「吉」の意味、読み方や画数は?吉に込める願い、吉を使った名前一覧
- 意味・イメージ
- よい。めでたい。立派。幸い。縁起が良い。 など…
- 「吉」は「聡明、幸運、縁起が良い」のイメージがあります。
- ▼「吉」の意味や由来
- 印象・願い
- 幸運に恵まれた人生を送ることができるように。穏やかで朗らかな人になるように。ポジティブで周りを明るく照らす人に。
- ▼「吉」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「吉」は、名前として「陽吉凛(ひより)、陽吉莉(ひより)、吉与志(きよし)、吉里子(きりこ)、吉良利(きらり)、吉良梨(きらり)、十吉子(とよこ)」などの読み方で使われています。
- ▼「吉」を使った名前一覧を見る
画数 | 6画 |
---|---|
種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
名のり | き・さち・とみ・はじめ・よ・よし |
訓読み | 【表外読み】よ(い) |
音読み | キチ・キツ |
部首 | 口(くち/くちへん) |
熟語 | 大吉(だいきち)・不吉(ふきつ) |
他字体 | 𠮷 異体字・俗字 |
意味 | よい、優れている、賢い、立派。道徳的に正しい。運がいい、めでたい、縁起がいい、幸い。ついたち、月の1日目。 |
イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「吉」の意味
- よい。
- めでたい。
- 立派。
- 幸い。
- 縁起が良い。
「吉」は、「大吉」や「吉事」「吉報」など、良いことや祝い事、縁起が良いといった意味がある漢字です。
吉兆のシンボル・四葉のクローバー
虹色の雲を指す「瑞雲」を始め、世界には吉兆(幸運)のシンボルが数多くあります。
中でも、見つけてラッキーと思う人も多いのが、四葉のクローバーです。
1万分の1の確率でなるとされる四葉のクローバーは、それぞれの葉に、希望・愛情・幸運・健康(アメリカでは、愛情・名声・健康・富)の意味があります。
ドライフラワーにすることでしおりなどにできる四葉のクローバーは、見つけた人も贈られた人にも吉兆をもたらすでしょう。
「吉」の漢字の成り立ち・由来
「吉」は、会意文字です。
成り立ちの諸説はさまざまですが、一説には斧などの刃物を意味する象形の「士」と祝詞を入れる器を意味する象形の「口」が組み合わさって成り立ったとされています。
神様への祈りを捧げるめでたい祭事を表しており、そこから「めでたい」という意味が生まれました。
「吉」のイメージ、名前に込める願い
「吉」は、古くから「良いこと」「めでたいこと」を意味する文字として親しまれてきました。
そのため、この漢字には、幸運や幸福を引き寄せるポジティブなイメージが強くあります。
字形は左右対称であるため、美しさや安定した印象もうかがえます。
幸運に恵まれるように
「吉」という漢字を持つ人は、運が良く、様々な場面で幸運を手に入れる人物像が浮かびます。
「吉事」や「吉報」といった言葉からもわかるように、吉は喜ばしい出来事や良い知らせと結びついています。
子どもが無事に生まれてきてくれたことへの感謝を名前に込めることができるでしょう。
穏やかで朗らかな性格
「吉」の文字は、「平和」や「安定」の象徴とも言えます。
吉を名前に持つ人は、穏やかで心の広い性格を持ち、他者を安心させる存在であることが期待されます。
周囲に対して柔軟であり、人間関係においても争いを避け、調和を大切にする性格の持ち主として描かれます。
前向きで幸せをもたらす人
「吉」を名前に持つ人は、いつも前向きで明るい性格を持ち、周囲に幸せや希望をもたらすイメージがあります。
どんな困難にも前向きに立ち向かい、その姿勢は他者に希望を与えることでしょう。
吉の持つポジティブなエネルギーは、人々を元気づけ、活気を与える存在としての役割を担います。
様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。
- 幸運
- 祝福
- 穏やか
- 優しい
- 前向き
- 朗らか
- 安定
これらのイメージから、名前にこのような由来や意味を込めることができます。

