「多」の意味、読み方や画数は?多に込める願い、多を使った名前一覧

多

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意味・イメージ
数、量がおおい、たくさん。あまた。勝っている。褒める、重んじる。 など…
「多」は「元気、裕福」のイメージがあります。
「多」の意味や由来
印象・願い
多くの幸せや夢がある人生が送れるように。多くの人に寄り添える、心優しい人になれるように。多くの功績や結果を残し、友人関係にも恵まれるように。男の子の名づけに人気のある「浩」と組み……
「多」のイメージ、名前に込める願い
名前の読み方
「多」は、名前として「奏多(かなた)、陽向多(ひなた)、叶多(かなた)、多久美(たくみ)、陽凪多(ひなた)、優多(うた)、陽菜多(ひなた)」などの読み方で使われています。
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画数 6画
種類 常用漢字   名付けに使えます
名のり おおし・とみ・な・なお・まさ・まさる・かず
訓読み おお(い)
音読み
部首 夕(ゆうべ)
学習漢字 学習漢字2年
熟語 幾多(いくた)・滅多(めった)・数多(すうた/あまた)・雑多(ざった)
他字体  異体字・俗字
意味 おおい、おおく、おおくする、増やす。たとする、価値が高いものと認める、ありがたく思う。ほめる。勝ること、重んじること。厚く、深く。まさに、まさしく、ただ、ただそれのみ。
イメージ

表外読みは常用漢字表にない読み方です

「多」の意味

  • 数、量がおおい、たくさん
  • あまた
  • 勝っている
  • 褒める、重んじる

「多」は、数・量が多い状態を表す漢字として私たちの生活でよく使われます。

数の多さは、恵みや豊かさを連想することが出来るでしょう。

また物事だけでなく結果や功績にも通じるので、実り多き人生になるように、努力が出来る人になれるようにと願いが込められる漢字です。

勝っているという意味も含まれる「多」。褒めること、重んじること、ありがたがることを「多とする」という表現に使われます。

数が多いだけでなく、質が高いものは多くの人にとってありがたいことでしょう。

意見が分かれた時は、多数決で決めることも多いと思います。

多いということは、恵みだけでなく感謝や意見をまとめることにも使われます。

多の漢字の成り立ち・由来

「多」は、切った肉、または半月を意味する象形文字が2つ重なった姿が成り立ちとされている漢字です。

1つだけではないことから、「多い」という意味が生まれました。

かつて肉は、祖先や神様を奉る廟のお供え物として使われてきました。

廟に供えるため、質の良い肉が選ばれ重ねられている様子から「まさる、あまる」という意味も生まれたとされています。

「多」のイメージ、名前に込める願い

「多」は、漢字そのものの意味から豊かさや質の高さを連想する漢字です。

「まさに」という意味で大したものだと褒める時にも使われます。

「多」は良い結果を多く残せるように、多くの幸福を人生の中で手に出来るように、人生の中で手にするものがより多くなるように願いが込められる漢字でもあります。

また、ものはただ多ければ良いというものでもありません。

無駄をなくし、多くのものの中で必要なもの、重要なものをきちんと見極める目を持つことも大切でしょう。

今の豊かさに慢心したりせず、感謝し堅実さを維持するのもより多くのものを手に入れるためには大切なことです。

支えてくれる多くの人に感謝し、自分が持つ幸せも共有出来る姿も連想することが出来ます。

様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。

  • 豊か
  • 恵み
  • 実り
  • 幸福
  • 努力家
  • エネルギッシュ
  • 有望
  • 思慮深い
  • 冷静
  • 穏やか
  • 真面目
  • 愛情深い
  • 芯が強い
  • 落ち着きがある

