「武」の意味、読み方や画数は?武に込める願い、武を使った名前一覧
- 意味・イメージ
- たけだけしい。いさましい。いくさ。たたかい。軍事に関するもの。もののふ。軍人。ひとまたぎ。足取り。「 など…
- 「武」は「勇ましい、リーダー、誠実、堅実」のイメージがあります。
- ▼「武」の意味や由来
- 印象・願い
- 日本らしさを大切にし、義理人情に厚い人になるように。すくすくと強く健やかに育ち、人助けを積極的にできる優しい人になるように。文武両道でみんなから頼りにされるたくましい人になるよう……
- ▼「武」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「武」は、名前として「伊武希(いぶき)、伊武樹(いぶき)、一武樹(いぶき)、一武貴(いぶき)、伊武季(いぶき)、伊咲武(いさむ)、威武希(いぶき)」などの読み方で使われています。
- ▼「武」を使った名前一覧を見る
画数 | 8画 |
---|---|
種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
名のり | いさ・いさむ・たつ・たけ・たけし・たける・ふか |
訓読み | 【表外読み】たけ(し)・ もののふ |
音読み | ブ・ム |
部首 | 止(とめる/とめへん) |
学習漢字 | 学習漢字5年 |
熟語 | 文武(ぶんぶ)・尚武(しょうぶ) |
他字体 | |
意味 | 強く勇ましい、たけだけしい。強い、意気が盛ん。もののふ、軍人、つわもの。いくさ、戦い、戦争。軍事、戦力。武器、兵器。しのぐ、超える。 |
イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「武」の意味
- たけだけしい。いさましい。
- いくさ。たたかい。軍事に関するもの。
- もののふ。軍人。
- ひとまたぎ。足取り。
- 「武蔵の国」の略。
「武」は、「武勇」や「威武」のようにたけだけしさや勇ましさを意味する漢字です。
戦いや軍事に関するもの、軍人も意味し、「武器」「武力」「武人」などで目にすることも多いでしょう。
また足取りを意味する「武歩」としても用いられます。
現在の東京都、埼玉県及び神奈川県の川崎市と横浜市にあたる「武蔵の国」の略としても用いられる漢字です。
日本の武の神様
日本には数えきれないほどの神様が祀られていますが、「武神」「軍神」と呼ばれる神様もいます。
中でも有名なのは、七福神の1人である毘沙門天(びしゃもんてん)です。
古代ヒンドゥー教の神様が元という毘沙門天は、日本でも財福の御利益がある神様です。
仏教を守る神様でもあることから武将の姿にいかつい顔つきをしており、無病息災・商売繁盛が願われます。
「武」は、誰かの安全を守り助ける役割も担っているのです。
「武」の漢字の成り立ち・由来
「武」は、会意文字です。
人を殺すための矛を意味する象形文字の「戈」と足あとを意味する象形文字の「止」が組み合わさって生まれました。
兵士が武器を手にし、戦場に向かっていく様子を表しています。
「武」のイメージ、名前に込める願い
「武」は猛々しい、たくましいイメージが強い漢字です。
武士のイメージからは、正義感が強く自分が信じるものを貫く高潔さも連想できるでしょう。
主君と認めた人に忠誠を誓い正々堂々と敵に挑む姿は、日本独自の美しさと洗練された強さもうかがえます。
日本の武士道は海外にはない独特な倫理観と価値観であるため、凛とした佇まいも感じることができます。
芯の強さや目標を達成するための惜しみない努力をする印象も強いでしょう。
模範的な人に
勇猛果敢で恩義は必ず返すことから、素直さや義理堅さ、清らかさも感じられます。
才能豊かで「文武両道」になって欲しいという願いも込めることができるでしょう。
積極的で周囲の人から頼られる人望や協調性も「武」から連想できます。
模範的な行動で、正しい行動をする人物の姿が思い浮かぶ漢字です。
様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。
- たくましい
- 勇ましい
- 強い
- 正義
- 高潔
- 忠誠
- 美しい
- 素直
- 義理堅い
- 努力
- 人望
- 才能豊か
これらのイメージから、名前にこのような由来や意味を込めることができます。

