「起」の意味、読み方や画数は?起に込める願い、起を使った名前一覧
- 意味&イメージ
- おきる、おこる。立つ、立ち上がる。立てる、立たせる、起き上がる、高くせりあがる、持ち上げる。活動を始める、盛んにする。出発する。始める、起こす。など。
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- 漢字の意味から「起」は「元気 生命力」のイメージがあります。 ▼「起」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「起」は、名前として「稜起(いつき)、瑞起(みずき)、柚起(ゆずき)、律起(りつき)、由起子(ゆきこ)、一起(いつき)、立起(りつき)」などの読み方で使われています。 ▼「起」を使った名前一覧を見る
画数 | 10画 |
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種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
名のり | おき・たつ・ゆき・かず |
訓読み | お(きる)・お(こる)・お(こす)【表外読み】た(つ) |
音読み | キ |
部首 | 走(はしる/そうにょう) |
学習漢字 | 学習漢字3年 |
熟語 | 再起(さいき)・突起(とっき)・勃起(ぼっき)・発起(ほっき)・決起(けっき)・晏起(あんき)・併起(へいき)・隆起(りゅうき)・喚起(かんき)・提起(ていき)・惹起(じゃっき)・想起(そうき)・奮起(ふんき)・興起(こうき)・縁起(えんぎ) |
他字体 | |
意味 | おきる、おこる。立つ、立ち上がる。立てる、立たせる、起き上がる、高くせりあがる、持ち上げる。活動を始める、盛んにする。出発する。始める、起こす。 |
イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「起」の意味
- おきる。たつ。たちあがる。
- おこす。はじめる。
- おこる。おこり。はじまり。
「起」は、「起床」「躍起」など、朝起きたり立ち上がるといった意味があります。
また、「想起」などアイデアなどを起こしたりすることも意味する漢字です。
「起因」「縁起」など、何かが起こったり始まりという意味もあります。
ことわざ「早起きは三文の徳」の意味
「早起きは三文の徳」は、早起きをすることは健康にもよく、仕事や勉強の成果を上げやすいという意味のことわざです。
由来は諸説ありますが、中国の宋の時代に活躍した詩人・楼鑰(ろうやく)の「早起三朝富一工」が由来とされています。
早起きを3日続ければ、1日分の働きが増えるという意味です。
三文の具体的な価値は時代や地域によって変動しますが、現代では大体100円ほどです。
「早起きは三文の徳」は、小さな努力の積み重ねが大きな成果につながるという教えも含んでいる奥深い言葉なのです。
「起」の漢字の成り立ち・由来
「起」は、会意兼形声文字で、成り立ちは諸説あります。
走る人を意味する「走」と、蛇を意味する「巳」が組み合わさり、横たわっていた蛇が頭をもたげる様子が、起き上がる人に似ていることから、「起きる」という意味が生まれたという説があります。
また、「走」と「己(おのれ)」が組み合わさり、「身体を起こす」という意味を表現しているという説もあります。
「起」のイメージ、名前に込める願い
「起」は、起き上がるという意味から、自主性や行動力を連想できる漢字です。
また、「起立」「決起」といった、みんな一緒に行動する言葉から、友達に恵まれ、笑顔が絶えない雰囲気もうかがえます。
自分自身で道を切り開いていく力強さを持ち、周囲と協力して行動できる人は、みんなを率いるリーダーとして存在感を示します。
失敗を恐れず、新しいことに挑戦するときも最初の一歩を力強く踏み出せる人になるでしょう。
様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。
- 勤勉
- 自主性
- 行動力
- 健康的
- リーダーシップ
- 自主性
- 才能豊か
- 実現する力
- 支えになる
- 頼りになる
- 友達に恵まれる
- 笑顔
これらのイメージから、名前にこのような由来や意味を込めることができます。

健康や勉学に励む人になるように

自分から行動を起こし、成功を収められるように

情緒豊かで人を支えることができる人になるように
「起」の読み方いろいろ
「起」の音読みは「キ」、訓読みは「お(きる)、た(つ)」です。
名乗りに用いられる読みは「おき、かず、ゆき」などです。
中性的な読みの名前に用いられることも多く、「幸起(こうき)」「友起(ゆき)」などの名前で名付けることができます。
起を使った男の子/女の子の名前~由来&意味付け~
「起」を使った名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。
- 遼起(はるき)
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「遼」は、「はる」の読みを用いることで、柔らかく穏やかな印象になることが魅力の漢字です。
遥か、遠いという意味を持つため、広く雄大な空を連想することができます。
「どこまでも自由で、心が広い人になるように」といった想いを名前に込めることができるでしょう。
「起」との相性も良く、先駆者として目標に向かう姿もうかがえます。
「先見の明を持ち、挑戦する心を忘れないように」という願いを込めることができるでしょう。
- 悠起(ゆうき)
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中性的な印象を持つ「ゆうき」の読みを用いた名前です。
「ゆう」を「悠」にすることで、穏やかな様子やおしゃれな印象になるため、男女問わず名付けることができるでしょう。
「悠」は「悠然」などの言葉があるように、マイペースで自分を大切にする様子を連想できます。
「起」と組み合わせることで、「自分らしさを大切にし、前を向いて歩み出せるように」といった願いを込めることができるでしょう。
- 一起(いつき、いっき)
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「一起」は、一から始めてやり遂げたり先導切って行動したりする様子を連想できる名前と言えます。
リーダーシップに優れ、困難が立ち塞がっても再び立ち上がる勇気や強さ、勇猛果敢に挑戦し続けることができる姿を連想することができるしょう。
ポジティブな人柄を連想しやすい名前と言えます。
また「何かが起きる」ことが期待できるため、「一度しかない人生が充実したものになるように」といった願いも込めることができます。
- 邦起(くにゆき、くにおき)
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「邦」を頭字に用いた男の子の名前です。
「オーストラリア連邦」や「ドイツ共和国連邦」といったように比較的大きな国や日本という意味がある「邦」は、「スケールや規模の大きな人物になって欲しい」といった願いを名前に込めるのにぴったりな漢字です。
「起」と組み合わせることで、伝統や四季の美しさなど、日本らしさを大切にして引っ張っていく気質を持つ、穏やかで向上心がある人物への成長を願うこともできるでしょう。
- 有起(あき、ゆうき)
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「有」を用いた女の子の名前です。
「あき」は、「秋」と同じ読みであるため、秋生まれの子との相性も良いと言えます。
「有」には「起」同様、「有言実行」や「有利」などポジティブなイメージも多いため、自分が決めて始めたことは、継続し、最後までやり遂げることができる様子を連想できるでしょう。
「たとえトラブルに遭っても、自力で起き上がることができる強さに恵まれるように」といった願いが込められます。
「起」を使った男の子/女の子の名前リスト
男女どちらにも名付けられる名前
男の子におすすめの名前
女の子におすすめの名前
「起」を使った名前
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前日(4月25日)
「名前に使える漢字」ランキング
順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
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1 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
2 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
3 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
4 | 茉 | 8 | 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 | |
5 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
6 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
7 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | |
8 | 颯 | 14 | はやて、さっと吹く風、疾風。風の吹く様子、その音。きびきびした様子。 | |
9 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
10 | 琉 | 11 | 玉の名前。宝石の名「琉璃(ルリ)」。深い青から藍色をした宝石。七宝のひとつ。 |