「磨」の意味、読み方や画数は?磨に込める願い、磨を使った名前一覧
- 意味&イメージ
- みがく、とぐ。念入りに美しくする、こすって研ぐ。すり減る、すれて消える、摩擦する。ひく、臼をひく、臼ですりつぶす。つとむ、物事や学問に励む。など。
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- 漢字の意味から「磨」は「上品」のイメージがあります。 ▼「磨」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「磨」は、名前として「風磨(ふうま)、侑磨(ゆうま)、佑磨(ゆうま)、柊磨(とうま)、柊磨(しゅうま)、橙磨(とうま)、宗磨(そうま)」などの読み方で使われています。 ▼「磨」を使った名前一覧を見る
画数 | 16画 |
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種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
名のり | おさむ・きよ |
訓読み | みが(く)【表外読み】と(ぐ)・ す(る) |
音読み | マ【表外読み】バ |
部首 | 石(いし/いしへん) |
熟語 | 不磨(ふま)・研磨(けんま)・消磨(しょうま)・砥磨(しま)・練磨(れんま)・錬磨(れんま)・切磋琢磨(せっさたくま) |
他字体 | |
意味 | みがく、とぐ。念入りに美しくする、こすって研ぐ。すり減る、すれて消える、摩擦する。ひく、臼をひく、臼ですりつぶす。つとむ、物事や学問に励む。 |
イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「磨」の意味
- こすってみがく。
- とぐ。
- 学問や技芸を向上させようと励む。
- する。
- すりへる。
- 梵語の音訳に用いられる語。
「磨」は、擦って磨くことや技術を向上させようと励む様子を意味する漢字です。
「研磨」「百戦錬磨」といった言葉が知られています。
また、「摩滅」などすり減るという意味もあります。
梵語の音訳に用いられることもある漢字です。
「切磋琢磨」の意味
学問や技術、人徳などを一層磨くことを「切磋琢磨」と言いますが、もともとは「切磋」と「琢磨」の二語が組み合わさった故事成語だと言われています。
「切」は骨の、「磋」は象牙の、「琢」は玉の、「磨」は石の加工法を意味しており、素質を持った者が鍛錬を積むことで立派になるという意味で用いられてきました。
自分を理解し、努力することは誰にでもできることではないため、手本になる存在と言えます。
「磨」の漢字の成り立ち・由来
「磨」は、会意兼形声文字です。
「麻」と「石」が組み合わさって成り立ちました。
水に浸した麻の繊維を石で潰す様子から「磨く」という意味になりました。
「磨」のイメージ、名前に込める願い
「磨」は、輝きや努力、仲間、才能をイメージすることができます。
物事に対して一生懸命励むことから、好奇心や探究心、向上心も連想することができます。
勉強やスポーツ、技術、文化的な才能など、自身の得意なことを知り、仲間たちとともに切磋琢磨できる様子もイメージすることができます。
ポジティブな印象から、名前にさまざまな願いを込めることができます。
様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。

持って生まれた能力や才能を磨くことができるように
「磨」は宝石の原石などを削って形を整え、輝きを生み出す様子から「持って生まれた能力や才能を努力で磨くことができるように」といった願いを込めることができます。
得意なことを見つけ、才能を磨く人は生き生きとして充実した人生を送っていることが多いです。
職人気質で妥協を許さず、もっとできることはないかと模索する真摯な面や貪欲さも連想することができるでしょう。

切磋琢磨できる仲間や尊敬できる先生に恵まれるように
「磨」は「切磋琢磨」という言葉もあるように、学問や技術をお互いに励まし合うことができる仲間に恵まれる様子をイメージできます。
時には良き仲間、時にはライバルとしてお互いに技術を向上させることができるでしょう。
笑顔が多く、人に対して誠実で素直な様子も連想することができます。
教えを乞う先生や師匠にも恵まれ、のびのびと勉学に励む様子もイメージすることができます。

