「史」の意味、読み方や画数は?史に込める願い、史を使った名前一覧

史

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意味・イメージ
歴史。過去の出来事や事実の記録。歴史を書き記す人。歴史官や歴史学者のこと。 など…
「史」は「聡明、古風・和風」のイメージがあります。
「史」の意味や由来
印象・願い
時代を自ら切り開き、進んでいけるように。落ち着きがあり、探求心がある子になるように。博識で教養があり、人から尊敬されたり奴に立てる人になるように。
「史」のイメージ、名前に込める願い
名前の読み方
「史」は様々な読み方があり、一文字の名前では「ふみひと」など、二文字名は「直史(なおふみ)、史明(ふみあき)、史慈(ふみちか)、尚史(なおふみ)」などがあります。
「史」を使った名前一覧を見る
画数 5画
種類 常用漢字   名付けに使えます
名のり さかん・じ・ちか・ちかし・ひと・ふの・ふひと・ふみ・み
訓読み 【表外読み】ふみ
音読み
部首 口(くち/くちへん)
学習漢字 学習漢字4年
熟語 女史(じょし)・外史(がいし)・侍史(じし)・哀史(あいし)・歴史(れきし)
他字体
意味 ふみ、文書、記録、歴史、歴史書。記録をつかさどる人、さまざまな事象を記録する者、侍史、女史。はなやか、美しい。
イメージ

表外読みは常用漢字表にない読み方です

「史」の意味

  • 歴史。過去の出来事や事実の記録
  • 歴史を書き記す人。歴史官や歴史学者のこと

「史」は、出来事や人物の記録、つまり歴史に関連した意味を持つ漢字です。

過去の出来事をまとめた書物、あるいは記録自体を意味しています。出来事を正確に書き残し、未来に伝えるという大切な役割を示しています。

また、「史」は単に文章を指すだけでなく、それを記録する人のことも指し、歴史学者や、記録する人を「史官」と呼んだりしました。

記録を通じて昔の知恵や経験を学べるという、漢字「史」ならではの魅力があります。

「史」のイメージ、名前に込める願い

「史」は、歴史、伝統を連想することから、博識で落ち着きがあり好奇心の強さをうかがうことが出来ます。

歴史を知るために、読書に励み遺跡巡りにも赴いて自分の目で見て確認する方もいるでしょう。

また、過去の失敗を教訓とし未来を担っていく人の1人になって欲しいと願いを込めることも出来る漢字です。

中国・唐代の正史である唐書には「史に三長あり」とあります。歴史を記せる者は、「才知・学問・識見」という3つの長所が無くてはいけないという言葉です。

才能や知識は、誰にも奪う事の出来ない一生の財産です。親から子へ、これからの時代を切り開いていく子どもに贈る名前にはぴったりな漢字です。

  • 博識
  • 優秀
  • 聡明
  • 思慮深い
  • 努力家
  • 粘り強い
  • 好奇心旺盛
  • 可能性
  • 未来

これらのイメージから、このような願いを込めることができます。

時代を自ら切り開き、進んでいけるように

落ち着きがあり、探求心がある子になるように

博識で教養があり、人から尊敬されたり奴に立てる人になるように

聡明で、明るい未来を歩めるように

「史」の読み方いろいろ

歴史や文化人をイメージする「史」の 音読みは「シ」、訓読みでは「ふみ、さかん、ふひと、ふびと」と読みます。

実際に名付けに多く使用される読み方は、「し、じ、あや、ちか、てる、のぶ、ひさ、ひと、ふの、ふみ」など幅広い読み方が使われています。

「史」の漢字の説明の仕方

  • 歴史の「史」
  • 鈴木史郎の「史」
  • 西川史子の「史」

「史」を使った熟語

史跡(しせき)
国の法律である文化財保護法によって指定されている記念物の内、日本の歴史の正しい理解を得るために必要不可欠な歴史の跡地のことです。また、出土遺物を含む、規模や遺構など学術的にも価値があると判断されたものも指します。貝塚、住居跡、古墳、城跡、社寺跡、文庫、関跡、碑など由緒ある場所も史跡として定められます。「遺跡」の中でもさらに重要なものだと判断されたものが「史跡」と呼ばれます。
作史三長(さくしさんちょう)
「唐書」「劉知機伝」で出てくる言葉です。才知、学問、識見と言う3つの能力のことを指し、歴史家が歴史書を書く際や編集したりするのに不可欠な能力だという意味です。歴史や記録する役人を意味する「史」が聡明だとされるのは、教養や知識がなければ史書は書けないという「作史三長」が由来だからです。

「史」を使ったおすすめの名前

勉強家で教養が深く物知りの印象もある「史」は、男女ともに名付けに使用される人気の漢字です。

比率的に男の子の名付けの方が多い傾向にあります。

他の漢字との組み合わせて、主に留め字として使われることが多い漢字です。

3文字の組み合わせでは「清史郎」のように真ん中に置かれることが多くあります。5画でシンプルな字体ですが、歴史を感じさせるのでとても趣のある名前になるでしょう。

以下に、「史」を使ったおすすめの名前をご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。

男の子の名前

和史(かずし、かずふみ)

和やかでとても穏やかな印象のある「和」と組み合わせた名前です。仲の良さやほどよい様子を意味する「和」と賢い印象を与える史が、穏やかで聡明な印象を与えてくれます。知識を人に役立てる優しい人になるようにと願いが込める事の出来る名前です。シンプルな字体ですが、だからこそ込められた願いが引き立っています。

おすすめの名前ピックアップ

⇒「史」を使った男の子の名前をすべて見る

女の子の名前

史香(ふみか)

「史」と女の子らしい「香」を組み合わせた名前です。「史」には「女史」という言葉ある通り、知識人で社会的にも活躍している女性を尊敬する名称としても使われます。「香」は、芳しく良い香りを彷彿とさせる漢字です。思慮深く見識が広いだけではなく、良い香りのように人が自然と集まって来るような魅力ある女性になって欲しいという願いが込められています。言葉の響きも柔らかく、全体的に可愛らしい名前です。

おすすめの名前ピックアップ

⇒「史」を使った女の子の名前をすべて見る

「史」を使った名前

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279
9 12 あおい。アオイ科の植物の総称。
363
10 11 時間的または空間的に遠い、はるか、永遠。どこまでも続く様子。ゆったり、のんびりしている、のどかな様子。気の長い、急がない。
347

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