「士」の意味、読み方や画数は?士に込める願い、士を使った名前一覧
- 意味・イメージ
- 男子。男性。学識・道徳のある尊敬に値する男子。特別な資格・技術を身に付けた人。さむらい。武士。古代中 など…
- 「士」は「勇ましい、聡明、古風・和風」のイメージがあります。
- ▼「士」の意味や由来
- 印象・願い
- 勇ましく、頼りがいのある人になるように。情に厚く、弱い存在や困っている人を率先して助けられる人になるように。才能豊かで手に職をつけ、安定した人生を送れるように。
- ▼「士」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「士」は、名前として「凛士郎(りんしろう)、晄士郎(こうしろう)、湊士郎(そうじろう)、虹士郎(こうしろう)、凰士郎(おうしろう)、誠士郎(せいしろう)、響士郎(きょうしろう)」などの読み方で使われています。
- ▼「士」を使った名前一覧を見る
画数 | 3画 |
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種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
名のり | あき・あきら・お・おさむ・こと・さち・ただ・つかさ・と・のり・ひと・まもる |
訓読み | 【表外読み】さむらい |
音読み | シ |
部首 | 士(さむらい) |
学習漢字 | 学習漢字4年 |
熟語 | 力士(りきし)・文士(ぶんし)・弁士(べんし)・名士(めいし)・志士(しし)・学士(がくし)・武士(ぶし)・居士(こじ)・信士(しんし/しんじ)・勇士(ゆうし)・剣士(けんし)・烈士(れっし)・紳士(しんし)・博士(はくし/はかせ)・義士(ぎし)・騎士(きし)・弁護士(べんごし)・一言居士(いちげんこじ/いちごんこじ) |
他字体 | |
意味 | 男性、成人男性。学識のある立派な男性。男性の美称。学問や知識の面で優れた男性。官位をもつ男性。さむらい、軍人。特別な資格や技術を身につけた人。職務をこなすこと、仕官する。 |
イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「士」の意味
- 男子。男性。
- 学識・道徳のある尊敬に値する男子。
- 特別な資格・技術を身に付けた人。
- さむらい。武士。
- 古代中国の支配階級の一つ。大夫の下の身分。
- 軍人。
- 自衛隊の兵の称。
「士」は、成人した男性や男子、侍を意味する漢字です。
子息子女や国士のように学識や道徳を身に着けた立派な人物の名称にも「士」が用いられています。
古代中国では、官吏の身分の一つであり「大夫」の一つ下の「士大夫」とされていました。
博士や騎士のように特別な資格や技術・能力を持つ職業などにも「士」を見ることができます。
侍だけでなく、「士」は軍人を意味する漢字でもあります。「士官」や「衛士」「勇士」などが知られているでしょう。
また自衛隊の兵は、それぞれ「海士」「空士」「陸士」とも呼びます。
古くから重要な「士」業
「士」と言えば、侍を指します。帯刀を許され、いざ戦になったら国と城主を守るために敵兵と戦う誇り高い身分の人々です。
時代の流れで侍の姿は無くなりましたが、弁護士や公認会計士のように国家資格を持ち専門性の高い職を士業やサムライ業と呼ぶようになりました。
責任が重くプロフェッショナルを極めた業務をこなす姿は、侍同様格好良い存在です。
「士」を名前に用いることで、仕事に誇りを持つ姿を連想できるでしょう。
「士」の漢字の成り立ち・由来
「士」は、「鉞(まさかり)」を意味する象形文字から成り立ちました。
人の首を落とせる「鉞(まさかり)」は、かつては王族の権威の象徴とされ儀式用のものが鍛えられるほど特別な意味を持った武器です。
「士」は鉞を持つ特別な男性を意味するため、「男子、武士、戦士」の意味が生まれました。
「士」のイメージ、名前に込める願い
「士」は侍の意味から礼儀正しく、仁義を重んじる情に厚い姿を連想できる漢字です。
肉体的にも精神的にも強く頼りがいのある様子がうかがえます。
受けた恩は必ず返すことから、誇り高く、器の大きさや優しさなどもイメージできるでしょう。
責任感が強く弱いものを守ることから、愛情深さや包容力なども連想することができます。
プロフェッショナルな職業に
「士」は、難関である国家資格を必要とする行政書士や宇宙飛行士、操縦士などの多くの職種にも用いられます。
才能豊かで努力家、どんなことがあっても諦めない根気強さや尊敬といった願いを名前に込めることができます。
様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。
- 強い
- 逞しい
- 勇ましい
- 頼りがいがある
- 情に厚い
- 礼儀正しい
- 誇り高い
- 愛情深い
- 責任感が強い
- 安定
- 才能豊か
- 尊敬
これらのイメージから、名前にこのような由来や意味を込めることができます。

