「賢」の意味、読み方や画数は?賢に込める願い、賢を使った名前一覧
- 意味・イメージ
- かしこい。まさる。すぐれる。また才知や徳の優れた人。相手のことがらに添える敬称。 など…
- 「賢」は「聡明」のイメージがあります。
- ▼「賢」の意味や由来
- 印象・願い
- 知的で優秀な人になるように。先を見通すことができる人になるように。思慮深く向上心を持つ人になるように。
- ▼「賢」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「賢」は様々な読み方があり、一文字の名前では「けん、さとし、たか、すぐる」など、二文字名は「賢治(けんじ)、賢人(けんと)、賢斗(けんと)、明賢(あさと)」などがあります。
- ▼「賢」を使った名前一覧を見る
画数 | 16画 |
---|---|
種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
名のり | かた・かつ・さか・さかし・さと・さとし・さとる・すぐる・たか・ただ・ただし・とし・のり・まさ・まさる・ます・やす・よし・より |
訓読み | かしこ(い)【表外読み】さか(しい)・ まさ(る) |
音読み | ケン |
部首 | 貝(かい/かいへん) |
熟語 | 大賢(たいけん)・先賢(せんけん)・前賢(ぜんけん)・群賢(ぐんけん)・聖賢(せいけん)・諸賢(しょけん)・遺賢(いけん)・竹林七賢(ちくりんのしちけん) |
他字体 | 贒 異体字・同字 |
意味 | かしこい、利口である、才知が優れている。賢い人、才知や徳の優れた人。まさる、優れる。敬う、たっとぶ。抜け目がない、要領がいい。ありがたい、素晴らしい、立派である。多い、豊か。 |
イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「賢」の意味
- かしこい。
- まさる。
- すぐれる。
- また才知や徳の優れた人。
- 相手のことがらに添える敬称。
「賢」は「賢明」や「賢者」など、賢く優れた人を表す漢字です。
また「賢帝」など、相手に対する敬称としても使われます。
「本当の賢さ」とは?
偏差値やテストの点が高いことだけが、本当の賢さとは言えません。
本当に賢い人は、新しいことを学ぶことに対して貪欲でわからないことを人に聞くことに抵抗がありません。
素直でインプットとアウトプットが上手、考えもシンプルという面もあります。
人と話す時はわかりやすい言葉を選び、感情的に怒ることも少ないです。
賢さは生まれ持ったものだけでなく、培うことができるものと言えるでしょう。
「賢」の漢字の成り立ち・由来
引き締めるという意味の「臥」の下に貨幣を意味する「貝」が組み合わさって成り立ちました。
財布の紐をギュッと締める様子を表しており、賢くお金を上手に使う人から「賢い」という意味が生まれました。
「賢」のイメージ、名前に込める願い
「賢」は、賢さや優秀さ、知性、探究心、好奇心、思慮深さなどを連想することができます。
頭の回転が早く、勉学や仕事で優秀な成績を収める様子もイメージすることができます。
論理的に物事を考えることができ、確かな判断力や貪欲な知識欲、向上心もあるでしょう。
ポジティブなイメージから、さまざまな願いを名前に込めることができます。
様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。

知的で優秀な人になるように。
「賢」は、知的で優秀な人物への成長を願うことができる漢字です。
豊富な知識から情報を精査し、簡潔でわかりやすい話し方や捉え方などができる人になるでしょう。
ポジティブで探究心があり、失敗を繰り返しても問題に粘り強く取り組める強さなどもイメージすることができます。
客観的な視点で物事を判断、探求ができるため、勉学やスポーツで優秀な成績を収めることが期待できます。

先を見通すことができる人になるように。
「賢」は、状況を理解する判断力や先見の明を連想することができます。
豊富な知識から自分が置かれている状況を理解し、次にどんなことが起こり得るのかや自分がどんな行動をすべきかなどに考えを巡らせることができるでしょう。
要領が良く、立ち回りが上手な様子もイメージすることができます。
優先順位をつけることに長け、理想を追い求めることができるでしょう。

