「羅」の意味、読み方や画数は?羅に込める願い、羅を使った名前一覧
- 意味・イメージ
- うすぎぬ。透きとおるほど薄く織られた絹織物。網。細かく編んだ網や網状のもの。広げて並べる。連ねる。配 など…
- 「羅」は「幻想的」のイメージがあります。
- ▼「羅」の意味や由来
- 印象・願い
- おしゃれで上品な雰囲気をまとった人になるように。温和で周囲の人を笑顔にする癒しの雰囲気を持つ人になるように。努力を惜しまず、広い世界で活躍できる人になるように。
- ▼「羅」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「羅」は、名前として「綺羅々(きらら)、愛輝羅(あきら)、瀬維羅(せいら)、亜羅夢(あらん)、綺羅璃(きらり)、羅維翔(らいと)、樹愛羅(きあら)」などの読み方で使われています。
- ▼「羅」を使った名前一覧を見る
画数 | 19画 |
---|---|
種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
名のり | |
訓読み | 【表外読み】あみ・ つら(なる)・ うすぎぬ |
音読み | ラ |
部首 | 罒(あみがしら) |
熟語 | 伽羅(きゃら)・網羅(もうら)・綺羅(きら)・阿修羅(あしゅら) |
他字体 | |
意味 | あみ、鳥をとる網。あみでとらえる、残らずつかみとる。連なる、並べる。薄い絹の織物、うすもの。 |
イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「羅」の意味
- うすぎぬ。透きとおるほど薄く織られた絹織物
- 網。細かく編んだ網や網状のもの
- 広げて並べる。連ねる。配置する
- 並ぶ。連なる。順序よく続く
- とらえる。網で絡め取る
「羅」は、うすくて透けるほど美しく織られた絹織物を表す漢字です。古くから貴重な布として重宝され、その繊細さや美しさから高級感や優雅さのある文字として使われました。
また「羅」は網状に編まれたものや、連なり並んだものを指す意味も持っています。規則的につながった様子やたくさん並ぶ情景をイメージできるため、漢字そのものに繊細で優美な印象があります。
さらに、網で絡め取るという意味もあり、「捕獲」や「包み込む」といった表現でも使われます。豊かな造形性があり、美しいだけでなく、網目のように人や物をつなげる魅力を秘めた漢字です。
「羅」のイメージ、名前に込める願い
「羅」は、伽羅のイメージから香り豊かで気品あふれる様子を連想できる漢字です。
薄絹や伽羅は高級品であるため、稀少さや類まれな美しさも思い浮かべることができます。
魅力的な香りは人々の心を癒します。温和で和やかな気質に育ち、周囲の人を明るい笑顔にすることのできる人になれるでしょう。
神秘的でお淑やかな印象も与えます。また「森羅万象」から感謝を忘れない姿も連想できます。
国際的な印象も
「羅」は梵語の音訳にも使われたり、現在のイタリアに位置していたローマ帝国を表す漢字でもあるため、国際的な印象も与えます。
「全ての道はローマに通ず」の言葉もあるように、自分の夢や目標のために努力ができる姿を思い浮かべることができます。
「羅針盤」から、周囲の人との縁を大切にし指針として活躍する人物になれるでしょう。
様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。
- おしゃれ
- 国際的
- 上品
- 気品
- 稀少
- 洗練
- 穏やか
- 温和
- 癒し
- 笑顔
- 神秘的
- 自然
これらのイメージから、名前にこのような由来や意味を込めることができます。

