「茜」の意味、読み方や画数は?茜に込める願い、茜を使った名前一覧
- 意味・イメージ
- あかね。あかね色。あかねの根で染めた赤色。野山に自生するあかね科の多年性つる草。 など…
- 「茜」は「自然、草花・樹木、色、秋」のイメージがあります。
- ▼「茜」の意味や由来
- 印象・願い
- 茜色が似合う上品で美しい人になるように。温かみがあって周囲の人を優しく包み込めるような人になるように。大切な人に寄り添える優しい人になるように。
- ▼「茜」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「茜」は、名前として「茜子(あかねこ)、茜壱(せんいち)、茜一(せんいち)、茜佑(せんすけ)、茜造(せんぞう)、茜風(せんふう)、茜比古(あかひこ)」などの読み方で使われています。
- ▼「茜」を使った名前一覧を見る
画数 | 9画 |
---|---|
種類 | 人名用漢字 名付けに使えます |
名のり | あか |
訓読み | あかね |
音読み | セン |
部首 | 艹(くさ/くさかんむり/そうこう) |
他字体 | |
意味 | あかね。アカネ科の多年草、茜色の略、あかとんぼの別名。 |
イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「茜」の意味
- あかね。あかね色。
- あかねの根で染めた赤色。
- 野山に自生するあかね科の多年性つる草。
「茜」は、アカネ科のつる性の多年草を意味する漢字です。
あかねの根から取れる染料や布などを染めた際の深いあかね色も指します。
橙色の根は、染料もしくは止血剤にも用いられます。
古くから日本人に愛されてきた「茜」は、「あかねさす」の枕詞で万葉集の歌にも登場します。
「茜」の花言葉「わたしを思って」など
野山に自生し、根は古くから染料や薬に用いられてきた茜の花言葉は「わたしを思って」「媚び」「誹謗」などです。
花言葉の由来ははっきりとは分かっていませんが、薬に使われることから「傷」という花言葉もあります。
8~10月になると白もしくは黄色の可憐な花を咲かせる茜は、古くから日本人に親しまれてきた花です。
日本の日の丸の赤は茜で染めらていたこともあり、日本らしい美しさを感じられる漢字と言えるでしょう。
「茜」の漢字の成り立ち・由来
「茜」は、会意兼形声文字です。生えそろった草を意味する「艹」と「西」が組み合わさって生まれました。
あかねは、西の空、夕焼け色のような深く美しい赤色の染料が取れることから「あかね」と読むようになりました。
「茜」のイメージ、名前に込める願い
「茜」は、茜色でも知られる深い赤が連想できる漢字です。
古くから着物の染色にも使われてきた茜は、深みのある美しさやシックで大人っぽい洗練された印象を与えます。
夕陽だけでなく朝日の空も「茜色」と表現するため、明るさ、温かさ、光り輝くイメージをも抱くでしょう。
朝や夕方にイメージから、爽やかさや幻想的な雰囲気も感じられるはずです。赤から、情熱や勇気、健康などもうかがえます。
色づく山々が茜色に染まることから、「茜」は秋を連想させる漢字でもあります。
どこか懐かしさを感じられるため、人々の心にそっと寄り添ってくれるような優しさも感じられるでしょう。
ヒラヒラと舞う紅葉から、優雅さや柔らかい印象も与えます。
茜は染料としてだけでなく漢方薬としても使われるため、知恵や豊かな才能もイメージできます。
様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。
- 美しい
- 上品
- 明るい
- 温かい
- シック
- 洗練
- 優雅
- 爽やか
- 幻想的
- 柔らかさ
- 秋
- 古風・和風
これらのイメージから、名前にこのような由来や意味を込めることができます。

