「空」の意味、読み方や画数は?空に込める願い、空を使った名前一覧
- 意味・イメージ
- 天、天空。天と地の間。空模様、晴雨などの天候。心の状態、心地。何も視ないで答えられるほど、すっかり覚 など…
- 「空」は「希望、可愛い、おおらか、自由、宇宙、色」のイメージがあります。
- ▼「空」の意味や由来
- 印象・願い
- 壮大な空のように、美しく心の広い人に育つように。世界にも通じる豊かな才能に恵まれるように。どんな人にも優しく、素直で爽やかな人になれるように。美しいガラスやラピスラズリの和名であ……
- ▼「空」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「空」は、名前として「青空(せいくう)、青空(あおぞら)、輝空(てるたか)、青空(あおぞら)、蒼空(あおぞら)、青空(はるたか)、龍空(りゅうあ)」などの読み方で使われています。
- ▼「空」を使った名前一覧を見る
画数 | 8画 |
---|---|
種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
名のり | く・たか |
訓読み | そら・あ(く)・あ(ける)・から【表外読み】うつ(ろ)・ す(く)・ うつ(ける)・ むな(しい)・ |
音読み | クウ |
部首 | 穴(あな/あなかんむり) |
学習漢字 | 学習漢字1年 |
熟語 | 中空(ちゅうくう/なかぞら)・天空(てんくう)・低空(ていくう)・防空(ぼうくう)・架空(かくう)・真空(しんくう)・航空(こうくう)・虚空(こくう) |
他字体 | |
意味 | そら、おおぞら、地球を覆う大気、天。大きい、広い。から、中身のない、うつろ。寂しい、乏しい。むなしい、無駄、むなしくする。 |
イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「空」の意味
- 天、天空
- 天と地の間
- 空模様、晴雨などの天候
- 心の状態、心地
- 何も視ないで答えられるほど、すっかり覚えている様子
- 屋根の上や木の上などの天辺
- ぼんやりしているさま、上の空
- 偶然
- 証拠もない推量
- それらしく思えること
- 理由や実体のない
- 無益なこと
「空」は、天と地の間にある空を指す漢字です。
青空や曇り空、入道雲やイワシ雲、彩雲など、天候、季節によって様々な気象現象や姿を見せてくれます。
夜には、億にも及ぶ星と月が楽しめます。
流星群や星座などの天体ショーも見られるので、毎年楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
実態のないもののイメージも
空の意味以外にも、何も見ないでも答えられる様子やぼんやりとした様を表す表現としても良く使われます。
話しかけられても反応がないほどぼんやりしていると「上の空」と言うでしょう。
「空耳」「空想」「空っぽ」というように、不確かなもの、偶然、実体のないものなどの意味も持ちます。
世界には自分とそっくりな人が3人いると言われていますが、「他人の空似」の表現としても馴染み深いでしょう。
空の漢字の成り立ち・由来
「空」は、穴ぐらを意味する「穴」と金づちやのみなどの工具を意味する「工」が組み合わさって生まれた漢字です。
のみなどの工具は、穴を空けたり貫いたりする道具です。
穴ぐらの壁に工具を突き通しても何もないので、から、そら、むなしいの意味が生まれました。
空は時折曇り、雨や雷を地上に降らせます。
しかし、しばらくすれば、何事もなかったかのように穏やかさをより戻します。
空っぽに見える空から突然現れる雷を見た昔の人々が、人知が及ばない空を実態がないのものだと感じても不思議ではありません。
はっきりした理由が分からない状態を「空恐ろしい」と表現したのにも納得出来ます。
「空」のイメージ、名前に込める願い
「空」は、大空から果てしなさ、スケールの大きさ、壮大さなどを連想出来る漢字です。
限界がないということは無限の可能性とも捉えられます。
国際化が進む現代で、遮るものがない空のように世界にも通用する子に育って欲しいと願いを込めることが出来ます。
スケールの大きさは、才能だけでなく人間性や心の大きさもイメージ出来ます
空のイメージは様々…爽やかさ、透明感、創造性なども
青空のように澄み切った爽やかさを連想出来る「空」。
笑顔が素敵で、素直な子を思い浮かべられます。包み込んでくれるような優しさから、周囲から信頼される人物に育つはずです。
「空想」から、想像力が豊かでクリエイティブな才能を連想出来ます。
透明感のある青が美しいため、純粋で上品な印象も加わるでしょう。
景色や季節によっても表情を変えるので、協調性や適応力が高いとも取れます。
果てがない雄大な自然や外国などの国際的な面もイメージ出来るでしょう。
様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。
- 壮大
- 雄大
- 広い
- スケールが大きい
- 美しい
- 爽やか
- 素直
- 癒し
- 優しさ
- 冷静
- 清らか
- 努力家
- 協調性
- 魅力的
- 才能豊か
- 無限の可能性
- 青、水色
これらのイメージから、このような願いを込めることができます。