日本らしさを大切にし、義理人情に厚い人になるように

すくすくと強く健やかに育ち、人助けを積極的にできる優しい人になるように

文武両道でみんなから頼りにされるたくましい人になるように
「武」の読み方いろいろ
「武」の音読みは、「ブ、ム」。表外読みの訓読みは、「たけ(し)、もののふ」となります。
名前に使える読み方は「いさ、いさむ、たけし、たける、たつ、ふか、ん」です。
「武」は主に男の子の名づけに用いられ、「たけ、たけし、たける」の響きが人気です。
近年では、「武蔵(むさし)」「剣武(けんぶ)」のように「ぶ、む」の響きも見られるようになりました。
武を使った男の子/女の子の名前~由来&意味付け~
「武」を使った名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。
- 歩武(あゆむ)
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男女ともに名づけに人気のある「歩」を頭字に用いた名前です。
男の子に人気の名前ですが、響きが中性的なので女の子にも名付けられるでしょう。
諦めることなく前に歩き続けるには、体力だけでなく根気や忍耐力、努力といった精神面の強さも不可欠です。
苦しく立ち止まることがあっても自分のペースで勇ましく確実に歩き続ける姿がイメージできます。
優しく、自分らしくあれる道を歩けるようにと願いを込めることができます。
- 武尊(たける)
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古事記に登場する皇族「ヤマトタケルノミコト」と同じ名前です。
英雄としても知られているヤマトタケルノミコトは、「天叢雲剣」を使って燃える草を薙ぎ払ったことから、三種の神器の一つ「草薙剣」にした立派な人物です。
強く優しいヤマトタケルノミコトのように、立派な人になるようにと願いを込めることができます。
「たける」は「勇猛な人」という意味もあるため、高貴で勇猛果敢で強い人物への成長を願うことができます。
- 勇武(いさむ、いさたけ)
-
勇ましいという意味で人気の「勇」を頭字に用いた男の子の名前です。
勇猛果敢といった強さはもちろん、行動力に溢れた姿から男らしさや情熱的といった印象も与えます。
積極的で新しいことにも怯まずチャレンジすることから、チャンスを逃さずしっかりつかみ取ることができるでしょう。
「武」との相性も良い漢字です。勇ましく、大切な人を守れる人になるようにと願いが込められる名前です。
- 武蔵(たけぞう)
-
古い物を保管する蔵を添え字に用いた男の子の名前です。
「たけぞう」という古風かつ和風な響きが魅力で、どっしりとした器の大きな様子をイメージできるでしょう。
大切な物を保管し守る役割を担う蔵から、落ち着きがあり大切な人を守り通せる強さも連想できます。
かつては地主などの家に多かったことから、豊かさの印象も与える名前です。
どんな時でも落ち着きがあり、心の豊かな人になるようにと願いが込められる名前です。
- 進武(すすむ)
-
1文字での名づけにも人気がある「進」を添え字に用いた男の子の名前です。
「進歩」「進化」の言葉にも用いられる「進」は、行動的で独立心が旺盛なイメージがある漢字です。
自分の足で前進していく様子は、向上心が高く積極的に物事に挑戦する姿が連想できます。
失敗をしてもそこから学び、自分の糧とできる強さにも恵まれるでしょう。
一歩ずつ確実に前進し、優しくたくましい人に成長するようにと願いを込めることができます。
男の子におすすめの名前
女の子におすすめの名前
「武」を使った名前
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「名前に使える漢字」ランキング
順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
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1 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
2 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
3 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
4 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
5 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
6 | 茉 | 8 | 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 | |
7 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
8 | 悠 | 11 | 時間的または空間的に遠い、はるか、永遠。どこまでも続く様子。ゆったり、のんびりしている、のどかな様子。気の長い、急がない。 | |
9 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | |
10 | 那 | 7 | 多い。美しい。疑問や反語を表す語、なんぞ、いかんぞ、いかん。あれ、あの。どれ、どの。(時間や場所)において。 |