思慮深く向上心を持つ人になるように。
「賢」は一つの目標を達成しても、次へ挑戦する意欲や向上心を連想することができます。
思慮深く、わからないことは素直に人に聞いたりアドバイスに従ったりすることで、自ら道を切り開くことができるでしょう。
向上心から現状に満足することなく、より良い方法を模索することができます。
好奇心が旺盛で、さまざまなことに興味関心を持つ人への成長を願うことができるでしょう。
「賢」の読み方いろいろ
「賢」の音読みは「ケン、ゲン」、訓読みは「かしこ(い)、まさ(る)、さか(しい)」です。
名乗りに用いられる読みは「かた、かつ、さかし、さと、さとし、さとる、すぐる、たか、ただ、ただし、とし、のり、まさる、ます、やす、よし、より」になります。
多彩な読み方があることも「賢」の魅力です。
賢を使った男の子/女の子の名前~由来&意味付け~
「賢」を使った名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。
- 賢(けん、さとし)
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「賢」は、1文字で名付けることができます。
スタイリッシュで、おしゃれな雰囲気の名前になることも魅力と言えます。
両親が名前に込めた願いも一目でわかりやすいと言えるでしょう。
思慮深く、自分が知らないことも素直に受け入れることができる器の大きさや頭の回転の速さなどもうかがえます。
人格者となり、たくさんの人に慕われたり頼りにされる様子もイメージすることができます。
- 賢司(けんじ)
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「司」は司るという意味から、統率力などのイメージがある漢字です。
「賢」と組み合わせることで、持ち前の豊かな知識や経験を活かして周囲を導いたりまとめたりする様子を連想することができます。
「けんじ」の読みも親しまれやすさや穏やかさがうかがえます。
字面もシンプルで覚えやすいと言えるでしょう。
「思慮深く、持ち前の優秀さで人の役に立てるように」といった願いを込めることができます。
- 賢行(たかゆき)
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「行」を添字に用いた男の子の名前です。
「進行」や「実行」などから、前へと進む様子を連想することができます。
トラブルがあっても、自分の足で前へと進み続ける強さや逞しさもイメージすることができます。
「賢」と組み合わせることで、豊かな知識が人生の助けとなる様子を連想することができるでしょう。
「前をしっかりと見据えて明るい未来を歩いていける人生になるように」といった願いを込めることができる名前です。
- 賢希(まさき)
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「希」を添字に用いた名前です。
中性的なイメージを与える字面と読みから、性別問わず子どもに名付けることができるでしょう。
「希」は貴重や稀であるという意味から「豊かな才能や幸運に恵まれるように」といった願いを込めることができます。
「賢」と組み合わせることで、慎ましやかで的確に物事を判断できる人への成長を期待することができます。
夢を大切にする人になることができるでしょう。
- 賢代(さとよ)
-
「代」を用いた女の子の名前です。
古き良き日本らしさを感じることができる「代」は、「時代」や「世代」から人とのつながりや時間の流れを連想することができます。
これから先の時代を扇動し、得た知識や技術を次世代に伝えていく役割を担う姿もイメージすることができます。
「賢」と組み合わせることで穏やかで謙虚、上品な落ち着きがある人物への成長が期待できます。
厳しくも愛情深い女性になることができるでしょう。
「賢」を使った男の子/女の子の名前リスト
男女どちらにも名付けられる名前
男の子におすすめの名前
女の子におすすめの名前
「賢」を使った名前
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前日(6月22日)
「名前に使える漢字」ランキング
順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
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1 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
2 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
3 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
4 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
5 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | |
6 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
7 | 那 | 7 | 多い。美しい。疑問や反語を表す語、なんぞ、いかんぞ、いかん。あれ、あの。どれ、どの。(時間や場所)において。 | |
8 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
9 | 唯 | 11 | ただ、限定や強調を表す語。それだけ、ただひとつ。はい、返事、すぐに答える承諾の返事。 | |
10 | 凪 | 6 | なぎ。風や波がなく、穏やかになっている海面の状態、物事が安定しておさまっているさま。 |