「綱」の意味、読み方や画数は?綱に込める願い、綱を使った名前一覧
- 意味・イメージ
- 太く丈夫なつな。物事をまとめる大筋・根本。秩序や規律。生物分類で「門」と「目」の間に置かれる階級名。 など…
- ▼「綱」の意味や由来
- 印象・願い
- 仲間を支える頼もしい存在に。ぶれない信念で道筋を示す人に。多様性をつなぐ知の架け橋に。
- ▼「綱」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「綱」は、名前として「綱吉(つなよし)、守綱(もりつな)、永綱(なつな)、綱大(こうだい)、一綱(かずつな)、友綱(ともつな)、重綱(しげつな)」などの読み方で使われています。
- ▼「綱」を使った名前一覧を見る
| 画数 | 14画 |
|---|---|
| 種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
| 名のり | つね |
| 訓読み | つな |
| 音読み | コウ |
| 部首 | 糸(いと/いとへん) |
| 熟語 | 大綱(おおづな/たいこう)・要綱(ようこう)・紀綱(きこう) |
| 他字体 | |
| 意味 | もう、あみ。糸や針金などを編んだもの、魚や鳥などをとらえる道具、食べ物を焼く道具、人や物を捕らえるために張りめぐらされたもの |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「綱」の意味
- 太く丈夫なつな。
- 物事をまとめる大筋・根本。
- 秩序や規律。
- 生物分類で「門」と「目」の間に置かれる階級名。
「綱」は、もともと太くて丈夫なつなを指す漢字です。何かを固定したり支えたりする際に欠かせない道具として古くから使われてきました。
そこから転じて、物事の中心となる大筋や根本、すなわち「大綱」「要綱」といった語で重要事項を示す意味を担うようになりました。
さらに「綱紀」「綱領」のように、人々が守るべき規律や秩序を表す語にも用いられます。
生物学では、動物・植物を分類する階級の一つとして「綱」があり、「門」と「目」の間に位置します(哺乳綱・鳥綱など)。
「綱」のイメージ、名前に込める願い
「綱」は、太く丈夫な綱を思わせる力強さと、物事の要をしっかりと結びとめる安定感を併せ持つ漢字です。
重いものを支え、離れそうなものをつなぎとめる様子から、頼もしさや責任感のある人物像を連想できます。
さらに「要綱」「大綱」などの語で示されるように、物事の根本や規律を示すイメージも含み、軸がぶれない芯の強さを感じさせます。
生物分類の「綱」という意味からは、多様な世界を体系立てて理解し、まとめ上げる知性や包容力も思い描けます。
しなやかながら切れにくい綱のように、人と人、心と心を結び、周囲を支える存在になってほしいという願いを込められます。

仲間を支える頼もしい存在に
綱は船や橋を支える道具として欠かせないものです。このことから、家族や友人、仲間をしっかり支え、いざというときに頼られる人になってほしいという願いを込められます。困難な場面でも折れず、周囲を結びとめて全員をゴールへ導くイメージです。

ぶれない信念で道筋を示す人に
「要綱」「大綱」という語からも分かるように、綱は物事の根本を示す言葉です。何か決断を迫られたときに軸がぶれず、周囲が進むべき方向を示せるリーダーシップを期待できます。自分の信念を持ち、同時に全体を見渡せるバランス感覚もイメージできます。

多様性をつなぐ知の架け橋に
生物分類で「門」と「目」をつなぐ階級名として使われる綱。この視点から、異なる文化・学問・価値観を整理して結びつけ、新しい発見を生み出す探求心と包容力を願うこともできます。多彩な世界を一本の綱で束ねるように、分野を越えて活躍する未来を期待できます。
「綱」を使った名前
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前日(12月24日)
「名前に使える漢字」ランキング
| 順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
| 2 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
| 3 | 柊 | 9 | しゅう、ひいらぎ。モクセイ科の常緑小高木、スズキ目の海魚 | |
| 4 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
| 5 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
| 6 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
| 7 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
| 8 | 茉 | 8 | 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 | |
| 9 | 月 | 4 | つき。空に見える天体のひとつ。地球の衛星。ひとつき。一か月。歳月、年月。七曜のひとつ、月曜 | |
| 10 | 颯 | 14 | はやて、さっと吹く風、疾風。風の吹く様子、その音。きびきびした様子。 |
