「依」の意味、読み方や画数は?依に込める願い、依を使った名前一覧
- 意味&イメージ
- 寄りかかる、頼りにする。もたれかかる。よりどころにする、根拠にする。従う。そのまま、元のまま、以前のまま、昔ながら。はっきりしない、ぼんやりしている。弱いものを大切にする。助ける。など。
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- 漢字の意味から「依」は「素直」のイメージがあります。 ▼「依」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「依」は、名前として「芽依(めい)、依茉(えま)、蒼依(あおい)、伶依(れい)、礼依(れい)、玲依(れい)、澪依(れい)」などの読み方で使われています。 ▼「依」を使った名前一覧を見る
画数 | 8画 |
---|---|
種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
名のり | より |
訓読み | 【表外読み】よ(る) |
音読み | イ・エ |
部首 | 亻(ひと/にんべん/ひとがしら) |
熟語 | 帰依(きえ) |
他字体 | |
意味 | 寄りかかる、頼りにする。もたれかかる。よりどころにする、根拠にする。従う。そのまま、元のまま、以前のまま、昔ながら。はっきりしない、ぼんやりしている。弱いものを大切にする。助ける。 |
イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「依」の意味
- 頼りにする。寄りかかる。
- よりどころとする。
- そのまま。元のまま。
- はっきりしない。ぼんやりしている。
「依」は頼りにする、寄りかかるの意味で「依存」「憑依」「帰依」などの言葉が知られています。
仕事などを頼む際の「依頼」「依拠」などにも用いられます。
元の状態のまま変わらないことを「依然」と表現することも多くあるでしょう。また。
ぼんやりとはっきりしない様子を「依依」とも言います。
「依」は安心できるもの
「依」とは「人」と「衣」です。
「人の身を包む衣」は安心感を与えるため、「依」の意味には「よりどころになる」の意味が生まれました。
心の底から安心できる場所を見つけたいと願う人は多いでしょう。
周囲の人に安心感を与えるくらい優しいのも大切ですが、自分が安らげる場所を見つけることも大切です。
「依」は心身の健康を守れるようにという願いも込められる漢字なのです。
「依」の漢字の成り立ち・由来
「依」は、会意兼形声文字です。人を意味する「亻」と和服の襟元を意味する「衣」が組み合わさって生まれました。
首から下に襟元が幾重にも重なる様子から、人が衣服をまとう様を表しています。
「人にまとわりつく衣服」から、「よる」「もたれかかる」の意味が生まれました。
「依」のイメージ、名前に込める願い
「依」は、頼りがいがあるイメージのある漢字です。
頼りになる、寄りかかることのできる人は、優しく懐が深いという特徴を持っています。
頼りにされるだけの度量と実績を積み重ねた確かな信頼を得るでしょう。
冷静で穏やかなため、周囲の人から慕われ愛される姿が思い浮かびます。
癒しを与える人に
拠りどころにあるという意味からは、癒しの印象を与えます。
人々に安心感を与え、愛情深い人物が想像できるでしょう。
人に寄り添い、包み込むような温かさを持つようにという願いも込めやすい漢字です。
自然体の魅力を持つ人に
そのまま、元のままという意味もあるため、素直で自然体な人をイメージできます。
人によって態度を変えない人は、貴重です。
ありのままを尊重し大切にしてくれる人になって欲しいという願いを込めることができます。
様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。
- 頼りになる
- 優しい
- 懐が深い
- 落ち着きのある
- 安定感がある
- 愛情深い
- 温かい
- 温和
- 穏やか
- 癒し
- 素直
- 自然体
これらのイメージから、名前にこのような由来や意味を込めることができます。

