「羽」の意味、読み方や画数は?羽に込める願い、羽を使った名前一覧
- 意味・イメージ
- はね、つばさ。鳥やウサギを数える時に使う助数詞。出羽の国の略。 など…
- 「羽」は「幸運、希望、優しい、自由、可愛い、おしゃれ、幻想的、平和」のイメージがあります。
- ▼「羽」の意味や由来
- 印象・願い
- 自由に羽ばたき伸び伸びと育って欲しい。柔らかく包み込む羽毛のように優しい人になるように。将来の飛躍を願って。大空を飛び回るような元気で活発な人に育つように。楽器の「琴」を頭文字に……
- ▼「羽」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「羽」は、名前として「珠羽斗(しゅうと)、和羽星(おうせい)、渚羽子(しょうこ)、友羽慎(ゆうしん)、央羽介(おうすけ)、朱羽架(しゅうか)、朱羽花(しゅうか)」などの読み方で使われています。
- ▼「羽」を使った名前一覧を見る
画数 | 6画 |
---|---|
種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
名のり | つばさ・ば・わね |
訓読み | は・はね |
音読み | ウ |
部首 | 羽(はね) |
学習漢字 | 学習漢字2年 |
熟語 | 合羽(かっぱ) |
他字体 | 羽 旧字体 |
意味 | 翼、翼のあるもの。虫や鳥のはね。羽や翼のような形をしたもの。鳥、うさぎの数え方、単位。助け、助けとなるもの、補佐。 |
イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「羽」の意味
- はね、つばさ
- 鳥やウサギを数える時に使う助数詞
- 出羽の国の略
「羽」は、鳥や昆虫の羽という意味でとても馴染みのある漢字です。
また鳥だけではなく、飛行機の羽など鳥の羽と同じ役割をしているものも「羽」と呼びます。
鳥、ウサギの数え言葉
鳥やウサギを数える時にも用いられ「一羽(いちわ)、二羽(にわ)・・」と言うように数えます。
ウサギは「一羽」と数えるのが正式な数え方ですが、一匹、二匹でも間違いではないようです。
なぜ「羽」がウサギの数え方に使われるのかは、「ウサギの耳を羽に見立てて」など様々な説があります。
出羽国の略称としても
「羽」は日本の特定の地域をさす漢字でもあります。
飛鳥時代以降に行政区間(地域区分)として、本州内陸部に「東山道」が作られ、ここに「近江国」「飛騨国」「出羽国」などが属していました。
この出羽国の略称として「羽」が用いられています。出羽国は現在の秋田県・山形県に相当します。
「羽」と「羽根」、「翼」の違い
ちなみに「羽」と「羽根」、「翼」の違いは、「羽」は鳥や虫、飛行機が飛ぶための器官で基本的に本体にくっついた状態を表します。
そして、羽をバラバラにしたものや羽状の部品を「羽根」と呼ぶようです。
例えば「赤い羽根(共同募金)」「扇風機の羽根」「プロペラ機の羽根」などです。
「翼」は左右の羽が一対になっているものを指す場合が多いようです。
羽の漢字の成り立ち・由来
「羽」という漢字は、鳥の両翼に平たく毛が生えている様子から出来た象形文字です。
「羽」によく似た「羽」という漢字がありますが、「羽」は羽の旧字体(昔使われていた漢字)で名前に使うことはできません。
「羽」のイメージ、名前に込める願い
「羽」は鳥などの羽・翼を意味しているので、「羽ばたく」ということからポジティブなイメージを持っています。
- 大空
- 飛ぶ
- 自由
- 飛躍
- 柔らかい
- 優しい
- かわいらしい
これらのイメージから、名前に様々な願いを込めることができます。

