「厳」の意味、読み方や画数は?厳に込める願い、厳を使った名前一覧
- 意味・イメージ
- きびしい。容赦がないさま。おごそかで、いかめしく威厳のあるさま。激しく、甚だしいさま。父に対する敬称 など…
- 「厳」は「堅実」のイメージがあります。
- ▼「厳」の意味や由来
- 印象・願い
- 揺るがぬ信念をもつ人になるように。誰からも頼られる威厳を。静かな炎で世界を照らす人に。
- ▼「厳」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「厳」は様々な読み方があり、一文字の名前では「げん、いつき、いわお」など、二文字名は「厳希(いつき)、厳宜(いつき)、厳騎(いつき)、厳玖(いつき)」などがあります。
- ▼「厳」を使った名前一覧を見る
| 画数 | 17画 |
|---|---|
| 種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
| 名のり | いかし・いず・いつ・いつき・いわ・かね・たか・つよ・ひろ・よし |
| 訓読み | おごそ(か)・きび(しい)【表外読み】いかめ(しい)・ いか(つい) |
| 音読み | ゲン・ゴン |
| 部首 | 攵(ぼくにょう/ぼくづくり) |
| 学習漢字 | 学習漢字6年 |
| 熟語 | 荘厳(そうごん/しょうごん)・威厳(いげん)・尊厳(そんげん)・謹厳(きんげん) |
| 他字体 | 嚴 旧字体・人名用漢字 |
| 意味 | げん、きびしい。大したもの、すばらしい、容赦しない、激烈、耐えられないほどの状態、人を寄せ付けないような雰囲気、何かをするのに難しい状態。 |
| イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「厳」の意味
- きびしい。容赦がないさま。
- おごそかで、いかめしく威厳のあるさま。
- 激しく、甚だしいさま。
- 父に対する敬称。
「厳」は、主に物事や態度がきびしいことを示す漢字です。
ルールや規則を徹底して守らせる場面や、おごそかで近寄りがたい威厳を示したい場面で用いられます。また、寒さ・暑さなどが激しい様子を表すときにも使われます。
さらに、「家厳(かげん)」のように父を敬って呼ぶ語としても用いられるなど、敬称としての一面も備えています。
「厳」は、ただ冷たい厳しさだけでなく、人を律したり、状況を粛然とさせる意味合いも込められています。このように「厳」は、緊張感を持たせ、心を引き締める役割を担う漢字といえるでしょう。
「厳」のイメージと込める願い
「厳」は、凛とした空気をまとい、規律を尊び、揺るがぬ芯を連想させる漢字です。
山岳の切り立った岩壁や、冬の澄み切った冷気のように引き締まった印象をもたらし、簡単には動かない強固さや信頼感を感じさせます。
「厳」は、真剣に物事へ向き合い、自らを律しながらも周囲を導く人物像を思わせます。
堅実というイメージとも重なり、じっくり努力を積み重ね、大切な人や約束を守り抜く姿を描きやすい点も特徴です。
また厳しさの裏には、物事を大切に扱う思いやりや責任感が潜んでいます。だからこそ、信頼されるリーダーシップや、品格ある落ち着きを期待できる漢字と言えるでしょう。

揺るがぬ信念をもつ人になるように
「厳」は“簡単に動かない”という意味から、確固たる意志を象徴します。自分で定めた目標や信条を最後まで貫ける強さをイメージさせます。

誰からも頼られる威厳を
「厳」には“おごそか”“威厳”というニュアンスも含まれています。場の空気を引き締め、自然と人をまとめる存在感を願うときに用いられることがあります。礼節を重んじ、公平な判断で周囲を守る――そんな頼もしさがにじむ漢字です。

静かな炎で世界を照らす人に
一見冷たく厳粛でも、その奥には“激しさ・甚だしさ”というエネルギーが潜んでいるのが「厳」。ぶれない芯で状況を制しつつ、内に秘めた情熱で周囲を鼓舞する――そんな「静かに燃える灯火」のような生き方を願う、ユニークな切り口もあります。
「厳」を使った名前
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前日(12月26日)
「名前に使える漢字」ランキング
| 順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
| 2 | 柊 | 9 | しゅう、ひいらぎ。モクセイ科の常緑小高木、スズキ目の海魚 | |
| 3 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
| 4 | 茉 | 8 | 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 | |
| 5 | 絃 | 11 | げん、つる。 楽器に張る糸、糸を張った楽器、弦楽器の総称。 | |
| 6 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
| 7 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
| 8 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
| 9 | 月 | 4 | つき。空に見える天体のひとつ。地球の衛星。ひとつき。一か月。歳月、年月。七曜のひとつ、月曜 | |
| 10 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 |