壮大な空のように、美しく心の広い人に育つように

世界にも通じる豊かな才能に恵まれるように

どんな人にも優しく、素直で爽やかな人になれるように
「空」の読み方いろいろ
「空」は、の 音読みは「クウ、コウ」、訓読みは「そら、あ(く)、あ(ける)、から、むな(しい)、す(く)、うつ(ろ)、あな、うろ」などです。
名前に使える読み方は「 あ、から、く、くう、そら、たか、ひろし」などです。「空蝉(うつせみ)」と読むこともあります。
8画の漢字ですが、バランスが良く全体的にすっきりとした印象を与えます。
「そら」の響きだけで名付けられることも多く、近年高い人気を誇る漢字です。
空に関係する漢字との相性も良く、様々な漢字と組み合わせられるでしょう。
男の子だけでなく、女の子の名付けにも人気があります。
「空」を名前に使う際の注意点
ポジティブなイメージがしやすい「空」ですが、空に召される=亡くなるイメージが根強く残る漢字でもあります。
大人が傍にいても、いつ何が起こるか予測が出来ないのが子どもです。
また空っぽの印象から、無気力な性格になるのでは、と心配されることも多い漢字です。
空には、自由で無限の可能性がある
マイナスの連想もできる「空」ですが、無限の可能性を感じられる漢字でもあります。
空を羽ばたく鳥のように、空には自由を感じられます。
宇宙にも通じる場所なので、躍進的な進歩や未来もイメージできるでしょう。
何よりも大切なのは、ご両親がどんな願いを込めた名前を子どもにつけたいか、です。
「空」の漢字の説明の仕方
- そらの「空」
- 孫悟空の「空」
- 小見山沙空の「空」
「空」を使った熟語
- 空前絶後(くうぜんぜつご)
- 非常に珍しいことの例えです。
今までに例がないほど珍しく、これからもあり得ないという意から生まれました。
「空前」過去にも例がないこと、「絶後」は将来的にもあり得ないことを指します。
非常に珍しい事柄を指す熟語で、「空前絶後の大ヒット作」など、かつてない結果を生んだ作品の表現やキャッチコピーにもよく用いられます。 - 滑空(かっくう)
- エンジンやジェットなどを利用せず、風と気流だけを利用して空を飛ぶことです。
鷹や鷲などの猛禽類は、驚くほど翼を羽ばたかせることなく滑空だけで長時間飛ぶことが出来ます。
モモンガも木から木へと飛び移る時、前肢と後肢の間にある皮膜を広げて、上手に滑空する動物です。
人間もハンググライダーやウイングスーツでの滑空が体験できます。
毎年テレビで放送している鳥人間コンテストにも「滑空機部門」があります。
「空」を使ったおすすめの名前
「空」を使ったおすすめの名前をご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。
男の子の名前
璃空(りく)

美しいガラスやラピスラズリの和名である瑠璃の「璃」と組みわせた男の子の名前です。
ラピスラズリは、濃い群青色が美しく夜空に近づく空の色を彷彿とさせるでしょう。
字体がおしゃれで、響きは日本っぽい印象を与えます。また「陸」と同じ響きのため、空の対とも捉えられます。
空のように大らかで素直な子に育って欲しいと願いが込められる名前です。
おすすめの名前ピックアップ
女の子の名前
美空(みそら、みく)

美しい空を彷彿とさせる女の子の名前です。圧倒的な歌唱力を持つ「美空ひばり」を連想する方も多いでしょう。
美しい空のように上品で包容力のある女性になれるように、と願いが込められます。
また、美しい歌声の持ち主だった「美空ひばり」のように、豊かな才能に恵まれるようにと願いが込められることもあります。
おすすめの名前ピックアップ
「空」を使った名前
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前日(6月24日)
「名前に使える漢字」ランキング
順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
---|---|---|---|---|
1 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
2 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
3 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
4 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
5 | 茉 | 8 | 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 | |
6 | 楓 | 13 | ふう、かえで。カエデ科カエデ属の植物の総称、襲(かさね)の色目の名、家紋のひとつ、古風でおもむきのあるもののたとえ。 | |
7 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
8 | 那 | 7 | 多い。美しい。疑問や反語を表す語、なんぞ、いかんぞ、いかん。あれ、あの。どれ、どの。(時間や場所)において。 | |
9 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
10 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 |