茜色が似合う上品で美しい人になるように

温かみがあって周囲の人を優しく包み込めるような人になるように

大切な人に寄り添える優しい人になるように
「茜」の読み方いろいろ
「茜」の音読みは「セン」、訓読みは「あかね」です。名前に使える読み方は「あか」です。
「茜」は、1文字で「あかね」の響きで名付けることができます。
女の子の名づけに根強い人気を持つ響きで、現在は「茜音(あかね)」のように用いられることもあります。
茜を使った男の子/女の子の名前~由来&意味付け~
「茜」を使った名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。
- 茜一郎(せんいちろう)
-
「茜」を頭字に用いた男の子の名前です。「茜」を「せん」と読むことで、男の名前にも自然と馴染みます。
「一郎」と組み合わせることで、日本らしさや古風な印象が際立った名前になります。
深い赤も似合う粋な格好良さを持ち、情熱的で困っている人を助けられる優しい人物が連想できる名前です。
器が大きく、どんな人にも分け隔てなく接することのできる人になるようにと願いを込めることができます。
- 茜来(せいら)
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来るの漢字でも馴染み深い「来」を用いた女の子の名前です。
「来」は、茜色の美しい朝が必ず来る様子が連想できるため、努力が報われる様や繁栄や成功が多い人生を彷彿とさせる漢字です。
周囲の雰囲気を明るくし、実り多い豊かな人生を送れるようにと願いを込めることができます。
茜は「せい」とは読まないので当て字となりますが、茜の持つ清楚な雰囲気と海外風の響きが合わさった印象深い名前となります。
- 茜瑠(あかる)
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瑠璃の「瑠」を添え字に用いた女の子の名前です。
ラピスラズリという七宝の一つに数えられる宝石の和名である瑠璃の「瑠」とは美しい瑠璃色も意味します。
茜との相性も良く、澄んだ美しい青からクールで洗練された印象も与えるでしょう。
情熱や明るさを持ち、いつでも冷静で状況を見通せる姿が連想できます。
おしゃれで、先々のことを見通す先見の明に恵まれますようにと願いを込められる名前です。
- 茜里(あかり)
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女の子の名づけに人気のある「里」を添え字に用いた名前です。
都会のように高い高層ビルがない田舎では、空が一段と大きく広く見えます。
視界いっぱいに広がる美しい夕焼け空を連想させるため、素朴さや温かさ、人の心に寄り添う優しさなども連想できるでしょう。
日本の伝統も感じられます。温かみに溢れ、周囲の人を大切にできる人になるようにと願いを込めることができる名前です。
- 茜華(せんか)
-
華やかの表現で用いられる「華」を添え字に用いた女の子の名前です。
華々しいという表現があるように、「華」は美しい花が咲きそろった状況を連想できます。
ゴージャスで気品あふれる華は、人を惹きつけて離さない魅力と美しさを名前にも与えるでしょう。
「茜」と組み合わせることで、甘すぎず大人っぽい印象になります。
上品で自信にあふれた華やかな人になるようにと、願いを込めることができる名前です。
男の子におすすめの名前
女の子におすすめの名前
「茜」は名前に良くない?名付けの際の注意点
「茜」は、花が可憐で葉はハートの形をしている可愛らしい植物です。
美しいだけでなく大らかな印象も与える茜ですが、植物はいずれ枯れてしまうため儚い印象があると名づけに避けられることがあります。
しかし多年草である茜を始め、植物はたとえ冬になって枯れても春には必ず芽を出し花を咲かせます。
人生は、楽なことばかりではありません。
厳しい状況に陥っても、自身の力で立ち上がり人生を歩んでいって欲しいという願いを込めることができます。
「茜」を使った名前
14 件の名前がみつかりました
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前日(5月27日)
「名前に使える漢字」ランキング
順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
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1 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
2 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | |
3 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
4 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
5 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
6 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
7 | 颯 | 14 | はやて、さっと吹く風、疾風。風の吹く様子、その音。きびきびした様子。 | |
8 | 彩 | 11 | いろどる、色をつける、配色する。さまざまな色の組み合わせ。色を組みあわせて飾ること。いろどり、あや、模様。ツヤ、輝き、光。美しい、飾りがある、模様がある。様子、姿。化粧する。美しさを付け加える。 | |
9 | 那 | 7 | 多い。美しい。疑問や反語を表す語、なんぞ、いかんぞ、いかん。あれ、あの。どれ、どの。(時間や場所)において。 | |
10 | 結 | 12 | むすぶ、ゆう、ゆわえる。束ねる、つなぐ、まとめる。ちぎる、取り交わす。実を結ぶ、まっとうする、結果が出る。組み立てる、構える。むすび、しめくくり、終わり。ふさぐ、閉ざす。 |