前向きで新しい技術を生み出すことができるように
技術や才能を磨くということは、成功だけでなく数えきれないくらいの失敗もするということです。
「磨」は何度失敗してもめげずにポジティブに考え、努力をし続けることができる様子をイメージすることができます。
時には新しい技術を生み出すことに尽力し、社会の役に立つ様子も連想することができます。
前向きに物事に励む様子から、周囲を明るくし元気づけることもできるでしょう。
「磨」の読み方いろいろ
「磨」の音読みは「マ、バ」、訓読みは「みが(く)、と(ぐ)、す(る)」です。
名付けに用いられる読みは「おさむ、きよ」です。
女の子の名前に用いることもできますが、男の子の名前に根強い人気があります。
磨を使った男の子/女の子の名前~由来&意味付け~
「磨」を使った名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。
- 巧磨(たくま、たくと)
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「巧」を名前に用いることで、何事も器用で技術や才能に富んだ印象を名前に与えることができます。
職人気質で、納得がいくまで努力をする真面目さや忍耐強さ、日本らしさも連想することができます。
「たくま」はクラシカル、「たくと」は現代的な印象の読みと言えます。
「磨」と組み合わせることで、「自身の才能や技術を磨き続け、困難があっても諦めない人になるように」といった願いを込めることができる名前です。
- 生磨(いくま)
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「生」は生命力や人生、誕生を連想することができる漢字です。
良い人生になることや丈夫で健康に成長できることを期待できるでしょう。
「生」は画数が少なくシンプルな字面であるため、整った印象の名前になることも魅力です。
「磨」と組み合わせることで、真面目で生き生きとできることとの出逢いを願うことができます。
「得意な分野で技術を磨き、楽しい日々や仲間に恵まれるように」といった願いを込めることができます。
- 柊磨(しゅうま)
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「柊」は、冬でも青々とした美しい葉を茂らせる樹木です。
赤い実と鋭い棘を持ち、魔除けの効果もあるとされ「先見の明」「あなたを守る」「用心深さ」といった花言葉があります。
「磨」と組み合わせることで、真面目で努力家、ポジティブ思考の持ち主になることも期待できます。
「誠実で、逆境を乗り越えることができる強さや確かな実力も兼ね備えるように」といった願いを込めることができる名前です。
- 亮磨(りょうま)
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「亮」は明るさや輝きをイメージすることができるため、男の子の名付けに人気を集める漢字です。
希望や光、はっきりと見える様子から判断力や本物を見極める確かな目を養う様子も連想することができます。
「磨」と組み合わせることで、視野が広く技術力を向上させるために工夫を凝らすことができる様子も連想することができるでしょう。
笑顔が眩しく、周囲を明るくする魅力に富んだ人柄への成長を期待することができます。
- 磨優(まゆ)
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「優」を用いることで思いやりにあふれた、穏やかで温かみのある様子を連想することができます。
優しく包容力などもイメージすることができます。
人に親切にするだけでなく、巡り巡って自分も親切にされる人生になることが期待できるでしょう。
「磨」と組み合わせることで、努力家で挑戦心に溢れる姿をイメージすることができます。
「自分の才能や長所を伸ばし、誠実な女性になるように」といった願いを込めることができます。
「磨」を使った男の子/女の子の名前リスト
男女どちらにも名付けられる名前
男の子におすすめの名前
女の子におすすめの名前
「磨」を使った名前
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「名前に使える漢字」ランキング
順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
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1 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
2 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
3 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
4 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
5 | 颯 | 14 | はやて、さっと吹く風、疾風。風の吹く様子、その音。きびきびした様子。 | |
6 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | |
7 | 茉 | 8 | 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 | |
8 | 悠 | 11 | 時間的または空間的に遠い、はるか、永遠。どこまでも続く様子。ゆったり、のんびりしている、のどかな様子。気の長い、急がない。 | |
9 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
10 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 |