おしゃれで上品な雰囲気をまとった人になるように

温和で周囲の人を笑顔にする癒しの雰囲気を持つ人になるように

努力を惜しまず、広い世界で活躍できる人になるように
「羅」の読み方いろいろ
「羅」の音読みは「ラ」、訓読みは「あみ、つら(なる)、うすぎぬ」です。名前に使える読み方は「つら」です。
「羅」は、男女問わず「ら」の響きで多くの名前に用いられます。
特に女の子の名づけに用いられるときは、同じ響きの「蘭」「良」「来」「楽」よりもストレートに「ら」と読めることから人気のある漢字です。
羅を使った男の子/女の子の名前~由来&意味付け~
「羅」を使った名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。
- 世羅(せら)
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「世」を頭字に用いた名前です。中性的な印象を抱く字面と響きが人気の名前で、男女問わず名付けることができます。
海外風の雰囲気があり、爽やかでクールな格好良さも感じられます。
「世」は、人が社会生活を営んでいる場所という意味もあるので、社交的で話上手な姿も連想することができます。
明るく状況を見通す優れた判断力を持ち、人々を正しい方向に導く人になるようにと願いを込めることができます。
- 陽羅里(ひらり)
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「陽」を頭字に「里」を添え字に用いた女の子の名前です。
可愛らしい字面から朗らかで明るい性格を思い浮かべることができます。
「ひらり」という響きは、うすぎぬを彷彿とさせるため「羅」との相性も抜群です。
耳に心地よく柔らかさが連想できるでしょう。笑顔が愛らしく、みんなから愛される姿を思い浮かべることができます。
おしゃれ好きで、海外でも活躍できる人に育つようにを願いを込めることができます。
- 絵羅(えら)
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「絵画」などの漢字で馴染み深い「絵」を頭字に用いた女の子の名前です。
油絵などのイメージから芸術面の才能に恵まれ、豊かな個性や世界観を大切にできる姿を連想できます。
絵は、繊細なものです。努力が不可欠で、まだこの世に生まれていないものを誕生させる可能性もあります。
芸術面で豊かな才能に恵まれ、人生の指針をきちんと定められる人になるようにと願いを込めることができます。
- 羅偉(らい)
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偉大でも知られる「偉」を添え字に用いた男の子の名前です。
「雷」と同じ響きであるため、海外風の中にもどこか日本らしい雰囲気も感じることができるでしょう。
「偉」は「偉人」の熟語にも用いられているように、並外れて優れているという意味を持ちます。歴史に名を遺す立派な人に成長するはずです。
気品あふれる優秀な人に成長し、興味を抱いたことに対して極められるようにと願い込めることができる名前です。
- 竜羅(りゅうら)
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男の子の名づけで高い人気がある「竜」を頭字に用いた名前です。
かつては龍神として祀られ、空を飛び雨と稲妻を呼ぶ竜は縁起が良いことでも知られています。
「登竜門」という言葉があるように、竜は滝を登りきった鯉が出世をした姿でもあるので努力が報われるといった想いも添えることができます。
竜のように力強く、さまざまな事柄に興味・関心を示す人になるようにと願いを込めることができる名前です。
男女どちらにも名付けられる名前
女の子におすすめの名前
男の子におすすめの名前
「羅」は名前に良くない?名付けの際の注意点
「羅」はおしゃれな印象を与える一方で、暴走族が好む熟語の当て字に使われていた漢字としても知られています。
1970年から1980年頃にかけて「愛羅武勇」などの当て字として使われたため、記憶に残っている人が少なくないようです。
また悪鬼である「修羅」や「羅刹」にも「羅」が用いられています。
しかし「倶利伽羅」「多羅」など不動明王や菩薩の名前にも「羅」は用いられています。
善悪は表裏一体です。大切なのは、人に優しく良い子に育つようにと願う両親の想いを名前に込めることです。
「羅」を使った名前
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前日(9月8日)
「名前に使える漢字」ランキング
順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
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1 | 月 | 4 | つき。空に見える天体のひとつ。地球の衛星。ひとつき。一か月。歳月、年月。七曜のひとつ、月曜 | |
2 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
3 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
4 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
5 | 柊 | 9 | しゅう、ひいらぎ。モクセイ科の常緑小高木、スズキ目の海魚 | |
6 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
7 | 楓 | 13 | ふう、かえで。カエデ科カエデ属の植物の総称、襲(かさね)の色目の名、家紋のひとつ、古風でおもむきのあるもののたとえ。 | |
8 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
9 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | |
10 | 悠 | 11 | 時間的または空間的に遠い、はるか、永遠。どこまでも続く様子。ゆったり、のんびりしている、のどかな様子。気の長い、急がない。 |