「将」の意味、読み方や画数は?将に込める願い、将を使った名前一覧
- 意味&イメージ
- 支える。進む、前進する、おこなう、従う。献上する、たてまつる、申し上げる。軍人の階級のひとつ。など。
- ▼「将」の漢字データを見る
- 漢字の意味から「将」は「勇ましい リーダー 古風・和風」のイメージがあります。 ▼「将」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「将」は様々な読み方があり、一文字の名前では「たすく、しょう、まさる、たもつ」など、二文字名は「将生(まさき)、颯将(はやと)、将暉(まさき)、将希(まさき)」などがあります。 ▼「将」を使った名前一覧を見る
画数 | 10画 |
---|---|
種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
名のり | すけ・すすむ・たすく・ただし・たもつ・のぶ・ひとし・まさ・もち・ゆき |
訓読み | 【表外読み】ひき(いる)・ まさ(に…す)・ はた |
音読み | ショウ |
部首 | 寸(すん) |
学習漢字 | 学習漢字6年 |
熟語 | 大将(たいしょう)・王将(おうしょう)・主将(しゅしょう)・名将(めいしょう)・武将(ぶしょう)・部将(ぶしょう) |
他字体 | 將 旧字体・人名用漢字 |
意味 | 支える。進む、前進する、おこなう、従う。献上する、たてまつる、申し上げる。軍人の階級のひとつ。 |
イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「将」の意味
- 軍を統率すること。また、その人。
- 軍隊の階級に用いられる語。
- 引き連れる。もたらす。
- これから~しようとする。
「将」は、「将軍」「将棋」など群を統率することや統率する人を指す漢字です。
また旧陸海軍や自衛隊の最上級の階級にも用いられており、「大将」「中将」「少将」などの階級に「将」を見ることができます。
引き連れる、もたらすなどの意味は、未来を意味する「将来」として多くの人が一度は使ったことがあるでしょう。
また将来はこれから来るものであるため、「これから~しようととする」といった意味もあります。
「将」は、強く魅力あふれる存在
凛々しく頼もしい「将」は、強さだけでなくユーモアや優れた人間性も兼ね備えています。
日本でも多くの武将たちが残した名言が語り継がれており、その中には現代の生き方にも通じるものも多くあります。
戦国武将の中でもファンが多い織田信長は、「絶対は絶対にない」という名言を残しています。
時に自分を勇気づけ、戒める意味もあるこの言葉は、これから人生が始まる子どもにも贈りたいと思える深い言葉です。
「将」の漢字の成り立ち・由来
将は、会意兼形声文字です。旧字は「將」です。
「爿」は細長い机、右上の「月」は肉、「寸」は手を意味しています。
これらを組み合わせた形は調理した肉を神様に捧げ戦勝祈願している様子を表わしており、統率者や率いる、指揮するなどの意味が生まれました。
「将」のイメージ、名前に込める願い
「将」は「戦国武将」や「主将」などから、勇ましく頼りがいがあり強いイメージのある漢字です。
将はチームの要となるため、エネルギッシュで自分の信じるものを貫く意志の強さなどもうかがえます。
さまざまな人が集まった集団を1つに統率するのは、並大抵の難しさではありません。
時には全責任を負うこともあるため、責任感も不可欠です。
地道に努力し、文武両道で実力で信頼を勝ち得る人になるでしょう。
「将来」の言葉から、明るい将来を開けるようにと願いを込めることもできます。
様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。
- 逞しい
- 勇ましい
- 強い
- リーダーシップ
- 思慮深い
- 頼りになる
- 責任感のある
- 冷静
- 理知的
- カリスマ
- 努力家
- 将来
これらのイメージから、名前にこのような由来や意味を込めることができます。

勇ましく、優れたリーダーシップを持つように

努力ができて、実力で周囲の信頼を勝ち取ることができるように

頼りがいがあり、明るい将来を切り開いていけるように
「将」の読み方いろいろ
「将」の音読みは「ショウ」、訓読みは「ひき(いる)、まさ(に~す)、はた」です。
名前に使える読み方は「すけ、すすむ、たか、たすく、ただし、たもつ、のぶ、はた、ひとし、もち、ゆき」です。
男の子の名づけに用いられることが多い「将」は、「しょう」や「まさ」の響きが特に人気です。
多くはありませんが、女の子でも「将子(まさこ、しょうこ)」「将枝(まさえ)」といった名前を名付けることができます。
将を使った男の子/女の子の名前~由来&意味付け~
「将」を使った名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。
- 将虎(まさとら)
-
動物の「虎」を添え字に用いた男の子の名前です。
響きも美しく、威風堂々とした力強さを感じることができます。
虎は古くからデザインとして描かれることも多く、縁起物として知られています。
敵に対して勇猛果敢に挑んでいく姿が、頼もしく「将」ともぴったりです。
子煩悩な動物であるため、愛情深く思慮深さのイメージもあります。
勇ましく、誰にでも優しい人になるようにと願いが込められる名前です。
- 将揮(しょうき、まさき)
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指揮をするなどで用いられる「揮」を添字に当てた男の子の名前です。
ふるうなどの意味を持つ「揮」は、猛者を率いる将軍とも相性の良い漢字と言えるでしょう。
集団を統率し、的確な指揮で導く様子を連想することができます。
周りから頼られる人は、実力だけでなく自信も溢れています。
心身ともに立派なイメージを与えるでしょう。
優れたリーダーシップと判断力で人をまとめられる人になるようにと願いを込めることができます。
- 礼将(あやのぶ)
-
「礼」を頭字に用いた男の子の名前です。
礼儀正しさはもちろん、淑やかさや誇り高さを感じられる「礼」は男女問わず名付けに用いられる漢字です。
どんな人間関係でも、礼儀を欠いてはなりません。
剣道や柔道といった格闘技の礼に始まり礼に終わる様子を思い浮かべる人も多いでしょう。
心根が真っ直ぐで芯が強い様子を連想できます。
自分の信じるものを大切にし、誇り高く生きていけるようにと願いを込めることができます。
- 吉将(よしゆき)
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大吉などで目にすることも多い「吉」を頭字に用いた男の子の名前です。
立派やめでたいことを意味する「吉」は、偉人をはじめ古くから男の子の名前に用いられてきました。
努力し成功するためには、多少なりとも運の良さが必要です。
笑顔が多ければ自然と人が寄ってきて、良いことに恵まれるでしょう。
勇気があり芯が強く、良縁に恵まれる人生が送れるようにと願いを込めることができます。
- 将佳(しょうか)
-
「か」の響きで女の子の名付けに人気のある「佳」を用いた名前です。
男女ともに人気のある漢字で、直線が多いため書きやすいのも特徴です。
めでたいことというポジティブな意味だけではなく、美しさとセンスが調和しており知的な印象を与えます。
心身の美しさはもちろん、豊かな才能にも恵まれるでしょう。
リーダーシップがあり、類まれな才能で輝けるようにと願いが込められる名前です。
男の子におすすめの名前
女の子におすすめの名前
「将」を使った名前
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前日(4月28日)
「名前に使える漢字」ランキング
順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
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1 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
2 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
3 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
4 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | |
5 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
6 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
7 | 悠 | 11 | 時間的または空間的に遠い、はるか、永遠。どこまでも続く様子。ゆったり、のんびりしている、のどかな様子。気の長い、急がない。 | |
8 | 茉 | 8 | 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 | |
9 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
10 | 月 | 4 | つき。空に見える天体のひとつ。地球の衛星。ひとつき。一か月。歳月、年月。七曜のひとつ、月曜 |