とするもの。長、主任。零よりも数が多 など…
「正」は「誠実、堅実、冬、正月」のイメージがあります。
「正」の意味や由来
印象・願い
正しいことを判断できるような人に育つように。努力家で誰に対しても誠実で優しい人になれるように。芯が強く真面目で、自分の道を真っ直ぐ進めるように。男の子の名づけに人気の「義」と組み……
「正」のイメージ、名前に込める願い
名前の読み方
「正」は、名前として「正太郎(しょうたろう)、正一郎(しょういちろう)、正一朗(しょういちろう)、正之介(せいのすけ)、正十郎(せいじゅうろう)、正史郎(まさしろう)、正次郎(しょうじろう)」などの読み方で使われています。
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画数 5画
種類 常用漢字   名付けに使えます
名のり あきら・おさ・きみ・さだ・ただ・ただし・たか・つら・なお・のぶ・まさし・よし・かみ
訓読み ただ(しい)・ただ(す)・まさ
音読み セイ・ショウ
部首 止(とめる/とめへん)
学習漢字 学習漢字1年
熟語 中正(ちゅうせい)・公正(こうせい)・不正(ふせい)・方正(ほうせい)・匡正(きょうせい)・改正(かいせい)・是正(ぜせい)・訂正(ていせい)・修正(しゅうせい)・純正(じゅんせい)・校正(こうせい)・粛正(しゅくせい)・補正(ほせい)・賀正(がせい/がしょう)・僧正(そうじょう)・適正(てきせい)・端正(たんせい)・厳正(げんせい)・矯正(きょうせい)
他字体
意味 ただしい、まちがいない、まっすぐにする。確か。道理にかなう。ただす、直す、ただしくする。まさに、ちょうどその状態にあること。正月、ことのはじめ。本来の、本当の。
イメージ

表外読みは常用漢字表にない読み方です

「正」の意味

  • 確かなこと
  • ただしいこと
  • 本筋に適っている、本来のもの
  • 正式、主とするもの
  • 長、主任
  • 零よりも数が多いこと、プラスの数
  • ちょうど、まさに
  • 年の初め

「正」は、確かなことや正しいことを意味する漢字です。

「正義」など人が守るべき正しいことを示す漢字でもあります。

1本筋が通っている、本来の要素も意味し「改正、矯正」というように正しい形に戻すという意味の熟語にも使われています。

私たちの生活でもよく目にする馴染み深い漢字です。

また、数学でプラスの意味にも使われ、イオンや電極などの電荷が陽の時にも使われます。

「警視正、検事正」のように上の階級にも使われており、法に守る職業の人たちにとってもとても関りが深い漢字でもあるでしょう。

「正月」のように始まりも連想することが出来ます。

選択をしながら自身の人生を歩み続ける中で、正しいと思われる道を選び取るのは確かな経験と目を養うことが不可欠です。

正の漢字の成り立ち・由来

「正」は、城壁に囲まれた国や村を意味する「口」の象形文字と立ち止まる足を意味する「止」の象形文字が組み合わさった文字が成り立ちとされる漢字です。

国や村に真っ直ぐ進撃する様子から生まれた漢字で、時代の移り変わりとともに「ただしい」という意味が生まれました。

国に侵攻し攻撃、土地を奪う事から「正」に「彳」を加えて征服の「征」にもなりました。

自身が正しいと思える生き方にはそれぞれの道があり、人と関わる事はその道を共有することなのだと連想することが出来ます。

「正」のイメージ、名前に込める願い

「正」は、漢字そのものの意味が非常にポジティブな漢字です。正しさや実直さ、真面目さなども連想出来るでしょう。

また、「正義」という熟語にも使われているように、困っている人を助け、自分の信じるものを貫こうとする信念も垣間見ることができます。

人が歩むべき正しい道を進み、誰に対しても誠実であろうとするでしょう。

また年の始まりを連想するため、常に初心にかえる素直さや客観的に物事を見極める目を持てるようにという願いも込められています。

善悪の区別がつく冷静な判断力を持ち、本当に大切なものは何かを見極められることも出来るでしょう。

様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。

  • 正しい
  • 誠実
  • 明るい
  • 正直
  • エネルギッシュ
  • 無邪気
  • 努力家
  • まっすぐ
  • 穏やか
  • 協調性
  • 愛情深い
  • 芯が強い
  • 真面目
  • 落ち着きがある

