「敏」の意味、読み方や画数は?敏に込める願い、敏を使った名前一覧

敏

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意味&イメージ
はやい、行動、動作が素早い。頭のはたらきがするどい、賢い、さとい。など。
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漢字の意味から「敏」は「聡明」のイメージがあります。 ▼「敏」のイメージ、名前に込める願い
名前の読み方
「敏」は様々な読み方があり、一文字の名前では「はる、さとし、とし」など、二文字名は「敏空(とあ)、敏子(としこ)、敏夫(としお)、敏郎(としろう)」などがあります。 ▼「敏」を使った名前一覧を見る
画数 10画
種類 常用漢字   名付けに使えます
名のり あきら・さと・さとし・すすむ・つとむ・と・とし・はや・はやし・はる・みぬ・ゆき・よし
訓読み 【表外読み】と(し)・ さと(い)
音読み ビン
部首 攵(ぼくにょう/ぼくづくり)
熟語 不敏(ふびん)・明敏(めいびん)・俊敏(しゅんびん)・過敏(かびん)・鋭敏(えいびん)・機敏(きびん)
他字体  旧字体・人名用漢字
意味 はやい、行動、動作が素早い。頭のはたらきがするどい、賢い、さとい。
イメージ

表外読みは常用漢字表にない読み方です

「敏」の意味

  • とし。はやい。すばやい。
  • さとい。かしこい。

「敏」は、「敏速」「敏捷」など早い、素早いという意味を持つ漢字です。

また、「敏感」「敏い」など、賢く理解や判断が早い様子も意味します。

土佐藩出身の政治家・河野敏鎌(こうのとがま)

土佐藩内で実権を握るほど有能な政治家だった河野敏鎌。

河野敏鎌は大隈重信を支援し、文部省の高官として日本の教育制度の基礎作りに貢献しました。

明治維新期には討幕運動に関与し、文部省で教育制度の整備に努めました。

高知県を代表する偉人であり、教育制度の整備や討幕運動への参加などを通じて明治時代の日本に大きく貢献した人物です。

「敏」の漢字の成り立ち・由来

「敏」の成り立ちは様々ですが、「攵」(動作や行動を示す)と「毎」(音と意味を担う)からできているとされています。

意識がはっきりとしないうちに物事が済む様子を表しており、そこから「すばやい、かしこい」という意味が生まれました。

「敏」のイメージ、名前に込める願い

「敏」は、スピード感や感覚が鋭いイメージがある漢字です。

積極的に物事に取り組む様子や瞬発力などが連想できます。

感覚の鋭さは、クリエイティブな才能にも通じます。

古くから名前に用いられてきた漢字であるため、日本らしさや人柄の良さなどをイメージできることから、名付けにさまざまな願いを込めることができます。

どんなことにも積極的に取り組める人になるように

「敏」は、考えや行動力が俊敏な様子をイメージできるため、やらなければいけないことや興味があることに積極的に取り組む様子をイメージすることができます。

失敗しても粘り強く努力を重ね、成功を掴む人生になることを願うことができるでしょう。

素早く物事を判断し、着実に経験を積んでいく様子や視野を広げていく姿もうかがうことができます。

知的で判断力がある人に成長するように

「敏」は、知的で賢いイメージを持つ漢字です。

冷静に状況を分析し、違和感を見逃さずにその時に合った英断を下すことができる人への成長を願うことができます。

俊敏性から、特にスポーツが得意で活躍する様子もイメージできます。

「活発で、瞬発力を持つ人になるように」といった願いが込められるでしょう。

感覚が鋭く、新しいものを生み出す人になるように

「敏」は、敏感に物事を捉え、生かす様子がイメージできます。

優れた観察眼から絵画や詩、小説など、芸術面での才能に優れ、今まで見たことがないような新しいものを生み出すことができる姿を連想できます。

個性がある人は、人と同じことをしていても何か光るものを持っています。

枠に収まらず、自分らしさを発揮できることを願うことができるでしょう。

「敏」の読み方いろいろ

「敏」の音読みは「ビン、ビ」、訓読みは「と(し)、さと(い)」です。

名乗りに用いられる読みは、「さとし、すすむ、つとむ、とし、はや、はやし、はる、みぬ、ゆし、よし」になります。

名優・西田敏行さんのように、「とし、はや」などの読みは、特に男の子の名前に人気があります。

敏を使った男の子/女の子の名前~由来&意味付け~

「敏」を使った名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。

敏(さとし、つとむ)

