「阿」の意味、読み方や画数は?阿に込める願い、阿を使った名前一覧

阿

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意味・イメージ
山や川の曲がりくねった所やくぼみ。人におもねる。へつらう。親しみをこめて人名などの前に付ける接頭語。 など…
「阿」は「自然」のイメージがあります。
「阿」の意味や由来
印象・願い
人と親しみ深くつながれるように。心穏やかに自分らしく歩めるように。固定観念にとらわれず学びや創造の幅を広げていく柔軟性を。
「阿」のイメージ、名前に込める願い
名前の読み方
「阿」は、名前として「阿蘭(あらん)、大阿(だいあ)、乃阿(のあ)、阿香里(あかり)、阿未(あみ)、阿子(あこ)、阿季(あき)」などの読み方で使われています。
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画数 8画
種類 人名用漢字   名付けに使えます
名のり お・ひさ
訓読み くま・おもね(る)・よ(る)・ひさし・お
音読み
部首 阝(こざと/こざとへん)
他字体
意味 丘、大きい丘。山や川が曲がって入り組んだところ、くま。ひさし、のき。おもねる、へつらう。寄る、寄りかかる。親しみを込める意味で人を呼ぶ語につける語。
イメージ

表外読みは常用漢字表にない読み方です

「阿」の意味

  • 山や川の曲がりくねった所やくぼみ。
  • 人におもねる。へつらう。
  • 親しみをこめて人名などの前に付ける接頭語。
  • 梵語や外国語の音を写すのに用いる。

「阿」という漢字は、もともと山や丘の曲がりくねった地形やくぼんだ場所を指す言葉です。そこから転じて、人が他人に対してこびへつらったり、迎合したりする意味も持つようになりました。

また、「阿」は仏教の世界でも大切な役割を持ちます。仏教の経典でよく使われる「阿弥陀(アミダ)」などの言葉において、サンスクリット語の発音を漢字で表し、神聖な響きを伝える役割を果たしています。

さらに「阿母」「阿兄」のように、親しみや愛情を込めて家族や親しい人を呼ぶときに添える接頭語としても用いられます。

「阿」のイメージ、名前に込める願い

「阿」は山あいのくぼみを指す古い言葉から生まれた漢字です。自然が抱く柔らかなふところを思わせ、穏やかに包み込む印象を与えてくれます。

同時に、仏教語として多く用いられることで神聖な響きも帯び、静かな気高さを感じさせます。

家族や親しい人を呼ぶときに添えられてきた歴史から、親しみ・愛情・結びつきといった温もりも想起できます。

「阿」はシンプルで奥ゆかしい一文字。自然への敬意と人へのやさしさ、そして精神的な深みを兼ね備えており、落ち着きのある印象を与える漢字です。

見る人によって「自然のやすらぎ」「人と寄り添う温かさ」「精神性への憧れ」と、さまざまなイメージが広がる漢字なので、ほかの漢字との組み合わせ次第で個性を豊かに演出できます。

人と親しみ深くつながれるように

「阿」には、古くから家族や大切な人の呼び名に添えられてきた背景があります。その響きには距離を縮める力があり、名前に用いれば、思いやりをもって人と接し、周囲からも温かく迎えられる人生を願うことができます。

相手の立場に寄り添いながら、自然体で関係を育む穏やかな人柄を期待できます。

心穏やかに自分らしく歩めるように

静かな山あいを思わせる「阿」には、包み込むような安心感があります。名前に込めれば、揺るぎない内面を育み、どんな環境でも自分のペースで歩みを進められる落ち着きを願うことができます。

自然と調和するように、周囲と調和しながらもぶれない芯をもつ姿をイメージできます。

固定観念にとらわれず学びや創造の幅を広げていく柔軟性を

サンスクリット語の音写に使われる「阿」は、異文化の言葉を取り込み新しい世界を開いた漢字でもあります。その背景から、固定観念にとらわれず未知を楽しみ、学びや創造の幅を広げていく柔軟性を願うことができます。

好奇心を原動力に、新たな発想を生み出すクリエイティブな生き方を期待できる、少し個性的な願いの込め方です。

「阿」を使った名前

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「名前に使える漢字」ランキング

順位 漢字 画数 読み いいね
1 9 しゅう、ひいらぎ。モクセイ科の常緑小高木、スズキ目の海魚
178
2 8 くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。
281
3 12 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。
550
4 8 さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。
234
5 8 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木
161
6 10 モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。
582
7 7 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。
158
8 8 やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。
327
9 12 あおい。アオイ科の植物の総称。
382
10 11 時間的または空間的に遠い、はるか、永遠。どこまでも続く様子。ゆったり、のんびりしている、のどかな様子。気の長い、急がない。
373

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