「栄」の意味、読み方や画数は?栄に込める願い、栄を使った名前一覧

栄

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意味・イメージ
さかえる。さかんになる。さかえ。はえ。ほまれ。名誉。名声。花や草木が盛んに茂る。体の活力が盛んになる など…
「栄」は「希望、裕福」のイメージがあります。
「栄」の意味や由来
印象・願い
行動力に溢れ、豊かで栄えある人生を歩めるように。愛情や富などに恵まれた幸せな人生を送れるように。豊かな才能に溢れ、様々な分野で活躍する誉れ高い人になるように。男の名前に人気のある……
「栄」のイメージ、名前に込める願い
名前の読み方
「栄」は、名前として「栄一(えいいち)、栄心(えいしん)、太栄(たいえい)、栄祐(えいすけ)、栄達(えいたつ)、知栄(ともはる)、栄幸(ひでゆき)」などの読み方で使われています。
「栄」を使った名前一覧を見る
画数 9画
種類 常用漢字   名付けに使えます
名のり え・さか・さかえ・しげ・しげる・たか・てる・とも・なが・はる・ひさ・ひさし・ひで・ひろ・まさ・よし
訓読み さか(える)・は(え)・は(える)【表外読み】は(やす)
音読み エイ
部首 木(き/きへん)
学習漢字 学習漢字4年
熟語 光栄(こうえい)・虚栄(きょえい)・繁栄(はんえい)・共存共栄(きょうそんきょうえい)
他字体  旧字体・人名用漢字
 異体字・俗字
意味 さかえる、さかえ。物事が栄える。華やかに栄える。はえ(栄え)、ほまれ、名誉、名声。名声が高い、かがやく、輝かしい。
イメージ

表外読みは常用漢字表にない読み方です

「栄」の意味

  • さかえる。さかんになる。
  • さかえ。はえ。
  • ほまれ。名誉。名声。
  • 花や草木が盛んに茂る
  • 体の活力が盛んになる

「栄」は、都市や人が栄える様子を意味する漢字です。

圧倒的な権力や財力などで繁栄し栄えた国や物事を「栄華」「繁栄」と表現したりします。

また「栄」の対義語は「枯」であるため、草木が盛んに茂り枯れていくことを「栄枯」と言います。

「栄」は、「栄光」「名誉」「光栄」といったように輝かしい名誉や誉れそのものを意味する漢字でもあります。

実質の伴わないうわべだけの名誉は「虚栄」、着飾るなどして自分を実力以上のものに見せようとする欲望を「虚栄心」とも言います。

体の活動を維持するために不可欠な栄養にも「栄」が用いられているため、親しみやすい漢字です。

栄の漢字の成り立ち・由来

「栄」は、象形文字です。

燃える火(たいまつ)を組み合わせて立てた象形文字が変化して「栄」という漢字が生まれました。

輝く様から「さかえる」と意味が成り立ちました。

また「栄」は、木全体に花が咲き乱れる様も表す漢字です。

華やかに咲く花から栄えるという意味が生まれ、同時に「はなやかな」という意味も成り立ちました。

また栄の旧字である「榮」は、上皇陛下のお印として定められています。

「榮」とは神聖な桐の木を指す漢字

「榮」は、桐の別名でもあります。

桐は、昔から桶や下駄、高価な着物を補完するタンスの木材として重宝されてきた歴史があります。

虫が寄り付かず湿気を吸収し丈夫で断熱性に優れた桐は、中国では神獣である鳳凰が止まる神聖な木とされてきました。

5~6月頃に咲く釣鐘状の薄紫色の可愛らしい桐の花の花言葉は、「高尚」です。

栄えるのイメージが強い「栄」ですが、子どもに名付ける名前に魔除けや神聖な意味も含ませることができる漢字なのです。

「栄」のイメージ、名前に込める願い

「栄」は、人生が栄えるようにと願いを込めることができる漢字です。

誰の人生にも少なからずある苦難や試練を乗り越えるのに必要な人の助言を聞く素直さや聡明さ、実行する行動力などが備わっている様を連想できます。

どんな国や文明も何もしないで勝手に栄えることはありません。

自分から行動をしなければ栄光や栄冠は手に入らないことから、勇気や冒険心、探求心、好奇心、たゆまぬ努力なども思い浮かべることができます。

リーダーシップを発揮できる人に

「栄」は、誉や栄光を意味する漢字でもあります。

有能で人の上に立つ姿が想像できるため、優れたリーダーシップを発揮するでしょう。

周囲の人との協調性にも恵まれ、成功する人生を送れるはずです。

また「栄養」の熟語から、なくてならない存在となって様々な分野で豊かな才能を開花させる姿も連想できます。

誇り高いためしっかりとした自分の考えを持ち、大切な人を守る優しく愛情深い人に成長してくれることが期待できます。

様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。

  • 栄光
  • 成功
  • 名声
  • 豊か
  • 素直
  • 聡明
  • 行動力
  • 探求心
  • 勇気
  • リーダーシップ
  • 協調性
  • 豊かな才能
  • 不可欠
  • 愛情深い
  • 幸福

