「平」の意味、読み方や画数は？平に込める願い、平を使った名前一覧
- 意味・イメージ
- たいら、ひらたい。かたよらない。ひとしい。おだやか。やすらか。たいらげる。しずめる。つね。なみ。ふつ など…
- 「平」は「おおらか、平和」のイメージがあります。
- ▼「平」の意味や由来
- 印象・願い
- 誰にでも公平に接することで、信頼される人になるように。温厚で、喧嘩やトラブルとは無縁の平和な人生を送れるように。日本男児らしい、義理を大切にする人への成長を願って。
- ▼「平」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「平」は、名前として「翔平（しょうへい）、恭平（きょうへい）、稜平（りょうへい）、京平（きょうへい）、祥平（しょうへい）、椋平（りょうへい）、周平（しゅうへい）」などの読み方で使われています。
- ▼「平」を使った名前一覧を見る
| 画数 | 5画 |
|---|---|
| 種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
| 名のり | おさむ・さね・たいら・たか・つね・とし・なり・なる・はかる・ひとし・まさる・もち・よし |
| 訓読み | たい（ら）・ひら |
| 音読み | ヘイ・ビョウ【表外読み】ヒョウ |
| 部首 | 干（かん） |
| 学習漢字 | 学習漢字3年 |
| 熟語 | 不平（ふへい）・公平（こうへい）・太平（たいへい）・水平（すいへい）・扁平（へんぺい）・泰平（たいへい）・源平（げんぺい） |
| 他字体 | |
| 意味 | たいら、たいらか。高低や凹凸、傾斜などのない。一様でかたよりのない様子、等しい。たいらにする。おだやか、やすらか、変わったことのない様子。分かつ、整い、治まる。普通、普段、日頃。 |
| イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「平」の意味
- たいら、ひらたい。
- かたよらない。ひとしい。
- おだやか。やすらか。
- たいらげる。しずめる。
- つね。なみ。ふつう。
- やさしい。簡単。
- 漢字音の四声の一つ。
- 四姓の一つ。「平氏」の略。
- 「平方」のこと。
「平」は「平地」「水平」など平らであることや、「平等」「平均」など偏りがないことを意味します。
「平和」など穏やかな様子や「平定」などたいらげる、しずめるといった意味もあります。
また「平常」「平素」などいつもや常にあることを表す時や、「平易」など簡単なことを意味する時にも見られる漢字です。
漢字音の四声の一つとされ、「源、平、藤、橘」の四姓の一つ「平氏」を表す時にも用いられます。
面積の単位である「平米」など、「平方」という意味もあります。
平和の本質とは何か？
世界人口が70億人を突破した現在も、戦争が起こっています。
平和とは何か？と考えた時、命の危険がなく、自分の力や才能を発揮し、活躍する社会が平和な世の中と言えるでしょう。
平和のためには、差別や飲食、仕事に困る人がいることはなく、最低限の人権が守られることが何より大切です。
今後も人の欲や嫉妬などがなくなることはないかもしれませんが、1人でも多くの思いやりや勇気などが多くなることで、重要と言えます。
「平」の漢字の成り立ち・由来
「平」は、象形文字です。
「平」の字そのものが水面に浮かぶ水草を表しています。
水草が水面に水平に浮かんでいることから、「たいら」の意味が生まれました。
「平」のイメージ、名前に込める願い
「平」という漢字は、平らで安定している様子を表し、「平和」「平穏」など、穏やかで安定した状態を意味します。
この漢字には、争いや混乱を避け、心が安らぐ穏やかな日々を願う気持ちが込められています。
平等を大切にする心
また、「平」の持つ安定感は、家族や社会全体の調和を願う思いを象徴しています
「平等」という言葉に見られるように、偏りのない公正さや、すべての人が平等であることを重んじる気持ちも感じられます。
名前に「平」を用いることで、困難や波乱の中でも心を平静に保ち、周囲との協調を大切にしながら生きる姿をイメージできます。
古風で男らしイメージ
「平」は、時代劇や歴史書などに登場する名前にも多く、古くから男性の名前に使われるため、古風で日本らしい雰囲気も魅力です。
様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。
- 平和
- 穏やか
- 朗らか
- 優しい
- 信頼
- 尊重
- 公平
- 安定
- 温厚
- 包容力
- 平穏
- 古風
これらのイメージから、名前にこのような由来や意味を込めることができます。
誰にでも公平に接することで、信頼される人になるように
温厚で、喧嘩やトラブルとは無縁の平和な人生を送れるように
日本男児らしい、義理を大切にする人への成長を願って
「平」の読み方いろいろ
「平」の音読みは「ヘイ、ヒョウ、ビョウ、ベン、ヘン」、訓読みは「たい(ら)、ひら、ひら(たい)、なら(す)」です。
名乗りに用いられる読みは、「おさむ、さね、たいら、たか、つね、とし、なり、なる、はかる、ひとし、ぺい、まさる、もち、よし」です。
