「藍」の意味、読み方や画数は？藍に込める願い、藍を使った名前一覧
- 意味・イメージ
- タデ科の草の名。アイ。あい色。ぼろ。ぼろきれ。梵語の音訳字。 など…
- 「藍」は「美しい、上品、自然、草花・樹木、色」のイメージがあります。
- ▼「藍」の意味や由来
- 印象・願い
- 常に冷静で広い視野を持つ人になるように。努力を積み重ねられる人になるように。自分らしさを大切にできる魅力あふれる人になるように。
- ▼「藍」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「藍」は、名前として「藍音（あいね）、藍生（あおい）、藍子（あいこ）、藍音（あいと）、藍里（あいり）、藍希（あいき）、藍音（あいね）」などの読み方で使われています。
- ▼「藍」を使った名前一覧を見る
| 画数 | 18画 |
|---|---|
| 種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
| 名のり | |
| 訓読み | あい |
| 音読み | ラン |
| 部首 | 艹（くさ／くさかんむり／そうこう） |
| 熟語 | 伽藍（がらん） |
| 他字体 | |
| 意味 | らん、あい。 タデ科の一年草およびこれより取られる染料。藍色の略語。 |
| イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「藍」の意味
- タデ科の草の名。アイ。
- あい色。
- ぼろ。ぼろきれ。
- 梵語の音訳字。
「藍」は、藍色の染料となるタデ科の植物の名前を意味する漢字です。
藍色そのものの意味もあります。
また、ぼろきれや「伽藍（がらん）」といった梵字の音訳にも用いられている漢字です。
「藍」の花言葉
古くから日本で染料として栽培されてきた「藍」は、深みのある美しい青色が愛されてきました。
タデ科の植物で9月から10月に花を咲かせる藍の花言葉は「美しい装い」「あなた次第」です。
現代でも愛される藍色の花言葉は、染めることで美しい服になるだけでなく、染色の仕方次第で色合いやデザインが変化することが由来とされています。
可憐な花はピンクや白ですが、葉を切ると出てくる汁の成分が藍色の原料になります。
「藍」の漢字の成り立ち・由来
「藍」は、会意兼形声文字です。草を意味する象形の「艸」と水の入ったたらいと、たらいをのぞき込む人を意味する象形の「監」が組み合わさって生まれました。
鏡のように写り込む様子から見本の意味が生まれ、のちに藍色の染料の原料となる植物「あい」の意味になりました。
「藍」のイメージ、名前に込める願い
「藍」は、美しい青色からクールで冷静、知的な印象を与える漢字として人気があります。
思慮深い印象もある青は、空や海の色でもあるため、スケールの大きさや静けさなども連想できるでしょう。
藍の花言葉から、上品さや創造性も連想できます。
繊細な感性を持ち、どんな時でも落ち着きのある大人っぽい人柄もうかがえます。
また、染色に使われることから、自分らしさや周囲に影響を与える魅力や強さもイメージできる漢字と言えます。
「親を超える」「世界で活躍する」という願いも込められる
藍で染められた色は、ジャパンブルーと呼ばれ、世界的にも人気がある色です。
世界にも通用するような才能やチャンスに恵まれる様子も思い浮かべることができます。
また、「青は藍より出でて藍より青し」という言葉から、親よりも優秀な子になるようにという願いも込めることができます。
日本らしさを名前に込めることができるだけでなく、地道に努力を重ねる真面目さや忍耐強い姿も連想できるでしょう。
- クール
- 冷静
- 落ち着きのある
- 思慮深い
- 静けさ
- 上品
- 努力
- 日本らしさ
- 魅力
- 影響力
- 創造性
これらのイメージから、名前にこのような由来や意味を込めることができます。
常に冷静で広い視野を持つ人になるように
努力を積み重ねられる人になるように
自分らしさを大切にできる魅力あふれる人になるように
「藍」の読み方いろいろ
「藍」の音読みは「ラン」、訓読みは「あい」です。
名乗りに用いられる響きはありませんが、「らん」「あい」がそのまま名付けに用いられます。
1文字で「藍(あい、らん)」の読みで名付けることができるため、女の子の名前に高い人気を集めます。
藍を使った男の子/女の子の名前～由来＆意味付け～
「藍」を使った名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。
- 空藍（あらん）
-
「空」を頭字に用いた男の子の名前です。
「あらん」は実際に英語圏で名付けられる名前であるため、海外の良さを名前に取り入れることができます。