これらのイメージから、このような願いを込めることができます。

多くの幸せや夢がある人生が送れるように

多くの人に寄り添える、心優しい人になれるように

多くの功績や結果を残し、友人関係にも恵まれるように

「多」の読み方いろいろ

「多」の音読みは「タ」、訓読みは「おお(い)、おお(く)」と読みます。

名づけに多く使われる読み方は、「おうし、おおの、かず、た、ただ、とみ、な、なお、まさる」など様々です。

止め字の「多」で個性を

同じ「タ」の読み方では「太、汰」も人気の漢字ですが、人気ゆえに名づけにも多く使われています。

「多」を使うことで、同じ「タ」の読み方でもかなり新鮮な印象の名前になるのが「多」の魅力です。

男の子の名づけに使われる「多」は止め字として多く使われる傾向にありますが、女の子の名前では頭字に来ることも多い漢字です。

全体的に整っている字体なので、多くの組み合わせる漢字との相性も良いでしょう。

「多」の漢字の説明の仕方

  • おおいの「多」
  • 多数決の「多」
  • 本郷奏多の「多」

「多」を使った熟語

多望(たぼう)
将来が有望で、期待が寄せられるさまのことです。四字熟語で「前途有望」と表現することもあります。将来性があるというのは勉学やスポーツといった成績だけでなく、人となりや予期せぬ事態に対する機転、先見の明なども関わってきます。特に学校とは全く環境の違う社会に出れば、様々な人がいるでしょう。優秀さと柔軟な思考、身のこなしがあれば、将来何か成し遂げるだろう、大物になるだろうと感じても不思議ではありません。
博学多才(はくがくたさい)
知識が豊かで多くの分野の才能に恵まれていることを指します。「博学」とは様々な分野の学問に精通しており多彩な知識を有してる状態、「多才」とは様々な才能に恵まれている状態を指します。博学多才の人は、どんなことでも興味を持ち探求心も旺盛です。効率よく物事を片付ける能力に長けており、白黒を明白にする理系のイメージもあります。何事も挑戦する意欲も高いため、行動的でポジティブな思考を持っているでしょう。

「多」を使ったおすすめの名前

「多」を使ったおすすめの名前をご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。

男の子の名前

浩多(こうた)

男の子の名づけに人気のある「浩」と組み合わさった名前です。「浩」には、広い、大きい、豊富なという意味があります。生活する上で欠かせない水が豊富にある状態から生まれた漢字で、「多」と同じように恵みを連想するでしょう。広い心を持ち、幸福が多い人生を歩める人になるようにと願いが込められています。広大なスケールだけでなく澄んだ水は、心の状態も表現することが出来るので、澄んだ穏やかな性格で多くの才能に恵まれるように、と願いを込めることが出来るでしょう。

おすすめの名前ピックアップ

⇒「多」を使った男の子の名前をすべて見る

女の子の名前

多花音(たかね)

「多」が頭字に置いた女の子の名前です。咲く姿は見事かつ華やかな印象の「花」と優雅で耳に心地よく、多くの人の心を癒す「音」との印象が良い名前です。字体は画数が少ない漢字でシンプルで分かりやすく、発音も女の子らしい可愛さだけでなく凛とした強さもうかがえます。いるだけで多くの人を和ませ、花開くような幸せな人生を送って欲しいという願いが込められています。

おすすめの名前ピックアップ

⇒「多」を使った女の子の名前をすべて見る

「多」を使った名前

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「名前に使える漢字」ランキング

順位 漢字 画数 読み いいね
1 8 くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。
216
2 12 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。
378
3 8 やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。
260
4 8 さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。
171
5 10 モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。
508
6 7 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。
121
7 12 あおい。アオイ科の植物の総称。
340
8 11 時間的または空間的に遠い、はるか、永遠。どこまでも続く様子。ゆったり、のんびりしている、のどかな様子。気の長い、急がない。
337
9 8 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木
132
10 11 いろどる、色をつける、配色する。さまざまな色の組み合わせ。色を組みあわせて飾ること。いろどり、あや、模様。ツヤ、輝き、光。美しい、飾りがある、模様がある。様子、姿。化粧する。美しさを付け加える。
280

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