自由に羽ばたき伸び伸びと育って欲しい

柔らかく包み込む羽毛のように優しい人になるように

将来の飛躍を願って

大空を飛び回るような元気で活発な人に育つように
大きな翼を広げて自由に空を駆け回る鳥を見て「あんな風に飛ぶことが出来たらどんなに素敵だろう」と考えたことがある人は多いのではないでしょうか。
昔から空を飛ぶことは人々の大きな憧れでした。このことからも、飛ぶことをイメージさせる「羽」は、「憧れ」というイメージも持っています。
「羽」という漢字は、小学校2年生で習う漢字なので、小さいお子さまでも自分で書きやすく書き間違いのしにくい漢字です。
「羽」の読み方いろいろ
「羽」の読み方は、音読みでは「ウ」、訓読みでは「は、はね、わ」、名のりでは「つばさ、ば、わね、はもと」があります。
名前で多く使われているのは「ウ」「わ」の読みで、他の漢字と組み合わせて用いられています。
男女ともに使われている漢字ですが、女の子の名前に特に人気があります。
「羽」を名前に使う際の注意点
「羽」はたくさんの読み方がある訳ではないのですが、そのどれもが私たちの身体に染みついています。
例えば鳥の数え方では「三羽(さんば、さんわ)、六羽(ろくわ、ろっぱ)」などいすれの読み方も臨機応変に使われ、違和感がありません。
同じように「美羽」という名前でも、「みわ・みう・みはね」の3つの読み方で使われています。
いずれも可愛い読み方なのですが、名前を見た人が読み方に迷うことがあるかもしれません。
「羽」という漢字が、このように様々な読み方で使われている点は考慮しておくと良さそうです。
「羽」の漢字の説明の仕方
- 鳥の羽の羽(はね)
- 羽毛の羽(う)
「羽」を使った熟語
- 羽化登仙(うかとうせん)
- 酒に酔うなどして快い気分になることのたとえ。天にも昇るような心地よさを表す言葉です。
「羽化」は、羽が生えて空を飛び回る仙人になること。「登仙」は天に登って仙人になるという意味です。
「まるで羽化登仙の心地良さだ」の様に用いられます。 - 積羽沈舟(せきうちんしゅう)
- 小さなものでも数がたくさん集まれば大きな力になるということのたとえ。
軽い羽毛でもたくさん積もれば舟をも沈める重さになるという意味から生まれました。
「積羽舟を沈む(せきうふねをしずむ)」とも言います。
「羽」を使ったおすすめの名前
「羽」を使ったおすすめの名前をご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。
女の子の名前
琴羽(ことは)

楽器の「琴」を頭文字に「羽(は)」の読みで止め字として組み合わせた名前です。
楽器を意味する「琴」ですが、古風で和の雰囲気も持ち、とても趣のある漢字です。
羽と組み合わせることにより、「ことは」という可愛らしい響きを持ちつつ、琴を弾く美しい女性をイメージするような幻想的な雰囲気も持っています。
紗羽(さわ)

薄い絹織物を意味する「紗」の漢字に、「羽(わ)」の読みで組み合わせた名前です。
「紗」は女の子の名前に人気の漢字で、古風で日本的、繊細さ、しなやかさ等の雰囲気を持っています。
紗も羽も両方、「包む」というイメージも出来るので、「人を包み込む優しさにあふれた人になって欲しい」等の願いが込められる名前です。
おすすめの名前ピックアップ
男の子の名前
おすすめの名前ピックアップ
「羽」を使った名前
61 件の名前がみつかりました
気になる名前は [ ] で保存!LINEでシェア!!
「お気に入り(画面上部)」で確認できます
前日(5月27日)
「名前に使える漢字」ランキング
順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
---|---|---|---|---|
1 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
2 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | |
3 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
4 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
5 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
6 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
7 | 月 | 4 | つき。空に見える天体のひとつ。地球の衛星。ひとつき。一か月。歳月、年月。七曜のひとつ、月曜 | |
8 | 斗 | 4 | 水や酒をすくう柄のついた道具、ひしゃく。穀物、液体などの量をはかるます、とます。容量の単位、一斗は10升で約18リットル。北斗、南斗など星座の名。小さい、わずか、少ない。たちまち、急に、にわかに。 | |
9 | 結 | 12 | むすぶ、ゆう、ゆわえる。束ねる、つなぐ、まとめる。ちぎる、取り交わす。実を結ぶ、まっとうする、結果が出る。組み立てる、構える。むすび、しめくくり、終わり。ふさぐ、閉ざす。 | |
10 | 那 | 7 | 多い。美しい。疑問や反語を表す語、なんぞ、いかんぞ、いかん。あれ、あの。どれ、どの。(時間や場所)において。 |