幸運に恵まれた人生を送ることができるように

穏やかで朗らかな人になるように

ポジティブで周りを明るく照らす人に
「吉」の読み方いろいろ
「吉」の音読みは「キチ、キツ」、訓読みは「よ(い)」です。
名のりに用いられる読みは、「さち、とみ、はじめ、よし」です。
吉を使った男の子/女の子の名前~由来&意味付け~
「吉」を使った名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。
- 吉(はじめ、きつ)
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「吉」を用いた1文字での名前は、「大吉」「吉日」などの言葉を彷彿とさせる名前です。
「我が子が生まれてきてくれた幸せな日を忘れないでほしい」といった両親の思いを込めることができます。
運が良く、立派な人に成長できることを願うこともできるでしょう。
日本の男児の名前に古くから使われていることから、伝統や日本らしさを大切にできる立派な姿もイメージできる名前と言えます。
- 辰吉(たつき)
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竜を意味する「辰」を用いた名前です。
辰年生まれの子どもにぴったりの名前と言えるでしょう。
辰年は、先見の明があり、出世などに縁があるとされています。
竜は守り神としても祀られており、日本らしい「吉」と組み合わせることで「子どもの将来が明るくなるように」「魔を退け、人に恵まれる人生を送ることができるように」といった願いを込めることができるでしょう。
- 律吉(りきち、りつき)
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「律する」という言葉から、人気がある「律」を用いた男の子の名前です。
「りきち」の響きは、大変古風な印象があり、知的で昔ながらの強さを感じることができるでしょう。
自分を律するということは、自分の欲望を抑え、周囲のために力を尽くすイメージがあります。
「吉」と組み合わせることで、人に親切にして幸運に恵まれ、祝い事がたくさん訪れる人生になることを願うことができる名前と言えるでしょう。
- 吉助(きすけ)
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「助」を添字に用いた男の子の名前です。
「すけ」の読みで古くから用いられ、古風な雰囲気が魅力の漢字と言えます。
「人を助けることができる人になるように」という願いをストレートに名前に込めることができることから、強かで優しい人物への成長が期待できるでしょう。
「吉」と組み合わせることで、和風で日本男児らしいたくましさなども連想できます。
幸運や良縁に恵まれ、笑顔が多い毎日を過ごすことができるでしょう。
- 吉花(きっか)
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大和撫子の雰囲気がある「吉花」は、春の花であるカキツバタの別称としても使われる言葉です。
美しい紫や青色の花を咲かせるカキツバタの花言葉は「幸せは必ず来る」「思慕」「高貴」です。
「吉花」の字面もシンプルでおしゃれな印象を与え、響きもスタイリッシュと言えるでしょう。
「子どもの将来が穏やかで平和なものになるように」「花のように美しく、たくさんの幸運に恵まれるように」といった願いが込められる名前です。
「吉」を使った男の子/女の子の名前リスト
男女どちらにも名付けられる名前
男の子におすすめの名前
女の子におすすめの名前
「吉」は名前に良くない?名付けの際の注意点
幸運をイメージしやすい「吉」は、苗字にも多い漢字であるため名付けには注意が必要と言えます。
名前なのか苗字なのかわかりにくい名前は、成長するにつれて子どもが苦労をする恐れがあります。
名付ける時は、苗字に似た響きや字面の漢字は避けることがおすすめと言えるでしょう。
一方で、「吉」は、それだけ日本人にとって馴染み深く、親しみやすさを感じる漢字です。
両親から子どもへの想いや願いをストレートに伝えやすいため、後悔しない名前を子どもに贈ることが大切です。
「吉」を使った名前
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前日(5月28日)
「名前に使える漢字」ランキング
順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
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1 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
2 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
3 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
4 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
5 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
6 | 颯 | 14 | はやて、さっと吹く風、疾風。風の吹く様子、その音。きびきびした様子。 | |
7 | 那 | 7 | 多い。美しい。疑問や反語を表す語、なんぞ、いかんぞ、いかん。あれ、あの。どれ、どの。(時間や場所)において。 | |
8 | 月 | 4 | つき。空に見える天体のひとつ。地球の衛星。ひとつき。一か月。歳月、年月。七曜のひとつ、月曜 | |
9 | 悠 | 11 | 時間的または空間的に遠い、はるか、永遠。どこまでも続く様子。ゆったり、のんびりしている、のどかな様子。気の長い、急がない。 | |
10 | 茉 | 8 | 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 |