「格」の意味、読み方や画数は?格に込める願い、格を使った名前一覧
- 意味・イメージ
- 決まりや規則となる基準。品位・風格や人柄の高さ。社会的な身分や等級。特定の流儀・型・スタイル。縦横に など…
- ▼「格」の意味や由来
- 印象・願い
- 品格ある人になるように。自分だけのスタイルを貫けるように。新たな基準を生み出す先駆者に。
- ▼「格」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「格」は様々な読み方があり、一文字の名前では「いたる、つとむ、かく、のぼる」など、二文字名は「格子(のりこ)、格之進(かくのしん)、格次(かくじ)、格嘉(ただよし)」などがあります。
- ▼「格」を使った名前一覧を見る
| 画数 | 10画 |
|---|---|
| 種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
| 名のり | きわめ・ただ・ただし・つとむ・のり・まさ |
| 訓読み | 【表外読み】いた(る)・ ただ(す)・ う(つ) |
| 音読み | カク・コウ【表外読み】キャク・ ゴウ |
| 部首 | 木(き/きへん) |
| 学習漢字 | 学習漢字5年 |
| 熟語 | 人格(じんかく)・失格(しっかく)・同格(どうかく)・合格(ごうかく)・体格(たいかく)・価格(かかく)・性格(せいかく)・変格(へんかく)・骨格(こっかく)・破格(はかく)・規格(きかく)・資格(しかく)・厳格(げんかく) |
| 他字体 | |
| 意味 | かく。値打ちによってできた階級や等級、きまり、法則、やりかた、手段、文法においてほかの語に対して持つ関係。 |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「格」の意味
- 決まりや規則となる基準。
- 品位・風格や人柄の高さ。
- 社会的な身分や等級。
- 特定の流儀・型・スタイル。
- 縦横に組んだ枠や骨組み(格子)。
- 打ち合う、取っ組む意。
- 極める、到達する、ただす意。
- 文法で語句どうしの関係を示す「格」。
「格」は、物事を判断するときの基準やスタイルを表す漢字です。
例えば「合格」は定められた基準を満たすこと、「人格」「品格」は人の性質や風格を示します。また、「家格」「昇格」のように身分や等級を示す語にも使われます。
さらに、格子・骨格などでは縦横に組んだ枠を指し、「格闘」は取っ組み合って打つ意から生まれました。漢文訓読や文法用語の「主格」「目的格」では、語句同士の文法関係を示す専門用語として用いられます。
私たちが普段意識しなくても、物事の価値や人の魅力を感じとる中で、「格」の意味はとても身近で重要な役割を果たしています。
「格」のイメージ、名前に込める願い
「格」は“基準”“品位”“格式”といった凛とした響きをもち、物事や人の価値を測る指標となる存在を連想させます。
名前に用いると、揺るがぬ信念をもち、自らの軸で判断しながらも礼節を忘れない人物像が思い浮かびます。
社会的な場面でも一目置かれる佇まい、筋の通った考え方、自分らしいスタイルを保ちながら他者と調和できる柔軟さ──そんな魅力を感じさせる漢字です。
また「合格」「格式」のように“基準を満たす”ニュアンスもあるため、努力を実らせ目標を達成してほしいという思いも込められます。

品格ある人になるように
「格」には“品位・人柄”の意味があります。礼儀正しく思いやりある言動を大切にし、年齢を重ねても信頼される人に育つことを期待できます。どんな状況でも芯を保ち、周囲を安心させる落ち着いた印象も与えてくれるでしょう。

自分だけのスタイルを貫けるように
“一定の形式・スタイル”を示すことから、流行に流されず自分らしさを大切にできる人という願いを込められます。仕事や趣味、ファッションなどあらゆる面で独自の美学をもち、周囲に良い刺激を与える存在を思い描けます。

新たな基準を生み出す先駆者に
“他を比べて調べる”“物差しとなる”という意味から発展し、既存の枠にとらわれず未来のスタンダードを創造する人という独自の願いも込められます。科学・芸術・ビジネスなど多彩な分野で新たな価値を提示し、人々の指標となるようなリーダーシップを期待できます。
「格」を使った名前
58 件の名前がみつかりました
気になる名前は [ ] で保存!LINEでシェア!!
「お気に入り(画面上部)」で確認できます
前日(12月23日)
「名前に使える漢字」ランキング
| 順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
| 2 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
| 3 | 柊 | 9 | しゅう、ひいらぎ。モクセイ科の常緑小高木、スズキ目の海魚 | |
| 4 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
| 5 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
| 6 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
| 7 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
| 8 | 茉 | 8 | 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 | |
| 9 | 月 | 4 | つき。空に見える天体のひとつ。地球の衛星。ひとつき。一か月。歳月、年月。七曜のひとつ、月曜 | |
| 10 | 颯 | 14 | はやて、さっと吹く風、疾風。風の吹く様子、その音。きびきびした様子。 |
