「之」の意味、読み方や画数は?之に込める願い、之を使った名前一覧

之

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意味&イメージ
行く、おもむく、いたる。これ、この。人やもの、ことを指す語。~の。主格や修飾を表す語。など。
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漢字の意味から「之」は「古風・和風」のイメージがあります。 ▼「之」のイメージ、名前に込める願い
名前の読み方
「之」は、名前として「慎之助(しんのすけ)、龍之介(りゅうのすけ)、伊之助(いのすけ)、虎之助(とらのすけ)、隆之助(りゅうのすけ)、虎之介(とらのすけ)、心之助(しんのすけ)」などの読み方で使われています。 ▼「之」を使った名前一覧を見る
画数 3画
種類 人名用漢字   名付けに使えます
名のり いたる・くに・つな・のぶ・ひさ・ひで・ゆき・よし・より
訓読み これ・こ(の)・の・ゆ(く)
音読み
部首 丶(てん)
他字体
意味 行く、おもむく、いたる。これ、この。人やもの、ことを指す語。~の。主格や修飾を表す語。
イメージ

表外読みは常用漢字表にない読み方です

「之」の意味

  • ゆく、いたる
  • これ、この、といった指示・強意の助字
  • 語を繋いだり関係を意味する助字の、の

「之」は、名前でよく見かける漢字です。

女の子にも使われることもありますが、男の子の名前で見た事があると言う方がほとんどでしょう。

「之」は、目的地や目標に到達する「いたる」という意味でよく使われます。到達するには進まないといけませんので「ゆく」という意味も持ち合わせています。

また、日常生活であまり使われることのない「之」は、これ、このといった指示、強意を表し、や語と語を繋ぎ関係性を表す「~の」としても多く使われます。

学生の時に古文の授業で何度も見たことがあると言う方も多いのではないでしょうか?

之の漢字の成り立ち・由来

「之」の成り立ちは、「止」と「一」を組み合わせられたものです。ゆくとは真逆な意味もつ「止」は、人の足跡を表す象形文字が漢字です。

足跡を残すためにしっかり止まって足跡をつける事から「止まる」の意味が生まれました。

「一」は、出発点を意味する直線を表すので、人がしっかりと踏みしめた足跡がまっすぐ前に向かって進んでいる姿を表したのが「之」という漢字です。

後に、指示を意味する「これ」や語と語を繋ぐ「~の」の意味も追加されました。

「之」のイメージ、名前に込める願い

「之」は、ゆくという意味を持つ漢字なので、どんなことがあっても立ち止まることなく前に進む姿が連想できます。

「一歩ずつ目標に向かって進み、達成する姿が連想できる漢字が「之」なんです。

「何があっても立ち止まらず挑戦する姿は、人生の苦難に負けず立ち向かっていく勇敢さと男らしさが伺えます。先が分からないため、可能性も無限大です。

「努力をし続けることの出来る人は、それだけ強い心と根性を持っているとうかがえます。

「また、進み続ける事が出来るということは、周りに好かれ頼る事の出来る素直さも持ち合わせていると連想出来ます。

「「之」には語と語を繋ぐ意味もあるので、協調性があり人と人とを結びつけることの出来る積極性も持ちわせていると考えることも出来ます。

  • 努力家
  • たくましい
  • 力強い
  • 積極的
  • 勇敢
  • 忍耐強い
  • 希望
  • 立派
  • 可能性
  • 成長

これらのイメージから、このような願いを込めることができます。

全力で人生を進んでいけるように

努力家でどんな時でも立ち向かっていける勇敢な人になるように

忍耐強く力強い一歩一歩を踏み出せるように

無限の可能性を持ち、自らの道を切り開けるように

「之」の読み方いろいろ

芥川龍之介など文豪の名前にも使用されている「之」。その 音読みは「シ」、訓読みでは「こ(の)、これ、ゆ(く)」と読みます。

実際に名付けに使用される読み方には、「くに、つな、し、じ、の、のぶ、ひさ、ひで、やす、ゆき、よし、より、やき」など幅広い読み方が使われています。

「之」の漢字の説明の仕方

  • 芥川龍之介の「之」
  • 佐々木蔵之介の「之」
  • ひらがなの「え」に似ている「之」

「之」を使った熟語

阿吽之息(あうんのいき)
吐く息と吸う息を同時に表しています。複数の人が協力して作業をする時のお互いの微妙な調子のことです。また、その時に気持ちが通じ合い息がぴったりと合う様子が表現されています。「阿」とは、梵語の第一字母で口を開いて出す音声を指し、「吽」は最終字母で口を閉じて出す音声を指します。密教では、「阿」は万物が発生した根源であり、「吽」は全てが帰着する知徳と考えられています。
金石之交(きんせきのまじわり)
友情が極めて堅く結ばれていることのたとえです。目には見えなくても堅く結ばれた友情は、金属や石よりも堅く簡単に割れるものではないからという意味を表しています。「金石」とは、極めて堅く永久に変わらないものの例えとして用いられる言葉です。お互いに分かり合えて信頼出来る友人は、一生大切にすべき宝だと実感できます。

「之」を使ったおすすめの名前

他の漢字との組み合わせが圧倒的に多い「之」は、2文字での組み合わせでは留め字都市手が多く、3文字の組み合わせでは「龍之介」のように真ん中に置かれることが多い漢字です。

読み方のバリエーションが多く意味もとても良いため、組み合わせる漢字を選ぶ楽しさもあります。

以下に「之」を使ったおすすめの名前をご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。

男の子の名前

龍之介(りゅうのすけ、たつのすけ)

海や湖を潜み、空に登り嵐さえも起こすと言われる伝説上の生き物「龍」から始まる格好良い名前です。まっすぐ前へ進んでいく「之」を中心にし、間に挟む、なかだちになると言う意味の「介」を留め字にした名前です。和風な印象を受ける名前ですが、龍のようなしなやかで強く、人に優しく出来る勤勉な人になって欲しいと言う願いが込められています。それぞれの漢字の意味が、お互いの良さを引き立たせています。

景之(かげゆき)

風景や明るい光の意味を持つ「景」と「之」を組み合わせた名前です。美しい景色から朗らかで優しい印象を抱く「景」は、立派や尊敬といった意味もある漢字です。留め字である「之」を使うことで、優しさ明るさの中にも、一歩ずつ夢に向かって進む芯の強さもうかがえます。大らかで人当たりが良く、社交的な人になって欲しいと言う願いが込められた名前です。

おすすめの名前ピックアップ

「之」を使った名前

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「名前に使える漢字」ランキング

順位 漢字 画数 読み いいね
1 12 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。
306
2 8 さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。
139
3 10 モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。
484
4 8 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木
105
5 12 あおい。アオイ科の植物の総称。
305
6 8 くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。
187
7 11 時間的または空間的に遠い、はるか、永遠。どこまでも続く様子。ゆったり、のんびりしている、のどかな様子。気の長い、急がない。
323
8 8 やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。
239
9 7 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。
103
10 11 いろどる、色をつける、配色する。さまざまな色の組み合わせ。色を組みあわせて飾ること。いろどり、あや、模様。ツヤ、輝き、光。美しい、飾りがある、模様がある。様子、姿。化粧する。美しさを付け加える。
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