「恭」の意味、読み方や画数は?恭に込める願い、恭を使った名前一覧

恭

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意味&イメージ
うやうやしい。慎む、慎み深い。礼儀正しくていねい。かしこまる。控えめにする。など。
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漢字の意味から「恭」は「上品 誠実」のイメージがあります。 ▼「恭」のイメージ、名前に込める願い
名前の読み方
「恭」は様々な読み方があり、一文字の名前では「きょう」など、二文字名は「恭平(きょうへい)、恭子(きょうこ)、恭弥(きょうや)、恭佑(きょうすけ)」などがあります。 ▼「恭」を使った名前一覧を見る
画数 10画
種類 常用漢字   名付けに使えます
名のり うや・すみ・すけ・ただ・ただし・たか・たかし・ちか・つか・のり・みつ・やす・やすし・ゆき・よし
訓読み うやうや(しい)【表外読み】つつし(む)
音読み キョウ
部首 㣺(こころ/りっしんべん/したごころ)
他字体
意味 うやうやしい。慎む、慎み深い。礼儀正しくていねい。かしこまる。控えめにする。
イメージ

表外読みは常用漢字表にない読み方です

「恭」の意味

  • うやうやしい。
  • かしこまる。
  • つつしむ。

「恭」は、うやうやしいやかしこまるという意味がある漢字です。

「恭賀」や「恐悦至極」などの言葉で用いられることがあります。

人との接し方で意識したい「温良恭倹(おんりょうきょうけん)」

座右の銘としても広く知られる四字熟語「温良恭倹」は、次のような人柄や態度を表します

  • 温和で穏やかな性質(温)
  • 素直で従順な心(良)
  • 礼儀正しく丁寧な振る舞い(恭)
  • 謙虚で慎み深い態度(倹)

これらは、良好な人間関係を築き、維持するための基本的な心構えとされています。

なお、孔子はこれに「譲」(他者を立て、自分を控えめにする精神)を加えた態度で人に接していたと伝えられています。

この「温良恭倹譲」の精神は、現代の対人関係においても重要な指針となっています。

「恭」の漢字の成り立ち・由来

大きな物を両手で捧げ待っている様子を意味する象形の「共」の下に、心臓を意味する「心」が組み合わさった漢字です。

神様に捧げ物をする際に敬意を払う様子を表していることから、「つつしむ」「うやうやしい」という意味が生まれました。

「恭」のイメージ、名前に込める願い

「恭」は、礼儀や敬意、気品、思慮深さなどを連想することができます。

素直で誠実、目上の人を尊敬できる人柄の良さなどもイメージすることができるでしょう。

どんな時でも自分を過大評価することなく、冷静に自分を顧みることができることから、謙虚さや努力、周囲の人からの信頼や優しさもうかがえます。

ポジティブなイメージから、さまざまな願いを名前に込めることができます。

様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。

礼儀正しい人になるように。

「恭」は、礼儀正しく丁寧な人への成長を願うことができます。

他者にも自分にも丁寧な人は、余裕が感じられます。

上品で慎み深く、立場やシチュエーションに合った振る舞いをすることができるでしょう。

礼儀正しさは、高い評価や良い評判、優秀さや誠実な印象を与えます。

気品がある落ち着いた人になるように。

「恭しい(うやうやしい)」という日常ではあまり使わない言葉から、「気品や落ち着きを持ち、奥ゆかしい人になるように」といった願いを込めることができます。

所作が丁寧で、時間やお金に余裕がある何不自由ない生活を送る様子もイメージすることができます。

相手を敬い敬意を払うだけでなく、自分も同じように人から慕われ尊敬される人になることを願うことができます。

誠実で心優しい人になるように。

「恭」は、「誠実で人を敬うことができる人になるように」といった願いを込めることができる漢字です。

心優しく、困っている人を迷わず助けることができる様子から尊敬を集め、穏やかな人生を送り、周囲から愛される人への成長を期待することもできます。

心優しい人は周囲をよく見ていることから、観察眼や判断力、気配り、想像力が豊かといったことも連想することができます。

「恭」の読み方いろいろ

「恭」の音読みは「キョウ」、訓読みは「うやうや(しい)、つつ(しむ)」です。

名乗りに用いられる読みは 「うや、すみ、たか、たかし、ただ、ただし、ちか、つか、のり、みつ、やす、やすし、ゆき、よし」になります。

昔から男の子の名前に人気がありますが、「きょう、よし、ゆき」などの読みで、女の子の名前にも用いることができます。

恭を使った男の子/女の子の名前~由来&意味付け~

「恭」を使った名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。

恭介(きょうすけ)

日本男児らしさがうかがえる「恭介」は、古風で人を助けることができる強さなどを連想することができます。

困っている人を見逃すことなく手を差し伸べることができるため、優しく人情味あふれる様子もイメージすることができるでしょう。

他者に優しく穏やかな人柄から、自然と人が集まる人物への成長が期待できます。

礼儀正しく、他者を尊重する誠実な面も持ち合わせることができるでしょう。

⇒ 恭介の姓名判断をチェック

宇恭(うきょう)

「宇宙」などに使われている「宇」を頭字に用いた男の子の名前です。

日本らしい響きである「うきょう」は、穏やかさや理知的な印象を与えます。

「宇」は、果てのない空やその先に広がる宇宙を連想できることから、器が大きく無限の可能性や神秘的な様子をイメージすることができます。

「恭」と組み合わせることで、「礼儀正しく努力家で、成功を収めることができる人生になるように」という願いを込めることができるでしょう。

⇒ 宇恭の姓名判断をチェック

兼恭(かねやす)

2つ以上の事柄が組み合わさることを意味する「兼」を用いることで、多角的に物事を判断する様子や客観性、広い視野などを連想することができる名前となるでしょう。

「恭」と組み合わせることで、勉強や仕事が優秀でさまざまな分野で活躍する姿をイメージすることができます。

「礼儀正しく上品な品格を持ち、豊かな人生を歩めるように」といった願いを込めることができる名前です。

⇒ 兼恭の姓名判断をチェック

恭徳(たかのり)

「徳」を「のり」という読みで添字に用いた男の子の名前です。

道徳などの言葉から、心優しく朗らかな人柄を連想することができます。

敬うという意味を持つ「恭」と通じるものがあるため、穏やかで思慮深い人物への成長を期待することができるでしょう。

礼儀を重んじる様子や称賛やアドバイスを素直に受け取る純粋さや、人から尊敬される立派な様子などもイメージすることができる名前です。

⇒ 恭徳の姓名判断をチェック

恭果(きょうか)

果物の果実を意味する「果」を名前に用いることで、成功や成果、成長、努力などを連想することができます。

根や枝葉を伸ばして花を咲かせ、やがて実をつける樹々のように強かで忍耐強い様子もうかがえます。

「恭」と組み合わせることで、品行方正で目上の人を尊敬する、気品溢れる女性への成長を願うことができるでしょう。

「気高く、成果を出すことができる人になるように」といった願いを込めることができます。

⇒ 恭果の姓名判断をチェック

「恭」を使った男の子/女の子の名前リスト

男女どちらにも名付けられる名前

男の子におすすめの名前

女の子におすすめの名前

「恭」を使った名前

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