「梨」の意味、読み方や画数は?梨に込める願い、梨を使った名前一覧
- 意味&イメージ
- 果樹のなし。バラ科の落葉高木。など。
- ▼「梨」の漢字データを見る
- 漢字の意味から「梨」は「可愛い 自然 草花・樹木 秋」のイメージがあります。 ▼「梨」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「梨」は様々な読み方があり、一文字の名前では「りん」など、二文字名は「梨乃(りの)、梨心(りこ)、梨愛(りあ)、梨瑚(りこ)」などがあります。 ▼「梨」を使った名前一覧を見る
画数 | 11画 |
---|---|
種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
名のり | りん |
訓読み | なし |
音読み | 【表外読み】リ |
部首 | 木(き/きへん) |
他字体 | 棃 異体字・本字 |
意味 | 果樹のなし。バラ科の落葉高木。 |
イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「梨」の意味
- なし、果樹の名前
「梨」の漢字の持つ意味はとてもシンプルで、私たちも馴染みのある果樹の「梨(なし)」を表しています。
「梨」というと、果実をイメージしますが、正確には果実とその木も含めた「梨の果樹」を表す漢字です。
梨の漢字の成り立ち・由来
梨の漢字は「利」と「木」の組み合わせで成り立っています。
「利」は穀物を表す「禾(のぎへん)」と刃物を表す「刂(りっとう)」の組み合わせで、稲を刃物で切っている様子から「もうけ、利益」の意味を持つ漢字であり、その刃物が鋭利なことから、ここでは「鋭い、鋭利、よく切れる」の意味で用いられています。
由来は諸説あるようですが、この利と木の組み合わせにより、シャリシャリと歯切れの良い果実のイメージで「梨」という字が生まれたとも言われています。
梨の花言葉
- 愛情
- 博愛
梨は秋の味覚として親しまれているフルーツですが、その花の時期は春です。
4月、5月になると、桜に似た可憐な白い花を咲かせます。
その真っ白で清らかな花のイメージから「愛情・博愛」の花言葉が生まれたと言われています。
中国では梨の花の白さは「梨雪(りせつ)」と雪に例えられるほど、その白さは尊ばれています。
梨の花が一面に咲き誇る様子は雪景色のように美しいのです。
梨の「木」の花言葉もある
また梨には花とは別に、樹木にも「慰め」「癒やし」という花言葉があります。
これは中国の玄宗皇帝が梨の庭園で歌曲を演奏させていたり習わせていた、という逸話から生まれたと言われています。
また同じこの逸話が由来となり日本の歌舞伎界のことを「梨園(りえん)」と呼ぶようになりました。
「梨」の名前の意味やイメージ、名前に込める願い
梨は果実だけではなく、可憐な花、その花言葉などから様々なイメージがある漢字です。
- 瑞々しい、フレッシュ
- 可愛らしい
- 愛情、博愛
- 秋
- 健康的
- 実り
- 自然
このようなイメージから、「梨」がつく名前に様々な願いを込めることができます。

多くの人に愛されるように

愛情深い優しい人に育つように

健康的で可愛らしい女性に成長するように

大きな実りのある人生になるように
梨は癒しのフルーツ
秋が近くなるとお店の店頭に並び始める梨の実は、多くの人に愛されるフルーツです。水分を多く含み瑞々しくとても美味しいです。
また、美味しいだけではなく、胃腸の調子を整えたり、お肌の調子を整えたり、デトックス効果が期待出来る成分が含まれています。
そのため昔から薬膳や漢方に用いられてきました。梨は健康に良い、癒やしのイメージがある果物です。
「梨」の読み方いろいろ
「梨」の読み方は、音読みでは「リ」、訓読みでは「なし」、名前に用いられる名のりでは「りん」があります。
読み方がとても少ないので、読み間違えられることが少ない漢字です。
「梨」は女の子の名前に「リ」の読みで多く用いられています。「リ」の響きは強い意志や鋭さをイメージさせとても人気です。
「リ」の読みで名前に使われる漢字は他にも、「李、理、里、莉、利・・」と数多くあります。
その中でも「梨」は果実や秋などの自然のイメージが強い漢字です。
また男の子の名前に用いられることがほぼ無いので、性別も間違われにくいという特徴があります。
「梨」は「りん」という読みを持っていますが、漢字一文字では「なし」と読まれることが多いので、花梨(かりん)のように、他の漢字と組み合わせて使う方が多いです
秋のイメージがあるものの、季節を問わない名付けにも使える
名前に季節のイメージをプラスしたいという場合、8月から10月にかけて収穫期を迎える梨は「秋」のイメージを持っています。
また俳句でも梨の実は秋の季語になっています。
ただ、名前に使いやすい響き、字形のため、季節に関係なく使う方も多いです。
「梨」の漢字の説明の仕方
- 果物の梨(なし)
- 戸田恵梨香の梨(り)
「梨」がつくおすすめの名前
梨は、そのイメージや可愛い響きのため、女の子の名前に使われることが多いです。
「梨」がつくおすすめの名前をご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。
梨がつく女の子の名前
梨香(りか)

「香」の漢字を止め字に用いた、女の子の名前です。「香」は鼻で感じる匂いを表す漢字です。
「良い香り」というイメージを持ち女性らしさや、上品さも感じさせます。
「梨」と組み合わせることにより、梨の果物の瑞々しい甘い香りを連想させ、とても健康的で爽やかな雰囲気の名前になります。
「りか」という読みは、女性らしさを感じさせつつも力強い響きを持っています。
明梨(あかり)

「明」は、光が明るく照している様子を表しており、とてもポジティブなイメージを持つ漢字です。
「明るい未来を願って」「周りを明るく照らす人になるように」などの願いが名前に込められます。
「梨」の漢字を用いることにより、名前に秋の雰囲気や可愛らしさをプラスすることができます。
また、読みの最初に「あ」を用いると、名前全体が柔らかな印象になります。
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梨がつく男の子の名前
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「梨」を使った名前
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前日(4月24日)
「名前に使える漢字」ランキング
順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
---|---|---|---|---|
1 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | |
2 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
3 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
4 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
5 | 茉 | 8 | 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 | |
6 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
7 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
8 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
9 | 彩 | 11 | いろどる、色をつける、配色する。さまざまな色の組み合わせ。色を組みあわせて飾ること。いろどり、あや、模様。ツヤ、輝き、光。美しい、飾りがある、模様がある。様子、姿。化粧する。美しさを付け加える。 | |
10 | 唯 | 11 | ただ、限定や強調を表す語。それだけ、ただひとつ。はい、返事、すぐに答える承諾の返事。 |