どこまでも続く空は、壮大さや無限の可能性をイメージできる漢字です。
藍色の空は夜空を連想することができるため、神秘的で優しく包み込んでくれる静けさも想像することができます。
落ち着きがあって、周囲の人に愛される人になるようにという願いが込められる漢字です。
- 藍（あい、らん）
-
「藍」をそのまま名付けに用いた名前です。
色のイメージから、中性的な印象も持つ漢字です。
藍は染料として愛されていることや花言葉から、創造力や努力をイメージできます。
落ち着きのある青からは、どんな時でも冷静で知的な人になるようにといった想いを込めることができます。
伝統的な色のため、日本らしさも感じられる名前です。
- 藍椛（あいか）
-
カバの木、もみじといった意味を持つ「椛」を添字に用いた名前です。
国字である「椛」は、日本らしさを象徴する漢字と言えます。
秋らしくなるにつれて野山を鮮やかに彩るもみじの花言葉は「美しい変化」「大切な思い出」です。
藍ももみじも植物であるため、おしゃれで洗練された女性の姿を連想することができます。自立性や芯の強さもイメージできるでしょう。
可愛らしい字面と響きから、女の子の名前にぴったりな名前と言えます。
- 藍璃（あいり）
-
「璃」を添字に用いた女の子の名前です。
「あいり」の響きはとても愛らしく、花咲くような笑顔を連想することができます。
宝石であるラピスラズリの和名「瑠璃」の1文字である「璃」は、
青色の宝石であるラピスラズリを意味する漢字です。同じく青が連想できる「藍」とは相性が良い漢字であるため、整った字面の名前と言えます。
清廉で、自分らしさを大切にできる人になるようにという願いが込められる名前です。
- 結藍（ゆらん）
-
女の子の名前に高い人気を集める「結」を頭字に用いた名前です。
「ゆ」の読みで毎年たくさんの名前に用いられる「結」は、結ぶという意味がポジティブで人気があります。
生きていく中で、人と人との結びつきは大変重要です。
良縁に恵まれるように、たくさんのチャンスが訪れるようにといった想いが込められます。
美しい藍色のイメージから、協調性を持ち、豊かな才能を開花できるようにという願いが込められます。
男女どちらにも名付けられる名前
男の子におすすめの名前
女の子におすすめの名前
「藍」は名前に良くない？名付けの際の注意点
藍は、タデ科の植物です。
タデ科の植物は非常に辛いため「蓼食う虫も好き好き」ということわざがあります。
辛いタデを好きな虫がいるように、人の好みはさまざまである…という意味ですが、もの好き、変わっている、といったガティブな印象があるようです。
ただ、ことわざのタデは柳タデという植物のことで藍ではなく、「藍」自体には、ネガティブな意味合いは全くありません。
安心して名付けに用いることができる漢字と言えます。
「藍」を使った名前
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前日（6月6日）
「名前に使える漢字」ランキング
| 順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
| 2 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
| 3 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花（まつりか）。ジャスミン。 | |
| 4 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
| 5 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | |
| 6 | 茉 | 8 | 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 | |
| 7 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
| 8 | 彩 | 11 | いろどる、色をつける、配色する。さまざまな色の組み合わせ。色を組みあわせて飾ること。いろどり、あや、模様。ツヤ、輝き、光。美しい、飾りがある、模様がある。様子、姿。化粧する。美しさを付け加える。 | |
| 9 | 依 | 8 | 寄りかかる、頼りにする。もたれかかる。よりどころにする、根拠にする。従う。そのまま、元のまま、以前のまま、昔ながら。はっきりしない、ぼんやりしている。弱いものを大切にする。助ける。 | |
| 10 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 |