「称」の意味、読み方や画数は?称に込める願い、称を使った名前一覧
- 意味・イメージ
- となえる、名を呼ぶ。ほめる、たたえる。あげる、持ち上げる。つり合う。適合する。重さをはかる器具。「秤 など…
- ▼「称」の意味や由来
- 印象・願い
- 人を称え、周囲を明るく照らす存在に。自分らしさと調和を大切に歩めるように。真価を量り、新しい価値を言葉にできる人に。
- ▼「称」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「称」は様々な読み方があり、一文字の名前では「かな、しょう」など、二文字名は「沙称(さな)、杏称(あんな)、未称(みあ)、称多(かなた)」などがあります。
- ▼「称」を使った名前一覧を見る
| 画数 | 10画 |
|---|---|
| 種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
| 名のり | あぐ・かみ・な・のり・みつ・よし |
| 訓読み | 【表外読み】とな(える)・ たた(える)・ あ(げる)・ かな(う)・ はか(る) |
| 音読み | ショウ |
| 部首 | 禾(のぎ/のぎへん) |
| 熟語 | 公称(こうしょう)・自称(じしょう)・仮称(かしょう)・名称(めいしょう)・改称(かいしょう)・対称(たいしょう)・卑称(ひしょう)・俗称(ぞくしょう)・美称(びしょう)・併称(へいしょう)・略称(りゃくしょう)・通称(つうしょう)・詐称(さしょう)・尊称(そんしょう)・敬称(けいしょう)・謙称(けんしょう)・愛称(あいしょう)・総称(そうしょう)・僭称(せんしょう) |
| 他字体 | 稱 異体字・同字 |
| 意味 | しょう、となえる、たたえる。ほめたたえる。となえる、名づける。重さをはかる。天秤や重さをはかる機器。かなう、適合する、つりあいがとれる。 |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「称」の意味
- となえる、名を呼ぶ
- ほめる、たたえる
- あげる、持ち上げる
- つり合う。適合する。
- 重さをはかる器具。「秤」の意味。
「称」は、物や人を呼び表したり名前を付けたりする場面で最もよく使われる漢字です。また、「称賛」「称える」のように優れた点をほめたたえる意味合いでも広く用いられます。
さらに、何かを高く掲げる「あげる」意があり、左右がぴったりと合う様子を示す際には「対称」などの語に現れます。「称量」の語が示すように、重さをはかる意味でも使われ、さまざまな働きをもつ文字です。
「称」のイメージ、名前に込める願い
「称」は“呼ぶ”“名づける”という原義から、人や物の魅力を言葉にして届ける力をもつ漢字です。
また「称賛」に見られるように、相手をたたえ、良いところを光に当てるニュアンスも含みます。
さらに「釣り合う」の意味からは、周囲と調和しながらも自分らしさを失わない芯の強さが感じられます。
呼び名を授ける行為は、その存在を認め、大切に思う気持ちの表れです。自分や周囲を肯定し合い、互いに価値を見出して高め合う人物像が浮かびます。
相手を素直にほめ、言葉で気持ちを伝えられるコミュニケーション力、そして場のバランスを測れる冷静さ――そんな多彩な魅力をひと文字で表現できるのが「称」です。
音の響きも凛としており、シンプルながら深い意味が込められるため、第一印象に残りやすい一字です。

人を称え、周囲を明るく照らす存在に
「称賛」「称える」という言葉から連想できるように、相手の良いところを素直に見つけて言葉にできる人は、周囲に温かな光を広げます。誰かの頑張りを認め、喜びを共有できる力は、人間関係をしなやかに育てる大切な資質。この一字には、ポジティブな言葉を惜しまずに発し、仲間を励ましながら自分も成長していける人物像が重ねられます。

自分らしさと調和を大切に歩めるように
「釣り合う」「適合する」という意味からは、バランス感覚に優れ、周囲と協調しながらも自分の軸を保つイメージが生まれます。多様な価値観が交わる現代社会で、調和を図りつつも流されない強さは大きな武器。この字からは、環境に合わせながらも本質的な自分らしさを大切にする姿もイメージできます。

真価を量り、新しい価値を言葉にできる人に
古くは「秤」の意味も持つ「称」。ここから「ものごとの重みを量る」「真価を見極める」という独自の願いを導くことができます。情報があふれる時代、自分の基準で価値を測り、それを言葉にして提案できる人は周囲に新しい視点を届けられる存在。「称」を通して、洞察力と発信力を兼ね備え、社会に新たな価値を示せる人物へと成長してほしい――そんな一歩先を見据えた想いも込められます。
「称」を使った名前
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前日(12月15日)
「名前に使える漢字」ランキング
| 順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 柊 | 9 | しゅう、ひいらぎ。モクセイ科の常緑小高木、スズキ目の海魚 | |
| 2 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
| 3 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
| 4 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
| 5 | 茉 | 8 | 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 | |
| 6 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
| 7 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
| 8 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
| 9 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | |
| 10 | 悠 | 11 | 時間的または空間的に遠い、はるか、永遠。どこまでも続く様子。ゆったり、のんびりしている、のどかな様子。気の長い、急がない。 |
