「慶」の意味、読み方や画数は?慶に込める願い、慶を使った名前一覧

慶

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意味&イメージ
よろこぶ、祝う、めでたい、幸い、よいできごと。めでたいと祝う、よろこぶこと。縁起。縁起がいい。めでたいこと、吉事。さいわい、幸福。など。
「慶」の漢字データを見る
漢字の意味から「慶」は「古風・和風 正月 縁起が良い」のイメージがあります。 ▼「慶」のイメージ、名前に込める願い
名前の読み方
「慶」は様々な読み方があり、一文字の名前では「けい、きょう、よし」など、二文字名は「慶人(けいと)、慶大(けいた)、慶子(けいこ)、慶悟(けいご)」などがあります。 ▼「慶」を使った名前一覧を見る
画数 15画
種類 常用漢字   名付けに使えます
名のり ちか・のり・みち・やす・よし
訓読み 【表外読み】よろこ(ぶ)・ よ(い)
音読み ケイ【表外読み】キョウ
部首 心(こころ/りっしんべん/したごころ)
熟語 大慶(たいけい)・同慶(どうけい)・吉慶(きっけい)・余慶(よけい)・御慶(ぎょけい)・嘉慶(かけい)
他字体
意味 よろこぶ、祝う、めでたい、幸い、よいできごと。めでたいと祝う、よろこぶこと。縁起。縁起がいい。めでたいこと、吉事。さいわい、幸福。
イメージ

表外読みは常用漢字表にない読み方です

「慶」の意味

  • めでたいこと
  • 祝福、喜ぶ
  • 吉事
  • 任官・叙位などで申すお礼やその言葉

「慶」は、吉事やお祝い事を意味する漢字です。

また結婚や出産を始め、様々なおめでたい出来事を祝う意味も持ちます。

慶事、慶祝、慶賀など「慶」が付く熟語は、色々なシーンで目にする機会があります。

祝いの席では、特に馴染み深い漢字でしょう。

江戸時代の年号である「慶応」を始め、難関校としても有名な慶応義塾大学にも「慶」が使われています。

古くから名付けにも人気があり、江戸時代最後の征夷大将軍である徳川慶喜や前田慶次の名前でも知られています。

様々な喜びを表す「慶」

慶事として祝い喜ぶ様子を意味する「慶」は、大きな喜びを表す「大慶」や相手の慶事は自分にとっても喜ばしい「同慶」などがあります。

また、任官や叙位などでお礼を申し上げること、その言葉は「奏慶」とも言います。

同じ喜びの意味を持つ「喜」と比べると、「慶」は上品さや格式の高さがうかがえる漢字です。

慶の漢字の成り立ち・由来

「慶」は、公正を示す神獣である「廌」と勝訴した証である「心」、下向きの足である「夊」を組み合わさって生まれた漢字です。

裁判で勝訴した証と足の動作から、お祝いに行くという意味が生まれました。

「心」は心臓を表しており、敗訴した時は「法」と表したそうです。

「廌」は特殊能力を持つ神獣

「廌」とは、古代中国の裁判で使用されていた神獣「解廌(かいたい、かいち)」のことです。

牛や羊に似た体格に一本角を持つ伝説上の生き物です。

生まれついて、角に触れた者の罪が分かる力を持つと伝えられています。

古代中国では、原告・被告ともに解廌を裁判に持ち寄りました。

不正をした者は、その鋭い角で突き食べたという逸話もあるほどです。

真贋が分かるため、魔除けとしても親しまれてきました。

「慶」のイメージ、名前に込める願い

「慶」は、めでたい印象から笑顔や幸福が連想出来る漢字です。

子どもは生まれた瞬間からみんなに喜ばれ、成長を追うごとに様々な祝福を受けます。

1年の成長が感じられる誕生日はもちろん、七五三、子どもの日、ひな祭りなども子どもの代表的な節句です。

健やかな健康と力強さも感じられます。

成功者・リーダーのイメージも

めでたいこと=成功と捉えることも出来ます。

実りの多い人生になるように、と願いを込められるでしょう。

成功する人物は、総じて努力家で失敗をしても次へと踏ん張れる粘り強さを持っています。

才能豊かで、客観的に物事を判断出来る視野の広さも持っているでしょう。

リーダシップがあり、周囲の人を大切にするため良き友人や理解者にも恵まれるはずです。

他人の成功を自分のことのように喜べる素直さや優しさも持ちます。

様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。

  • めでたい
  • 祝福
  • 幸福
  • 喜び
  • 明るい
  • 輝かしい
  • 幸運
  • 成長
  • 成功
  • 優しい
  • 素直
  • 真面目
  • 思慮深い
  • 冷静
  • 努力家
  • 粘り強い
  • 寛大
  • リーダシップ