周囲の人から頼りにされる頼もしい人になるように

温和で人を包み込むような優しさを持つ人になるように

愛情深く、自然体でも魅力的な人になるように
「依」の読み方いろいろ
「依」の音読みは「イ、エ」、訓読みは「よ(る)」です。名前に使える読み方は「すけ、つぐ、より」です。
特に女の子の名前の響きに人気がある「依」は、「い」の響きで添え字に用いられます。
「舞依(まい)」「由依(ゆい)」はもちろん、「え、より」の響きも人気です。
依を使った男の子/女の子の名前~由来&意味付け~
「依」を使った名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。
- 蒼依(あおい)
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男女ともに人気のある「蒼」を頭字に用いた名前です。
青よりも深く草木の茂っている様を意味する「蒼」は、緑がかった美しい色です。
空や海などの色にも例えられることから、広大さや爽やかさも連想できるでしょう。
草木が美しく生い茂る様子からは、真っ直ぐで素直な人に育って欲しいという思いも込められます。
大きな夢を持ち、周囲の人から頼りにされる優しい人になるようにと願いを込められる名前です。
- 依人(よりひと)
-
「人」を添え字に用いた男の子の名前です。
文化的かつ社会的な生き物である人は、他者との関わりを通して幸福や充実感を得ることができます。
頼りがいがあり、そこにいるだけで安心感を与えられるような協調性のある人物を連想することができます。
優しく穏やかな雰囲気を持つため、どんな人とも良好な関係を築けるでしょう。
愛情深く良縁に恵まれた人生を送れるように、と願いを込めることができます。
- 陽依(ひより)
-
太陽の「陽」を頭字に用いた女の子の名前です。
「ひより」の響きは日本らしく、柔らかい印象を与えます。
暖かく安心感を与える太陽の日差しは、たくさんの人や動植物に恩恵を与える存在です。
優しく穏やかで、傍にいるだけでホッと和めるような人物が連想できます。
安心感を与える「依」との相性も抜群でしょう。
懐が深く、人を包み込むような優しさと愛情を持つ人になるようにと願いを込めることができます。
- 愛依(あい)
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女の子の名づけに人気の「愛」を頭字に用いた女の子の名前です。
「愛依」で「あい」と読むため、愛らしいだけでなく大人っぽい魅力も感じられるでしょう。
素直で笑顔が愛らしく、たくさんの人に愛してもらえる名前です。
シンプルでストレートに伝わる字面もわかりやすいです。
自然体でも魅力的で、愛し愛される人生を送れるようにと願いを込めることができます。
- 奏依(かなえ)
-
奏でるの「奏」を頭字に用いた女の子の名前です。
「奏」は音楽を奏でるという意味を持つため、ゆったりとした優しい雰囲気や癒しを連想することができます。
神様や王侯貴族をも楽しませた音楽は、上品さや周囲の人との調和などの印象も与えることができます。
「かなえ」の響きや中性的な字面も魅力的な名前です。
周囲の人との調和を大切にし、安心感を与えられる人になるようにと願いを込めることができます。
男女どちらにも名付けられる名前
男の子におすすめの名前
女の子におすすめの名前
「依」は名前に良くない?名付けの際の注意点
「依」は淑やかで愛情あふれるイメージのある一方で、「依存」や「憑依」などの言葉からネガティブなイメージを抱く人が少なくありません。
依存的で自立ができない人になるのではないか、嫉妬深い性格に成長するのではないかと考えられるのです。
しかし、「依」は本来「頼りになる」の意味を持つ漢字です。
とてもポジティブであるため、将来周囲の人から頼られ愛される人になるようと願いを込めることができます。
「依」を使った名前
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前日(9月21日)
「名前に使える漢字」ランキング
順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
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1 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | 257 |
2 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | 125 |
3 | 悠 | 11 | 時間的または空間的に遠い、はるか、永遠。どこまでも続く様子。ゆったり、のんびりしている、のどかな様子。気の長い、急がない。 | 185 |
4 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | 124 |
5 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | 37 |
6 | 彩 | 11 | いろどる、色をつける、配色する。さまざまな色の組み合わせ。色を組みあわせて飾ること。いろどり、あや、模様。ツヤ、輝き、光。美しい、飾りがある、模様がある。様子、姿。化粧する。美しさを付け加える。 | 160 |
7 | 楓 | 13 | ふう、かえで。カエデ科カエデ属の植物の総称、襲(かさね)の色目の名、家紋のひとつ、古風でおもむきのあるもののたとえ。 | 55 |
8 | 瑛 | 12 | 美しく透明な玉。水晶。玉の光。透明な美しい石。 | 88 |
9 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | 179 |
10 | 依 | 8 | 寄りかかる、頼りにする。もたれかかる。よりどころにする、根拠にする。従う。そのまま、元のまま、以前のまま、昔ながら。はっきりしない、ぼんやりしている。弱いものを大切にする。助ける。 | 13 |