勇ましく、頼りがいのある人になるように

情に厚く、弱い存在や困っている人を率先して助けられる人になるように

才能豊かで手に職をつけ、安定した人生を送れるように
「士」の読み方いろいろ
「士」の音読みは「シ」、訓読みは「つもわの」です。
名前に使える読み方は「あき、あきら、お、おさむ、こと、さち、じ、ただ、つかさ、と、のり、ひと、まもる」です。
「士」は、特に「し」「じ」の響きで男の子の名づけに高い人気があります。
最近では、「と」の響きも人気が高まっているため、「優士(ゆうと)」などの名前に用いられます。
士を使った男の子/女の子の名前~由来&意味付け~
「士」を使った名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。
- 隼士(はやと)
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ハヤブサを意味する「隼」を頭字に用いた男の子の名前です。
ものすごいスピードで急降下し自在に空を飛ぶハヤブサは、「速い翼」が転じてつけられた名前だとされています。
勇猛果敢で勇ましく敵に立ち向かう姿は、どこか侍と似ていると感じる人も多いでしょう。
「士」と組み合わせることで、何者にも負けない強さを彷彿とさせる名前です。
困っている人を助けられる勇気と優しさを持つ人になるようにと願いを込めることができます。
- 賢士(けんじ)
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賢いの意味で知られている「賢」を頭字に用いた男の子の名前です。
才知や徳や優れているだけでなく相手への敬意を表す意味もある「賢」は、周囲から尊敬される有能さや懐の深さが連想できる漢字です。
知性のある人は、高貴sンが旺盛なだけでなく知らないことを素直に「知らない」と言うことができます。
思いやりに溢れ、豊かな才能に恵まれるようにと願い込めることができます。
- 壮士(あきひと、そうし)
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壮大=スケールの大きいを連想させる「壮」を頭字に用いた男の子の名前です。
伸びやかな響きが魅力の「壮」は、「そう」の響きで人気がある漢字です。
気力や元気が満ち溢れている様子も連想できるため、いつまでも元気でいて欲しい、心身ともに健康に育って欲しいという願いを込めることができます。
頼りがいがあって、どんな困難にも打ち勝って欲しいという願いを込めることのできる名前です。
- 士鶴(しづる)
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日本を代表とする動物「鶴」を添え字に用いた女の子の名前です。
「亀は万年、鶴は千年」と言われるほど長寿のシンボルとなっている鶴は、祝いの席のデザインにも欠かせない縁起物です。
特にタンチョウは美しく番に一途であるため、夫婦円満の象徴としても知られています。
教養が深く、穏やかさや愛情深さも連想できるでしょう。
大和撫子のように芯が強く、愛情深い人になるようにと願いを込めることができます。
- 富士依(ふじえ)
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日本を代表する霊峰「富士」に「依」を添え字に用いた女の子の名前です。
四季ごとに美しい姿や赤富士などを楽しめる富士山は、「竹取物語」で不老不死の薬が燃やされたことから不老不死が約束された山であるとも伝えられています。
「依」には、頼りにするといった意味があります。
上品で日本らしい美しさと強さを持ち、頼りがいのある人になるようにと願いを込めることができます。
男女どちらにも名付けられる名前
男の子におすすめの名前
女の子におすすめの名前
「士」を使った名前
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前日(6月18日)
「名前に使える漢字」ランキング
順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
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1 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
2 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
3 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
4 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
5 | 月 | 4 | つき。空に見える天体のひとつ。地球の衛星。ひとつき。一か月。歳月、年月。七曜のひとつ、月曜 | |
6 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | |
7 | 茉 | 8 | 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 | |
8 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
9 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
10 | 悠 | 11 | 時間的または空間的に遠い、はるか、永遠。どこまでも続く様子。ゆったり、のんびりしている、のどかな様子。気の長い、急がない。 |