特に男の子の名前に人気があります。
平を使った男の子/女の子の名前～由来＆意味付け～
「平」を使った名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。
- 航平（こうへい）
-
男の子の名付けに人気を集める「航」を頭字に用いた名前です。
「航海」「航空」から、海や空を渡る冒険心と勇気を持つ姿が連想できます。
人生を楽しみ、開花した才能を活かせることができる様子もイメージできるでしょう。
「平」と組み合わせることでメリハリのある字面になり、読みやすさからたくさんの人に愛される人柄が連想できます。
優しく、活発な子への成長が期待できるでしょう。
- 蒼平（そうへい）
-
深い青色を意味する「蒼」は、「蒼天」など抜けるような美しさと壮大さを連想できる漢字です。
男の子の名前に人気があり、現代風なおしゃれな魅力があります。
「平」と組み合わせることで、画数の違いから名前にメリハリが出るだけでなく、読みやすさから愛される人への成長が期待できるでしょう。
爽やかで優しい、文武両道な人物を連想できます。
スポーツが得意なことから、充実した日々を送ることができるでしょう。
- 桔平（きっぺい）
-
「桔」は、秋の七草の一つである桔梗をイメージできる漢字です。
「桔梗」の花言葉は、「変わらぬ愛」「清楚」「誠実」「気品」です。
青紫色の涼しげな見た目が美しく「吉が更に」と捉えられる名称から、古くから縁起が良い花とされてきました。
「平」と組み合わせることで、分け隔てなく人に接することができる優しさや強さが連想できるでしょう。
「きっぺい」の読みは、日本らしくさっぱりとした気質がイメージできます。
- 松平（しょうへい）
-
常緑樹であり、針のように鋭い葉が特徴の「松」を用いた名前です。
冬でも緑の葉を絶やさないことから、常緑樹は生命や繁栄の象徴とされてきました。
立派な樹に成長する松は、お正月の門松などに使われる縁起が良い樹木です。
「祀る」の語源とされ、神様が宿る樹とされました。
平和をイメージできる「平」と組み合わせることで、「力強い人物に成長し、安定した将来を送ることができるように」といった願いが込められます。
- 平莉（ひらり）
-
女の子の名前に人気がある「莉」を「り」の読みに用いた名前です。
「莉」とは、芳しい香りが魅力の「茉莉花」を意味する漢字です。
オリエンタルな雰囲気と甘く癒される香りから、誰からも愛される様子や魅力的な女性への成長を願うことできるでしょう。
「平」を頭字にすることで、落ち着きや平和なイメージが名前に加わるでしょう。
「ひらり」の読みは、花弁が舞う愛らしいイメージを与えることができます。
「平」を使った男の子/女の子の名前リスト
男の子におすすめの名前
女の子におすすめの名前
「平」は名前に良くない？名付けの際の注意点
穏やかで素直な印象が強い「平」ですが、「平凡」や「平民」といった言葉から、ネガティブなイメージにつながることもある漢字と言えます。
生まれてきてくれた可愛い我が子には、特別な人生を歩んで欲しいと願う両親や祖父母の中には、「子どもが平均以上にはなれないのではないか？」と思い、「平」という漢字を名前に使うことに反対という人もいるようです。
一方で「平」は古くから男児の名前に用いられており、平和イメージもある漢字であるため、特に悪い意味はなく、過剰に気にする必要はないと言えるでしょう。
「平」を使った名前
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前日（6月14日）
「名前に使える漢字」ランキング
| 順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花（まつりか）。ジャスミン。 | |
| 2 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
| 3 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
| 4 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
| 5 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
| 6 | 凪 | 6 | なぎ。風や波がなく、穏やかになっている海面の状態、物事が安定しておさまっているさま。 | |
| 7 | 茉 | 8 | 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 | |
| 8 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | |
| 9 | 那 | 7 | 多い。美しい。疑問や反語を表す語、なんぞ、いかんぞ、いかん。あれ、あの。どれ、どの。（時間や場所）において。 | |
| 10 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 |