「希」の意味、読み方や画数は?希に込める願い、希を使った名前一覧
- 意味・イメージ
- まれ、珍しい、少ない、薄い。かすか。望む、こいねがう。乾く。 など…
- 「希」は「向上心、希望」のイメージがあります。
- ▼「希」の意味や由来
- 印象・願い
- 希望に満ちた人生を過ごせるように。どんな時でも夢をあきらめずにいてほしい。類い希な才能を身につけられるように。いつでも大切な存在であること。「大」という漢字は男の子の名付けにおい……
- ▼「希」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「希」は、名前として「希龍(きりゅう)、颯希(りゅうき)、琉希(りゅうき)、龍希(りゅうき)、俊希(しゅんき)、脩希(しゅうき)、駿希(しゅんき)」などの読み方で使われています。
- ▼「希」を使った名前一覧を見る
画数 | 7画 |
---|---|
種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
名のり | のぞみ・のぞむ |
訓読み | 【表外読み】まれ・ こいねが(う) |
音読み | キ【表外読み】ケ |
部首 | 巾(はば/はばへん/きんべん) |
学習漢字 | 学習漢字4年 |
熟語 | 古希(こき) |
他字体 | |
意味 | 稀(まれ)。数が少なく、貴重であること。珍しい。望む、求める、希う(こいねがう)。かすか、まばら、薄い |
イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「希」の意味
- まれ、珍しい、少ない、薄い
- かすか
- 望む、こいねがう
- 乾く
「希」という漢字は、大きく分けて二つの意味を持っています。
一つは「希少」で「珍しい、少ない、めったにない」という意味で、もう一つは「希望」で、つまり「望む、こいねがう」という意味です。
「希」と言えば、まず先に「希望」が思い浮かぶほど、ポジティブで名前にもピッタリの漢字です。
薄い、珍しいという意味を持っていますが、ネガティブな意味で使われることはほとんどありません。
「こいねがう」とは、強く願う、何度も繰り返し願うことで、普段よりも実現が難しいことを願っているという意味合いになります。
希の漢字の成り立ち・由来
希という漢字は、「爻」と「巾」の組み合わせで成り立っています。
「爻」は線と線が交差している様子を表しており、糸、交わる等の意味で、「巾」は布を意味しています。
この爻と巾の組み合わせにより「糸が多く絡んだ折り目の少ない布」を表しています。
折り目の少ない織物は、普段は滅多に見ることが出来ないことから、珍しい、まれである、という意味になりました。
「希」と「稀」の違い
「希」と似た漢字に「稀」があります。稀は希に穀物を表す「禾」を組み合わせで成り立っており、穀物がまばらなことから「うすい、まれ、めったにない」という意味を持ちます。
「まれ、めったにない」という意味は希と稀は共通して持っています。
しかし稀は「希望、こいねがう」という意味は持っていません。同じような由来を持つ似た漢字でも、違いを知っておくと名付けの際の参考になります。
「希」のイメージ、名前に込める願い
「希」は、希望というプラス思考満載のイメージを持っている漢字です。また、それと同時に「希少」という意味も兼ね備えていることから、様々なイメージを描くことができます。
- 希望
- 可能性
- ポジティブ
- 願い、期待
- 貴重
- 個性
これらのイメージを踏まえると、名前に様々な願いを込めることができます。

希望に満ちた人生を過ごせるように

どんな時でも夢をあきらめずにいてほしい

類い希な才能を身につけられるように

いつでも大切な存在であること
これらのイメージ、願いは男の子、女の子のどちらともに込められるものです。
「希」という漢字の見た目、漢字の持つ意味、イメージと、「キ」という読みの響き、これら全てが性別を問わずに使うことが出来る男女ともに名付けにおいて人気の漢字となっている理由です。
「希」の読み方いろいろ
「希」の読み方は、音読みでは「キ、ケ」、訓読みでは「まれ、のぞ(む)」、名前に使う名乗りでは「のぞ、のぞみ、のぞむ、やす」があります。
「希」という漢字は、名前の頭文字につけても、中間でも、止め字として最後に付けることも出来ます。読みは、いずれの場合も「キ」と読むことが多いようです。
一文字で希(のぞみ、のぞむ)という名前も男女ともに人気があります。
「希」を名前に使う際の注意点
「希」という漢字は名付けにおいて男女ともに人気なので、場合によっては男の子なのか女の子なのか分かりにくい、というケースがあるようです。
名前で男の子と間違えられる、また女の子と間違えられるのを避けたい場合は、組み合わせる漢字を性別の分かりやすい漢字にするなどの工夫をすると良いでしょう。
「希」の漢字の説明の仕方
- 希望の希(き)
- 佐々木希の希(のぞみ)
「希」を使った熟語
- 希代(きたい)
- 世にもまれなこと。めったに見られないこと。またその様を表した言葉です。不思議な様子という意味も持っています。「希」は珍しい、数が少ないという意味で、「代」は一代、二代、代替わりの代です。この漢字の組み合わせで、「一代に少ししか現れない」という意味になります。「希代の名優」「希代の名馬」のように、めったに見られない素晴らしい存在を表す言葉として主に用いられます。
- 希少価値(きしょうかち)
- 物事の量や数がきわめて少ないために生じる価値のことです。そのものが世の中に少ししかない、なかなか手に入らないことから生じる高い価値を表しています。「希少」とは数や量が少なくて珍しいという意味です。「希少価値のある骨董品」「昔の日用品も今では希少価値がある」のように用いられます。
「希」を使ったおすすめの名前
「希」を使ったおすすめの名前をご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。
男の子の名前
大希(だいき、たいき)

「大」という漢字は男の子の名付けにおいてとても人気があります。大には元気さやおおらかさ、健康的なイメージがあります。大は男の子らしさを象徴しているので、希の持つ優しい雰囲気を文字通り大きく包み、名前に込めた願いをさらに膨らませてくれます。まさに、大きな希望に満ちたポジティブ感満載の名前です。
おすすめの名前ピックアップ
女の子の名前
希穂(きほ)

希を頭文字に使い、穂を組み合わせた名前です。「穂」という漢字は生命力や秋の自然をイメージさせ、「実りの多い、恵の多い人生を」という願いが込められます。「ほ」という温かく優しい響きが女性らしさも感じさせます。この穂に希望に満ちた希を組み合わせることにより、名前に込めた願いをさらに強調した名前になります。
おすすめの名前ピックアップ
「希」を使った名前
238 件の名前がみつかりました
気になる名前は [ ] で保存!LINEでシェア!!
「お気に入り(画面上部)」で確認できます
前日(5月8日)
「名前に使える漢字」ランキング
順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
---|---|---|---|---|
1 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
2 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
3 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
4 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
5 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
6 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
7 | 颯 | 14 | はやて、さっと吹く風、疾風。風の吹く様子、その音。きびきびした様子。 | |
8 | 月 | 4 | つき。空に見える天体のひとつ。地球の衛星。ひとつき。一か月。歳月、年月。七曜のひとつ、月曜 | |
9 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | |
10 | 音 | 9 | (耳で感じ取ることができる)おと。ねいろ、ふし、うた。噂、評判。たより、訪れ、しらせ、消息。言葉や言語。声、なき声。 |