「菫」の意味、読み方や画数は?菫に込める願い、菫を使った名前一覧
- 意味・イメージ
- スミレ、スミレ属の多年草の植物。スミレ科スミレ属の植物の総称。「すみれ色」の略。 など…
- 「菫」は「可愛い、自然、草花・樹木、色、春」のイメージがあります。
- ▼「菫」の意味や由来
- 印象・願い
- 周りの人から親しまれ愛される人になるように。清楚で上品な雰囲気を持つ人になってほしい。いつも謙虚さと誠実さを持った人であるように。
- ▼「菫」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「菫」は、名前として「明菫(あきすみ)、菫瑚(すみれこ)、貴菫(たかすみ)、菫子(すみれこ)、菫湖(すみれこ)、菫乃(すみれの)、菫香(すみれか)」などの読み方で使われています。
- ▼「菫」を使った名前一覧を見る
画数 | 11画 |
---|---|
種類 | 人名用漢字 名付けに使えます |
名のり | すみ |
訓読み | すみれ・とりかぶと |
音読み | キン |
部首 | 艹(くさ/くさかんむり/そうこう) |
他字体 | |
意味 | きん、すみれ、とりかぶと。スミレ科の多年草。キンポウゲ科の毒草。 |
イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「菫」の意味
- スミレ、スミレ属の多年草の植物
- スミレ科スミレ属の植物の総称
- 「すみれ色」の略
菫(すみれ)とは、暖かい地域に自生する野草の名前です。
高さは10cmほどで、春にな紫色の小さな花を咲かせます。
菫の種類は意外に多く、世界には400種類以上、日本では50種類以上あると言われています。
色も黄色やピンクなど様々あります。パンジーやビオラもスミレ科の仲間になりますが、スミレと言えば小さな紫色の花を咲かせるものが一般的です。
「すみれ色」とは、菫の花の色から出来た色の名前です。スミレの花のように、青みがかった濃い紫色をいいます。
「菫」の漢字の成り立ち・由来
菫という漢字は「くさかんむり」と「堇」の組み合わせで成り立っています。
植物を意味する「くさかんむり」に「僅か(わずか)」と同じ意味を持つ「堇」との組み合わせで、「小さい草」を意味する「菫」という漢字が成り立ったとされています。
菫の花言葉
菫の花言葉は「謙虚」「誠実」「小さな幸せ」です。また菫は色によってもそれぞれの花言葉があります。
紫は「貞節」「愛」、白は「あどけない恋」「無邪気な恋」「純潔」、ピンクは「愛」「希望」、黄色は「田園の幸福」「つつましい喜び」です。
いずれも、ひっそりとつつましく咲く菫のイメージにぴったりの花言葉です。
「菫」のイメージ、名前に込める願い
日本全国で目にすることが出来る菫はとても親しみのある花です。
その小さく可愛らしい姿から様々なイメージを描くことが出来ます。
謙虚で誠実
花言葉にもあるように、道ばたで小さく咲く姿は、「謙虚さ」をイメージさせます。
このイメージは西洋でも同様のようで、「バラのような美しさ」という有名な言葉があるように、菫にも「菫のような謙虚さ、誠実さ」という理想の女性像を表わす言葉があるそうです。
紫は高貴な色
菫の代表的な色である「紫」は日本のみならず世界中で「高貴な色」とされてきました。
古代ローマでは皇帝の衣服に用いられ、日本では聖徳太子の時代に冠位十二階の最高位の衣服に用いられました。
このことから気品の高さをイメージすることも出来ます。
- 謙虚
- 誠実
- 紫、パープル、バイオレット
- 可愛らしい花
- 上品
これらのイメージから、名前にこのような由来や意味を込めることができます。

周りの人から親しまれ愛される人になるように

清楚で上品な雰囲気を持つ人になってほしい

いつも謙虚さと誠実さを持った人であるように
「菫」の読み方いろいろ
菫の読み方は、訓読みが「すみれ」、音読みは「キン、ギン、コン」があります。
「菫(すみれ)」と漢字一文字の名前に用いられる他、名前では「菫(すみ)」の読みでも用いられています。
男の子の名前に用いる場合は音読みの「キン、ギン」が使いやすいようです。
他の漢字と組み合わせると、男の子らしさ、女の子らしさを加えることができたり、名前に様々な願いを込めることができます。
菫を使った男の子/女の子の名前~由来&意味付け~
「菫」を使った名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。
- 菫人(すみと)
-
「と」という名前の止め字の響きは、男の子にとても人気があります。
「人」という漢字は、どんな人になって欲しいかを表現できる漢字です。
「菫」と組み合わせることにより、「謙虚で誠実な人になってほしい」などの願いを込めることができます。
- 菫也(ぎんや)
-
菫を「ぎん」の読みで用いた名前です。「ぎん」という読みは、男の子らしさや強さを感じさせる響きを持っています。
「也」は組み合わせる漢字を強調したり、断定の意味で用いられます。
「男らしさの中にも上品さを備えた人に成長してほしい」などの願いが込められます。
- 菫司(ぎんじ)
-
「司」という漢字は「つかさどる」という意味があることから、リーダーシップ、責任感などのイメージを持っている漢字です。
「菫」と組み合わせることにより、柔らかな雰囲気をプラスすることができます。
「頼りがいのある優しい人に成長してほしい」などの願いが込められます。
- 菫(すみれ)
-
「すみれ」と読む漢字一文字の名前です。
漢字一文字であることが、菫の花の持つ小さく可愛らしい雰囲気を強調してくれます。
「すみれ」という読みの響きも、古風でおしとやかな雰囲気を持っています。
「上品で可愛らしい人に成長してほしい」などの願いが込められます。
- 菫花(すみか)
-
「菫」と「花」の組み合わせで、菫の可愛らしい花をイメージさせる名前です。
「花」は華やかで美しいものの例えとしても使われる漢字で、女の子の名前に人気があります。
「菫の花のように可憐でおしとやかな雰囲気の女性になってほしい」などの願いが込められます。
- 愛菫(あすみ)
-
「愛」を「あ」の読みで頭文字に用いた名前です。
「愛」という漢字は、人を愛する気持ちや、いつくしむ気持ちという、優しさに溢れた名前にピッタリの意味を持っています。
「菫」と組み合わせることにより、可愛らしさを加えることができます。
「周囲から愛される、優しい女性に成長してほしい」などの願いが込められます。
男の子におすすめの名前
女の子におすすめの名前
「菫」を使った名前
7 件の名前がみつかりました
前日(6月23日)
「名前に使える漢字」ランキング
順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
---|---|---|---|---|
1 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
2 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
3 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | |
4 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
5 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
6 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
7 | 凪 | 6 | なぎ。風や波がなく、穏やかになっている海面の状態、物事が安定しておさまっているさま。 | |
8 | 那 | 7 | 多い。美しい。疑問や反語を表す語、なんぞ、いかんぞ、いかん。あれ、あの。どれ、どの。(時間や場所)において。 | |
9 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
10 | 楓 | 13 | ふう、かえで。カエデ科カエデ属の植物の総称、襲(かさね)の色目の名、家紋のひとつ、古風でおもむきのあるもののたとえ。 |