「敏」は、「さとし」や「つとむ」以外に「あきら、すくむ、はる、よし」などの多彩な読みで名付けることができる漢字です。

「さとし」は昔から名付けに用いられる読みなので親しみやすさを、「あきら」や「はる」は明るさやおしゃれさがうかがえる読みと言えます。

読みによって印象が変わるため、子どもの顔を見てから決めることもおすすめです。

「スポーツも勉学も優秀な子になるように」といった願いが込められます。

敏行(としゆき)

「行」を添字に用いた男の子の名前です。

親しみやすい字面と読みは、真面目で一度決めた目標に向かってまっすぐに進んでいく様子が連想できます。

頼もしさや責任感、誠実な面もうかがえるでしょう。

「敏」は、「俊敏」などの言葉から、スピード感もイメージできます。

好奇心旺盛で行動が早く、さまざまなことにチャレンジをする姿が連想できる名前と言えます。

いろいろなことに挑戦し、夢を叶える人生になることを願えるでしょう。

敏輝(はるき)

「輝」を名前の添字にすることで、明るく希望となる人物への成長を願うことができます。

「はるき」の読みは、温かみや朗らかさ、溌剌とした様子がうかがえるでしょう。

文武両道で、優れた感性や才能に恵まれる様子もイメージしやすい名前と言えます。

画数が多い漢字を組み合わせることで、名前に重みも出ます。

「明るく楽しい毎日を過ごせるように」「友人に恵まれ、尊敬される人になれるように」といった願いが込められます。

敏大(としひろ)

男の子の名付けに根強い人気がある「大」を用いることで、愛される人への成長を願うことができます。

大きな器や小さなことは気にしない寛大さを連想できる「大」は、「身も心も健康に大きく育つように」といった願いも込めることができます。

「敏」と組み合わせることで、メリハリがある名前になるのも魅力です。

なんでも手際良くこなす器用さや強さ、頼りがいが連想しやすいため、将来人気者になるでしょう。

敏美(としみ)

「美」を添字に用いた女の子の名前です。

身も心も美しく洗練された雰囲気の女性を連想しやすい「美」は、「敏」と組み合わせることで、どこか古風で落ち着きのある名前となります。

才色兼備で芯が強く、聡明な人への成長が期待できるでしょう。

「フットワークが軽く、興味のあることにはどんどん挑戦して行ってほしい」といった願いも込めることができます。

字面も美しく、人を惹きつける魅力にも恵まれるでしょう。

「敏」を使った男の子/女の子の名前リスト

男女どちらにも名付けられる名前

男の子におすすめの名前

女の子におすすめの名前

「敏」は名前に良くない?名付けの際の注意点

「敏」は、「敏感」や「敏捷」など、鋭さや早さを象徴する一方で、時には周囲の変化に敏感すぎることから神経質に思われる場合もあります。

また、失敗を恐れて慎重になりすぎる印象を持たれることもありますが、慎重さや素早い判断力は状況に応じた良さを発揮します。

しっかりとした意味を理解していれば、気にしすぎる必要はないでしょう。

「敏」を使った名前

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「名前に使える漢字」ランキング

順位 漢字 画数 読み いいね
1 8 さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。
140
2 10 モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。
485
3 8 くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。
187
4 12 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。
309
5 12 あおい。アオイ科の植物の総称。
306
6 8 やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。
241
7 8 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木
106
8 11 ただ、限定や強調を表す語。それだけ、ただひとつ。はい、返事、すぐに答える承諾の返事。
42
9 11 時間的または空間的に遠い、はるか、永遠。どこまでも続く様子。ゆったり、のんびりしている、のどかな様子。気の長い、急がない。
325
10 7 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。
106

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