「一」の意味、読み方や画数は?一に込める願い、一を使った名前一覧
- 意味&イメージ
- ひとつ。物事のはじめ、一番目。最も上であること。始める、始まる。まとまった物事。など。
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- 漢字の意味から「一」は「素直 リーダー 元気 誠実 古風・和風 正月」のイメージがあります。 ▼「一」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「一」は様々な読み方があり、一文字の名前では「はじめ」など、二文字名は「一華(いちか)、一颯(いぶき)、一花(いちか)、有一(ありひと)」などがあります。 ▼「一」を使った名前一覧を見る
画数 | 1画 |
---|---|
種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
名のり | い・おさむ・くに・すすむ・ただ・ち・のぶ・はじむ・はじめ・ひ・ひじ・ひで・ひとし・まこと・まさし・もと・か・かず・かた・かつ |
訓読み | ひと・ひと(つ)【表外読み】はじ(め) |
音読み | イチ・イツ |
部首 | 一(いち) |
学習漢字 | 学習漢字1年 |
熟語 | 万一(まんいち)・不一(ふいち/ふいつ)・均一(きんいつ)・画一(かくいつ)・専一(せんいつ)・唯一(ゆいいつ)・統一(とういつ) |
他字体 | 弌 異体字・古字 |
意味 | ひとつ。物事のはじめ、一番目。最も上であること。始める、始まる。まとまった物事。 |
イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「一」の意味
- ひとつ
- はじめ、はじまり、順番の1番目、最も優れている
- ひとつにする、全部、同じである
- あるひとつの
- わずか、少し、ちょっと
- もっぱら、ひたすら、ただただ
「一」という漢字は、その名の通り一番最初の数字であり、全ての始まりを意味しています。
始まりというだけでは無く、全てという意味も持ち合わせていることから、シンプルで有りながらとても大きな意味を持つ漢字であることが分かります。
一番目という意味から、江戸時代以前より長男によく使われていた漢字ですが、現代ではそこにとらわれること無く、男の子にも女の子にも、様々な意味を込めて名前に「一」という漢字が使われています。
一の漢字の成り立ち・由来
「一」という漢字は、数を数える時に用いた「算木」を一本置いた形から生まれました。数の一を表した指示文字です。
「一」は漢数字ですが、大字(だいじ)として「壱」という漢字があります。
これは会計・登記など重要書類の数字の混同や改ざん防止のために用いられる漢字で、これらの書類には漢数字ではなく大字を使うよう法的に定められています(壱、弐、参、拾のみ)。
「一」のイメージ、名前に込める願い
「一」はとてもシンプルでナンバーワン、オンリーワンなどの意味付けがしやすい漢字です。
また一というのは、全ての始まりであり、トップという意味合いからも、漢数字の中でも一番良いイメージが強いのではないでしょうか。
これらのことから、このような願いを込めることが出来ます。

人生で何か一番大切なものを見つけてほしい

どんな分野でも一番になれるものを見つけてほしい

一期一会を大切にしてほしい

周りの人を一つにまとめるリーダーシップのある人になれるように

何者にもかえがたい、かけがえのないオンリーワンの存在になれるように
名付けにおいて「一」は、様々な漢字と組み合わせることが出来ます。組み合わせる漢字によって、さらに願いを込めたり、願いを強調することも出来ます。
また、風水などでも「一」は縁起の良い数だと言われているようですので、占いなどに興味がおありでしたら詳しく調べてみると良いかもしれません。
「一」の読み方いろいろ
「一」は一画の一番シンプルな漢字でありながらも様々な読み方ができます。音読みでは「いち」「いつ」、訓読みでは「ひと」「ひと(つ)」。
また、名前に使える名乗りでは、「い、おさむ、か、かず、かた、かつ、くに、すすむ、ただ、ち、のぶ、はじむ、はじめ、ひ、ひじ、ひで、ひとし、まこと、まさし、もと」があります。
難読漢字では「一昨日(おととい)」、「一寸(ちょっと)」という読み方もあります。
名付けでは、「かず」「いち」「ひと」「いつ」が使われることが割合的に多いようです。
男の子の場合は一文字の名前が根強い人気で「一(はじめ)」「一(すすむ)」という名前も昔からの定番としてあります。
名付けけでも様々な読み方をすることが出来て、男の子も女の子にも使える漢字であること、また名前の頭にも真ん中にも後ろにも「一」という漢字は付けることができます。
これらのことからも、「一」は名付けの面でとても広がりがある漢字であることが分かります。
「一」を名前に使う際の注意点
「一」は数ある漢字の中でも、熟語・四字熟語に使われている数が非常に多い漢字でもあります。そのため「一」を用いた様々な意味の熟語が存在しています。
- 一矢(いっし)
- 矢を放つ、辛辣な言葉を放つ、一矢報いる(相手から受けた攻撃に対して反撃すること)
- 一駄(いちだ)
- 駄は江戸時代の重さの単位、馬一頭に背負わせる荷物の重量
というものがありました。しかし、「一」自体に悪い意味がないため、良くない意味の熟語は少ないようです。
ですので、あまり気にすることはないかもしれません。しかし熟語が多いことは確かなので、名前と同じ漢字の熟語があるか、あるならばどういう意味なのか、調べておくと安心です。
「一」の漢字の説明の仕方
- 数字の一、漢数字の一
- 堂本光一の一
「一」を使った熟語
- 一意専心(いちいせんしん)
- わき目もふらずひたすら一つの事に心を集中すること。「一意」はひたすらそのことだけに心を注ぐこと、「専心」は心を一つのことに集中することを意味します。「一意専心に任務に励む」のように使用されます。
- 一期一会(いちごいちえ)
- 一生に一度だけの機会。生涯に一度限りであること。出会いを大切にすることのたとえ。生涯に一回しかないと考えてそのことに専念すること。もとは、茶道の心得を表した言葉で、どの茶会でも一生に一度のことと心得て、主客とも誠心誠意、真剣に向き合うべきことを説いた言葉です。「一期」とは仏教語で一生のことを意味しています。
「一」を使ったおすすめの名前
「一」を使ったおすすめの名前をご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。
男の子の名前
一翔(かずと)

「翔」は名前に付ける漢字として非常に人気が高いです。空高く飛ぶという意味があります。ショウという響きも、トという止め字としても、また字面も格好良いです。翔は、世界に羽ばたく・自由・スケールの大きさ等をイメージさせます。この翔に「一」を組み合わせることにより、唯一、一番というさらに翔を強調させる名前になります。
おすすめの名前ピックアップ
女の子の名前
一華(いちか)

華という漢字は、その字の通りに華やかで、美しい、女性らしさをイメージさせます。女の子につける名前としても華は人気の漢字です。「一」のを組み合わせることにより、華やかをさらに強調し、イチカという女の子らしいカワイイ響きの名前になります。
おすすめの名前ピックアップ
「一」を使った名前
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前日(5月2日)
「名前に使える漢字」ランキング
順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
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1 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
2 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
3 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
4 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
5 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
6 | 茉 | 8 | 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 | |
7 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
8 | 那 | 7 | 多い。美しい。疑問や反語を表す語、なんぞ、いかんぞ、いかん。あれ、あの。どれ、どの。(時間や場所)において。 | |
9 | 颯 | 14 | はやて、さっと吹く風、疾風。風の吹く様子、その音。きびきびした様子。 | |
10 | 悠 | 11 | 時間的または空間的に遠い、はるか、永遠。どこまでも続く様子。ゆったり、のんびりしている、のどかな様子。気の長い、急がない。 |