「知」の意味、読み方や画数は?知に込める願い、知を使った名前一覧
- 意味&イメージ
- 知る、さとる、感じる、認める、分かる。知らせる、知らせ。ちえ、考える能力、知りたいという欲求。相手を知っている、知り合い。つかさどる、おさめる。など。
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- 漢字の意味から「知」は「聡明 誠実」のイメージがあります。 ▼「知」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「知」は、名前として「大知(たいち)、大知(だいち)、知隼(ちはや)、知樹(ともき)、泰知(たいち)、知聖(ちさと)、知花(ちか)」などの読み方で使われています。 ▼「知」を使った名前一覧を見る
画数 | 8画 |
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種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
名のり | あき・あきら・おき・さと・さとし・さとり・さとる・ちか・つぐ・とし・とも・のり・はる・かず |
訓読み | し(る)【表外読み】し(らせる) |
音読み | チ |
部首 | 矢(や/やへん) |
学習漢字 | 学習漢字2年 |
熟語 | 人知(じんち)・下知(げち)・才知(さいち)・大知(たいち)・予知(よち)・世知(せち/せいち)・未知(みち)・存知(ぞんち/ぞんじ)・奇知(きち)・周知(しゅうち)・承知(しょうち)・英知(えいち)・既知(きち)・故知(こち)・通知(つうち)・理知(りち)・探知(たんち)・衆知(しゅうち)・報知(ほうち)・頓知(とんち)・察知(さっち)・熟知(じゅくち)・機知(きち) |
他字体 | |
意味 | 知る、さとる、感じる、認める、分かる。知らせる、知らせ。ちえ、考える能力、知りたいという欲求。相手を知っている、知り合い。つかさどる、おさめる。 |
イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「知」の意味
- 知恵
- 物事の本質を知り、是非や善悪を判断する能力
- 相手を理解し、付き合う
- 物事を見抜き、理解する能力
- 取り仕切る、司る
「知」は、男女ともに名づけの際に人気のある漢字です。
「知恵」や「知能」といった言葉があるように、物事の本質を知ることや感じ取るという意味が広く知られています。
勉強をして物事を知っていく経験も本能的に物事の善悪や本質を感じ取ることの出来る才能も、人生を生きていく上ではこの上なく大切なものです。名前同様、ご両親が授けられる贈り物です。
知識という熟語で広く認識されている「知」は、「知人」という言葉もあるように相手を理解し付き合うという意味も持つ漢字です。
相手の本質を見抜く力は、理解を深めることにも繋がります。また、何が重要なのかを理解する知識と実行出来る行動力があるため、人々の先頭に立って導く「知事」といった熟語にも「知」が使われています。
知の漢字の成り立ち・由来
「知」は、象形文字である「矢」と「口」が組み合わさって生まれた漢字です。
「矢」は、古くから神聖なものとして扱われ、神様に祈りをささげる際にも使われてきたもの。
今でも、矢は神社では魔を払う「破魔矢」として販売されているので、年始に買い求める方も多いのではないでしょうか?
「口」は、矢と同じように神様への祈りの際に使われた器のこと。どちらも神様に通じる象形文字である「矢」と「口」が使われた「知」は、神様が物事を悟らせるといった意味で「知る、悟る」という意味になりました。
日本の歴史に登場する卑弥呼を始め、昔は神様の声を届ける代弁者が重要視されていました。神様に判断を仰ぎ、国の行く末や今後のことを聞いていたのです。
そう考えると、神様に祈り声を聴いていたという行為は「知」という成り立ちととても密接だと印象付けられます。
「知」のイメージ、名前に込める願い
「知」は、賢い、物事の判断に長けているという印象から、賢い子に育って欲しいという願いが込められることが多い漢字です。
物事を正しく判断出来るのは、冷静でいて目先の情報にとらわれない洞察力を持っているからです。
正しい判断が出来るだけの知識と好奇心も持ち合わせています。
考えることも柔軟性に富んでいるので、未来の可能性も広がるでしょう。
また、柔軟性は他の人の考えを否定せず、たとえ自分と違っても意見を受け入れ糧にすることにも繋がります。
他人の意見を否定せずに素直に聞ける人は、貴重な存在です。静かに話を聞く姿は、思慮深く思いやりに溢れています。
見聞きした知識から、思いがけないアイデアをひらめくかもしれませんね。
- 賢い
- 判断能力に長けている
- 本質がわかる
- 洞察力が高い
- 理解力が高い
- 好奇心旺盛
- 思慮深い
- 優しい
- 思いやり
- 忍耐強い
- 柔軟
- 繊細
これらのイメージから、このような願いを込めることができます。

