「輔」の意味、読み方や画数は?輔に込める願い、輔を使った名前一覧

輔

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意味・イメージ
たすける。力を添える。すけ。律令制で省の第二等官。 など…
「輔」は「優しい」のイメージがあります。
「輔」の意味や由来
印象・願い
優しく人の助けになる人に成長するように。人々の間に入って、上手くまとめられる人になるように。優秀で、人に必要と思われる人になれるように。
「輔」のイメージ、名前に込める願い
名前の読み方
「輔」は様々な読み方があり、一文字の名前では「たすく」など、二文字名は「彩輔(さすけ)、輔希(ほまれ)、輔佑馬(ふうま)、茶輔(さすけ)」などがあります。
「輔」を使った名前一覧を見る
画数 14画
種類 人名用漢字   名付けに使えます
名のり すけ・たすく・たすけ・ゆう
訓読み たす(ける)・すけ
音読み ホ・フ
部首 車(くるま/くるまへん)
他字体
意味 たすける。たすけ、力を添える。
イメージ

表外読みは常用漢字表にない読み方です

「輔」の意味

  • たすける。力を添える。
  • すけ。律令制で省の第二等官。

「輔」は、「補佐」などの人を助けたりサポートをする役職などを意味する漢字です。

また律令制の称の第二等官である「大輔(たいふ)」も意味します。

律令制の省の次官「大輔(たいふ)」

大昔の日本に存在した国家統治である律令制度には「輔」という役職がありました。

各省の次官を指す名称であり、刑部省の次官なら刑部大輔とされ、大輔の下は少輔と呼ばれたそうです。

当時は世襲制が色濃く、次官の子が親の地位を受け継ぐことも珍しくありませんでした。

補佐として優秀で、トップを支える強さや飄々とした様子を想像することができます。

古くからある漢字であるため、伝統や日本らしさを象徴する漢字と言えます。

「輔」の漢字の成り立ち・由来

「輔」は、形声文字です。

鉢などで苗木を包み込んでいる様子を意味する「甫」に車を意味する「車」を組み合わせることで、車輪を支えるために縛り付けられた木を意味しています。

このことから、助ける、補助、という意味が生まれました。

「輔」の名前の意味やイメージ、込める願い

「輔」は、付き添って助けるという意味から優しさや素直さ、勇敢、思いやりに溢れた人物を連想することができます。

古くから「すけ」の読みで名前に使われてきたため、歴史があり日本らしさや伝統のイメージもあるでしょう。

男性らしい芯の強さや誠実で朗らかな様子を連想することができます。

人から頼られる欠かせない存在に

律令制度の次官「大輔」からは、優秀さや賢さ、判断力、協調性などが連想できるでしょう。

上司と部下の間に位置していることから、上手く双方のバランスを保つ調整役をイメージできます。

縁の下の力持ちとしてみんなを支えてくれることから、なくてはならない重要な存在として重宝される様子も想像できます。

様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。

  • 優しい
  • 勇敢
  • 真面目
  • 思いやり
  • 穏やか
  • 朗らか
  • 男性らしさ
  • 誠実
  • 協調性
  • 仲裁
  • 優秀
  • 手助け

これらのイメージから、「輔」がつく名前にこのような由来や意味を込めることができます。

優しく人の助けになる人に成長するように

人々の間に入って、上手くまとめられる人になるように

優秀で、人に必要と思われる人になれるように

「輔」の読み方いろいろ

「輔」の音読みは「フ、ホ」、訓読みは「すけ、たす(ける)」です。名乗りに用いられる読みは「たすく、たすけ」です。

昔から「すけ」の響きで男の子の名前の止め時として用いられることが多い漢字です。

輔がつく男の子/女の子の名前~由来&意味付け~

「輔」がつく名前を由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。

俊輔(しゅんすけ)

才能溢れる様子を意味する「俊」は、「俊足」からスポーツも得意な爽やかな姿が連想できる漢字です。

抜きんでて優秀な様子から、人々を支え成功する様子を連想できるでしょう。

「輔」と組み合わせることで心優しく、人助けができる判断力にも恵まれる様子がうかがえます。

文武両道で、冷静な決断力や行動力、瞬発力がある様子がイメージできる名前です。

日本らしい芯の強さも連想できます。

⇒ 俊輔の姓名判断をチェック

大輔(だいすけ)

「器が大きい」「体が大きい」などが連想できる「大」を頭字に用いた名前です。

男の子の名前にスケールの大きさや穏やかで優しいといった願いを込めることができます。

階級の「大輔」と同じ漢字であるため、優秀で協調性があり、人をまとめるのが上手な人物を連想できるでしょう。

古風で男性らしい強さもうかがえる名前として人気があります。

ユーモアもあって、将来大物への成長を期待できる名前です。

⇒ 大輔の姓名判断をチェック

杏輔(きょうすけ)

実を結ぶ「杏」の花言葉は、フランスの「不屈の精神」がポジティブな印象を与えます。

果実は栄養が豊富で、大人も子どもも食べやすく愛されていることから、「充実した愛される人生を送れるように」「努力が実を結ぶように」という願いを込めることができる漢字です。

「輔」と組みわせることで、男らしさや逞しさも加わった名前になります。

「頼りになり、大きなことを成し遂げられるように」という願いが込められます。

⇒ 杏輔の姓名判断をチェック

京輔(けいすけ)

京都の地名などで見る機会が多い「京」を頭字に用いた男の子の名前です。

品がある穏やかな様子を連想できる漢字です。「京美人」などの言葉から、見目麗しくクールで冷静な印象も与えるでしょう。

「輔」と組みわせることで、整った字面の名前になります。

「けいすけ」の響きも穏やかで利発さを連想することができます。

「上品で人を助けられる強さを持てるように」といった願いを込めることができるでしょう。

⇒ 京輔の姓名判断をチェック

友輔(ゆうほ)

「友」は、「友達に恵まれ楽しい日々を過ごせるように」といった思いを込められる漢字です。

男女問わず名づけに人気があり、「ゆう」の響きは伸びがあるため、穏やかで優しい姿を連想することができます。

「輔」と組み合わせることで、「いざという時に友達を助けられる人になれるように」「良縁に恵まれて助け合える関係になれるように」という願いが込められる名前です。

友達想いで明るい人物をイメージできるでしょう。

⇒ 友輔の姓名判断をチェック

男の子におすすめの輔がつく名前

「輔」は名前に良くない?名付けの際の注意点

「輔」は、人を助けるという意味からポジティブで優しさなどを連想できる漢字です。

一方で省の次官の名称で使われてきた歴史から「ずっとNo.2で日の目を見ることは難しいのではないか?」「次官を意味するなら長男には向かないのではないか?」と考えられることも多いようです。

画数も多いため、書くのが大変という意見もあります。一方で人を助けたり支えたりすることは、勇気や強さが不可欠です。

2文字以上の名前を名付ける場合は、画数が少ない漢字にすることでバランスが取れた名前になるでしょう。

「輔」を使った名前

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