これらのイメージから、このような願いを込めることができます。

正しいことを判断できるような人に育つように

努力家で誰に対しても誠実で優しい人になれるように

芯が強く真面目で、自分の道を真っ直ぐ進めるように

「正」の読み方いろいろ

「正」の音読みは「セイ、ショウ」、訓読みは「ただ(しい)、ただ(す)、まさ」と読みます。

男の名づけに使われる際の読みには「まさ、まさし」などが人気ですが、「あき、あきら、かみ、きみ、さだ、たか、ただし、つら、なお、のぶ、ま、よし」など数多くの読み方があります。

女の子の名づけよりも圧倒的に男の子の名づけに高い人気を誇る「正」は、活発さや健康なども連想出来る漢字です。

5画と画数も多くなく、直線のバランスが整っているため他の漢字との相性も良いでしょう。

頭字、留め字ともに幅広い使い方が出来るので、組み合わせる漢字によって込められる意味が多彩になるのも魅力の1つです。

「正」を名前に使う際の注意点

「正」は、品行方正や常に優しく、周囲の人にも良い影響を与える人になれるようにと願いが込められる漢字です。

しかし意味が良すぎるため、正しさとは反対の人生を送るのではないか?名付けられた子が名前負けするのではないか?と避けられる漢字でもあります。

その場ですぐに正しい判断をすることは、経験豊かな大人でも難しいことです。

もし間違った選択や生き方をしてしまっても、自身の力や周りの協力で結果的に正しいものにすれば何の問題もありません。

大切なのは両親が子どもを信じ、正しい道を示し、時には見守り時には支えたりすることではないでしょうか。

自分にとって絶対的な味方と願いが込められた名前があれば、回り道をしてもその子にあった正しい生き方が出来るはずです。

「正」の漢字の説明の仕方

  • ただしいの「正」
  • 津嘉山正種の「正」
  • 金田正一の「正」

「正」を使った熟語

正真(しょうしん)
偽りがなく本物であることです。真の状態、純粋で混じりけのない状態も指します。正しい、間違いないという意味を持つ「正」と真実やまことの意味を持つ「真」が組み合わさっている熟語です。混じりけのない状態は、不純物が入っておらず清廉なイメージです。人でも物でも、混じりけがなく美しいものを見る機会はそうないので貴重さも連想することが出来ます。
賢良方正(けんりょうほうせい)
賢く善良で行いも正しいこと、またそれを行っている人のことを指します。古代中国の漢唐以降の官吏登用試験の科目の名前としても使われました。「賢良」とは賢く善良な状態を指し、「方正」とは行いがきちんとしていて正しい状態を指します。「漢書 董仲舒伝」に記された四字熟語です。

「正」を使ったおすすめの名前

「正」を使ったおすすめの名前をご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。

男の子の名前

正義(せいぎ、まさよし)

男の子の名づけに人気の「義」と組み合わせた名前です。「義」とは条理や正しい道を意味し、公共のために尽くすことを指します。「せいぎ、まさよし」という読み方が主に使われます。善悪を連想させる「正義」そのままの名前なので、弱い人を助けられるような優しい人になれるように、正義感に溢れ勇気がある人になれるようにと願いが込められた名前です。弱い人に手を差し伸べられる人は、精神的にも余裕があって強くなくてはなりません。きっと心優しく強い人になるはずです。

正光(まさみつ、まさひろ)

男の子、女の子問わず人気のある「光」と組み合わさった名前です。「光」とは明るく光り輝くもの、誉や名誉の意味も持つ漢字です。もとは火を扱う聖職者を指す象形文字から生まれた漢字です。祝福があるようにを光あれと表現することから、恵みや清らかさも連想出来るでしょう。暗闇の中に灯る光というのは安心しますし、なにより美しさも兼ね備えています。周囲の人にとって希望の光のような元気な子になって欲しいという願いが込められている名前です。

おすすめの名前ピックアップ

⇒「正」を使った男の子の名前をすべて見る

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「正」を使った名前

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「名前に使える漢字」ランキング

順位 漢字 画数 読み いいね
1 12 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。
336
2 8 くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。
196
3 8 さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。
142
4 4 つき。空に見える天体のひとつ。地球の衛星。ひとつき。一か月。歳月、年月。七曜のひとつ、月曜
78
5 10 モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。
491
6 8 やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。
245
7 12 あおい。アオイ科の植物の総称。
318
8 7 多い。美しい。疑問や反語を表す語、なんぞ、いかんぞ、いかん。あれ、あの。どれ、どの。(時間や場所)において。
138
9 8 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木
119
10 6 なぎ。風や波がなく、穏やかになっている海面の状態、物事が安定しておさまっているさま。
46

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