賢く、判断能力に長けた子に育つように

物事の善悪や是非を正しく見極められるように

人の意見を聞ける思いやりに溢れる子に育つように

柔軟に考えを変えることが出来て、明るい未来を切り開けるように
「知」の読み方いろいろ
物事を正しく判断する、その能力に長けていることを意味する「知」は、 音読みで「チ」、訓読みでは「し(る)、」と読みます。
名づけに多く使用される読み方は、「あき、あきら、おき、かず、さと、さとし、さとる、じ、しり、しる、ちか、つぐ、とし、とも」など様々です。
「知」の漢字の説明の仕方
- 知識の「知」
- 原沙知絵の「知」
- 成川知也の「知」
「知」を使った熟語
- 叡知(えいち)
- 優れた知恵、物事の道理を深く理解し、通じる才知に長けている様子のことです。哲学では、物事の真実を理性的に悟り認識する力の事を指します。様々な情報が溢れる今の社会に生きる中で、嘘や誤った情報に踊らされず正しいものを見抜けることは何よりの力になります。知識人で理性的な人は、良い人にも恵まれるはずです。
- 知己朋友(ちきほうゆう)
- 自分の事を深く理解し良くしてくれる親しい友人のことです。また、交友関係のある友人全てのことも指します。「知己」は、自分の才能や性格、人柄をよく知っている人のこと。「朋友」は、友達や友人のことです。親友を指す熟語でもあります。才能や性格を知り尽くした上で仲良くしてくれる友人は、いくつになっても大切にしたいですね。
「知」を使ったおすすめの名前
「知」は、1文字でも名前に使うことが出来ますが、他の漢字との組み合わせも多い漢字です。
男女ともに名づけに人気がある「知」は、2文字、3文字問わず名前のどこに置いても違和感なく馴染みます。
読み方のバリエーションも多い上に、シンプルな字体なので多くの漢字との相性もとても良い漢字です。
以下に「知」を使ったおすすめの名前をご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。
男の子の名前
大知(たいち、だいち)

男の子の名づけにとても人気のある「大」と「知」を組み合わせた名前です。末広がりで大きい、重要、優れたなどスケールの大きな意味を持つ「大」は、大らかで広い心の持ち主になるよう願いが込められることの多い漢字です。思慮深く判断能力に長け、どんな人にも優しく出来るような立派な人になれるように願いが込められています。
おすすめの名前ピックアップ
女の子の名前
彩知(さち)

彩鮮やかで可愛らしい印象のある「彩」と「知」を組み合わせた名前です。様々な美しく鮮やかな色を連想する「彩」は、姿だけでなく所作や内面の美しさも表現しています。女の子の名づけに人気のある「彩」が組み合わさったことで、教養も兼ね備えた上品さも連想することが出来ます。日常を明るく豊かにするだけでなく、賢く思慮深い女性になるようにと願いが込められています。
おすすめの名前ピックアップ
「知」を使った名前
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前日(4月21日)
「名前に使える漢字」ランキング
順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
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1 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
2 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
3 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
4 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
5 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
6 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
7 | 那 | 7 | 多い。美しい。疑問や反語を表す語、なんぞ、いかんぞ、いかん。あれ、あの。どれ、どの。(時間や場所)において。 | |
8 | 茉 | 8 | 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 | |
9 | 依 | 8 | 寄りかかる、頼りにする。もたれかかる。よりどころにする、根拠にする。従う。そのまま、元のまま、以前のまま、昔ながら。はっきりしない、ぼんやりしている。弱いものを大切にする。助ける。 | |
10 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 |