これらのイメージから、このような願いを込めることができます。

たくさんの人から祝福され、喜びに満ちた人生を送れるように

健康的に育ち、自分の夢に向かって努力出来る人に育つように

人の成功や喜びを自分のことのように一緒に喜べる人になれるように

「慶」の読み方いろいろ

「慶」は、の 音読みは「ケイ、キョウ」、訓読みは「よ(い)、よろこ(ぶ)」です。

名前に使える読み方は「か、き、 ちか、のり、みち、やす、よし」などです。女の子の名付けでは、「り」と読まれることもあります。

「慶」は圧倒的に男の子の名前に人気のある漢字です。ポジティブな意味から、女の子の名前にも根強い人気を誇ります。

1文字で、「慶(けい)」と名付けられる漢字です。

画数が多く威厳がある字形

「慶」は、15画と画数が多く、字形に威厳と風格を感じます。

ですが、ほどよく曲線もあるので固くなりすぎない滑らかな印象も与えます。

お寺などでもよく使われるため、和風なイメージを持つ方も多いでしょう。

頭文字・止め字ともに人気があり、3文字の名前にもよく使われ、「多慶子(たけこ)」のように中間字としても置かれます。

響きの種類も多く、めでたいことを意味する漢字なので組み合わせる漢字の幅も広がりそうです。

「慶」の漢字の説明の仕方

  • 慶事の「慶」
  • 松坂慶子の「慶」
  • 小山慶一郎の「慶」

「慶」を使った熟語

大慶至極(たいけいしごく)
非常にめでたいこと、喜ばしいことです。
「大慶」はとてもめでたいことを指し、「至極」はこれ以上ないほどに感極まっている様子を指します。
日常生活ではあまり使いませんが、お祝いの席や目上の方にお会いした際「大慶至極に存じます」と伝えると喜ばれるでしょう。
慶雲 (けいうん)
めでたいことが起こる前兆に現れると言われる雲のことです。
慶運とは、彩雲の別名です。彩雲とは、晴れた日に太陽の側を通りかかった雲が虹色に彩られる気象現象のこと。
午前中や夏に降るにわか雨の後の夕方に多く見られる、とても美しい雲なんです。彩雲は、滅多に見られるものではありません。
色鮮やかな彩雲を見かけたら、良いことがあるかもしれないと思うのも当然と思えるほどラッキーな出来事なんです。
瑞雲(ずいうん)、紫雲(しうん)もめでたいしるしとされています。

「慶」を使ったおすすめの名前

「慶」を使ったおすすめの名前をご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。

男の子の名前

慶彦(よしひこ)

男の子の名付けでは、止め字として定番の「彦」と組みわせた名前です。
「彦」には男子の美称の意味があり、姫の対義語になる漢字です。
才能や人徳に恵まれた青年を指し、日本らしい響きもあります。
全体的な字面も整っており、真面目な印象も与える名前です。
豊かな才能や周囲の人々との良縁に恵まれ、祝福の多い人生を送れるように、と願いが込められています。

おすすめの名前ピックアップ

⇒「慶」を使った男の子の名前をすべて見る

女の子の名前

慶乃(よしの)

雅な印象のある「乃」を止め字にした女の子の名前です。すなわち、などの繋ぎの意味を持つ「乃」は、女の子の名付けに高い人気を誇ります。
「乃」そのものは可愛らしい印象を持ちますが、「慶」と組み合わせることで、和風かつ淑やかな印象を与えます。
画数が多い「慶」を引き立たせているので、全体的に整っている字面です。上品でいて譲れないところは頑として譲らない強さも垣間見えます。
芯が強くたくさんの人に祝福される可愛らしい人になれるように、と願いが込められている名前です。

⇒「慶」を使った女の子の名前をすべて見る

「慶」を使った名前

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「名前に使える漢字」ランキング

順位 漢字 画数 読み いいね
1 8 さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。
140
2 8 くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。
187
3 10 モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。
485
4 12 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。
309
5 8 やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。
241
6 7 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。
106
7 7 多い。美しい。疑問や反語を表す語、なんぞ、いかんぞ、いかん。あれ、あの。どれ、どの。(時間や場所)において。
137
8 8 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木
106
9 8 寄りかかる、頼りにする。もたれかかる。よりどころにする、根拠にする。従う。そのまま、元のまま、以前のまま、昔ながら。はっきりしない、ぼんやりしている。弱いものを大切にする。助ける。
41
10 12 あおい。アオイ科の植物の総称。
306

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