これらのイメージから、名前にこのような由来や意味を込めることができます。

行動力に溢れ、豊かで栄えある人生を歩めるように

愛情や富などに恵まれた幸せな人生を送れるように

豊かな才能に溢れ、様々な分野で活躍する誉れ高い人になるように

「栄」の読み方いろいろ

「栄」の音読みは「エイ、ヨウ」、訓読みは「さか(える)、は(える)、は(える)、は(やす)」です。

名付けに使われる読みは、「え、さい、さかえ、さこう、しげ、しげる、たか、てる、とも、なが、はる、ひさ、ひさし、ひで、ひろ、まさ、よし」など様々です。

古くから名付けに人気の漢字で、1文字で「さかえ、しげる、てる、ひさし」の響きで名付けることができます。

見た目のバランスの良い漢字

「栄」の画数は9画。小学4年生で習う漢字です。

中性的なイメージがあり、ポジティブな意味がストレートに伝えることができるため男女ともに根強い人気を誇ります。

字面が左右対称のため、様々な漢字との相性が良いでしょう。「栄一郎」「栄作」のように日本男児らしい響きの名前にもぴったりの漢字です。

「栄」を使ったおすすめの名前~名前の由来&意味付け~

「栄」を使った名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。

「栄」が付く男の子の名前(由来&意味付け)

亮栄(あきひろ)

男の名前に人気のある「亮」を頭字に用いた名前です。
「亮」には明らか、明るいの意味があります。
真実のまことの意味も持つことから、聡明で誠実で爽やかな姿をイメージできる漢字です。
同じくポジティブなイメージのある「栄」との相性もばっちりです。
朗らかで快活、誰にでも誠実で愛情深い人になるようにと願いを込めることができます。

おすすめの名前ピックアップ

⇒「栄」を使った男の子の名前をすべて見る

「栄」が付く女の子の名前(由来&意味付け)

栄伽(えいか)

お伽噺の漢字である「伽」を添え字に用いた女の子の名前です。
夜子どもが寝る前に親が静かにお伽話を聞かせる穏やかで優しい時間が連想できます。
「伽」は話し相手という意味だけでなく、僧侶が集まり修行する清浄な場所である「伽藍(がらん)」の漢字でもあります。
純粋で人に寄り添える優しい性格に育ち、幸福な人生を歩めるようにと願いを込めることができます。

おすすめの名前ピックアップ

⇒「栄」を使った女の子の名前をすべて見る

「栄」の漢字の説明の仕方

  • さかえるの「栄」
  • 小池栄子の「栄」
  • 筆村栄心の「栄」

「栄」を使った熟語

共存共栄(きょうぞんきょうえい)
互いに助け合って敵対することなく、共に生存・共存し繁栄していくことを意味する四字熟語です。
「共栄」はともに栄えることです。「きょうそんきょうえい」と読むこともあります。
これまで敵対関係であってもお互いの利害が一致したり協力をし合うことになれば、それは「共存共栄」の関係です。
良好な関係ばかりを築くのが難しい今の時代、お互いの理念や目的のために「共存共栄」で成り立っている関係はとても多いと言えるでしょう。
栄冠(えいかん)
勝利の印として与えられる名誉の冠のことです。
また栄誉、名誉、また輝かしい勝利も意味します。「栄冠に輝く」の表現で用いられる熟語です。
スポーツなどの競技で勝ち抜き、栄冠を手にすることは大変なことです。
オリンピックなどの世界中の選手が集う大会では、毎年何が起こるのか誰にも予測ができません。
今まで培った実力を出し切り、見事を栄冠を手にする姿はまさに輝かしい姿そのものです。

「栄」を使った名前

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「名前に使える漢字」ランキング

順位 漢字 画数 読み いいね
1 8 さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。
167
2 8 くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。
213
3 12 あおい。アオイ科の植物の総称。
336
4 12 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。
372
5 7 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。
120
6 8 やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。
258
7 6 なぎ。風や波がなく、穏やかになっている海面の状態、物事が安定しておさまっているさま。
58
8 7 多い。美しい。疑問や反語を表す語、なんぞ、いかんぞ、いかん。あれ、あの。どれ、どの。(時間や場所)において。
143
9 10 モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。
505
10 13 ふう、かえで。カエデ科カエデ属の植物の総称、襲(かさね)の色目の名、家紋のひとつ、古風でおもむきのあるもののたとえ。
109

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