「徳」の意味、読み方や画数は?徳に込める願い、徳を使った名前一覧

徳

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意味・イメージ
身に備わった品性。人としての値打ちのある行い。めぐみ。教え。もうけ。利益。 など…
「徳」は「上品、リーダー、聡明、幸運、裕福」のイメージがあります。
「徳」の意味や由来
印象・願い
人として正しく、人徳に恵まれるように。困難にも負けない強さと優しさを持つ人に。努力を重ねて周囲を導くリーダーシップを発揮する人に。礼儀正しく品位ある振る舞いで、多くの人々に慕われ……
「徳」のイメージ、名前に込める願い
名前の読み方
「徳」は、名前として「徳子(のりこ)、徳星(なるせ)、心徳(みのり)、徳子(とくこ)、美徳(みのり)、徳真(とくま)、実徳(みのり)」などの読み方で使われています。
「徳」を使った名前一覧を見る
画数 14画
種類 常用漢字   名付けに使えます
名のり あきら・あつ・あつし・あり・いさお・え・さと・ただし・とこ・とみ・なり・なる・のぼる・のり・めぐ・めぐむ・やす・よし・かつ
訓読み
音読み トク
部首 彳(ぎょうにんべん)
学習漢字 学習漢字5年
漢字検定 6級
熟語 人徳(にんとく)・大徳(だいとく/だいとこ)・不徳(ふとく)・公徳(こうとく)・功徳(こうとく/くどく)・有徳(ゆうとく/うとく)・帝徳(ていとく)・美徳(びとく)・盛徳(せいとく)・偉徳(いとく)・淑徳(しゅくとく)・悪徳(あくとく)
他字体  旧字体・人名用漢字
 異体字・古字
意味 人に備わった品性、立派な行い。道徳的に優れたふるまいをする人、優れた品性をもつ人。人格者。恵み、恩恵、幸い。ありがたく思う、恩に感じる。利益、もうけ、もうけたもの。よい、ありがたい。長所。
イメージ

表外読みは常用漢字表にない読み方です

「徳」の意味

  • 身に備わった品性。人としての値打ちのある行い。
  • めぐみ。教え。
  • もうけ。利益。

「徳」は、「道徳」や「人徳」など、人として大切な品性を意味する漢字です。

また、「恩徳」といった恵みや教え、「徳用」などの儲けや利益も意味します。

「徳を積む」の「徳」とは?

仏教や儒教の教えでよく耳にする「徳」は、人としての品性や道徳的な価値を意味します。

仏教では、徳を積むことで将来の恵みや幸運がもたらされるとされ、儒教においては、仁・義・礼・智・信といった道徳的価値を体現することを指します。

困っている人に手を差し伸べたり、感謝の気持ちを素直に表現できる人は、努力を惜しみません。

誰にも見られていなくても、ひたむきに善行を積むことが尊敬される要素となります。

「徳」は、周囲の人々との信頼関係を築く力を持ち、人間関係を豊かにするという意味も含んでいます。

「徳」の漢字の成り立ち・由来

「德」は、十字路の左半分とまっすぐな正しい心を意味する漢字が組み合わさって成り立ちました。

まっすぐな心を待って道を進むという様子から、「徳」という意味が生まれました。

「徳」のイメージ、名前に込める願い

「徳」という漢字は、人格の成熟や人間性の豊かさを表現する、深い意味を持つ漢字です。

名前に使用することで、真面目で誠実な心を持ち、他者からの信頼を得る人物に育ってほしいという願いを込めることができます。

人として正しく、人徳に恵まれるように

「徳」という漢字は、「道徳」や「人徳」という言葉に使われるように、正しい行いを重んじることを意味します。

このため、正直で真面目な心を持ち、他者から尊敬される品格のある人物像を表現することができます。

また、何事にも誠実に取り組み、信念を持って行動する力強い人間性をイメージさせます。

困難にも負けない強さと優しさを持つ人に

「徳」という漢字は、試練や困難を乗り越え、人としての成長を遂げることを意味する「徳を積む」という表現にも使われます。

そのため、どんな逆境にも負けず、優しさと強さを兼ね備えた人物に成長してほしいという願いが込められます。

周囲に感謝しながら、心豊かで穏やかな日々を送る姿を連想させます。

努力を重ねて周囲を導くリーダーシップを発揮する人に

「徳」は、人徳を持つ人物として、周囲から信頼される存在を意味します。

他者の模範となり、周囲に良い影響を与えるリーダーシップを持った人物に育ってほしいという願いを表現することができます。

困っている人に手を差し伸べ、人の意見を受け入れる度量の広さを持った人物像をイメージさせます。

礼儀正しく品位ある振る舞いで、多くの人々に慕われる存在に

「徳」という漢字には、礼儀や規律を守り、品行方正であることを表現する意味もあります。

このため、名前に使用することで、常に礼儀をわきまえ、規律を守りながら、まっすぐな道を歩む人物に成長してほしいという願いを込めることができます。

人としての正しさを追求しながら、周囲の人々と調和していける、温かい心を持った人物像が連想されます。

様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。

  • 素直
  • 人徳
  • 品性
  • 気品
  • 誠実
  • 真面目
  • 成長
  • 優しさ
  • 尊敬
  • 優しさ
  • 礼儀正しい
  • リーダー
  • 人格者

「徳」の読み方いろいろ

「徳」の音読みは「トク」、訓読みはありません。

名乗りに用いられる読みは、「あきら、あつ、あつし、あり、いさお、え、かつ、さと、ただし、とこ、とみ、なり、なる、のぼる、のり、めぐむ、やす、ゆき、よし」と、たくさんあります。

「徳」は性別問わず名付けに人気がある漢字であり、多彩な読みで名付けることができることも魅力とされます。

徳を使った男の子/女の子の名前~由来&意味付け~

「徳」を使った名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。

秀徳(ひでのり)

「徳」同様、男の子の名前に人気がある「秀」を頭字に用いた名前です。

「秀でる」といった意味から、得意なことや才能に恵まれる様子や知識や技術が人よりも優れることを期待することができます。

「徳」と組み合わせることで、人に頼られ、尊敬される姿をイメージすることができます。

思慮深い人格者への成長が期待できるでしょう。重厚感がある字面に加え、日本らしさがうかがえる名前と言えます。

⇒ 秀徳の姓名判断をチェック

徳爾(とくじ)

「爾」は、なんじやそれといった指示語を意味する漢字です。

古語として使われるため、日本らしさや和風な雰囲気が魅力の漢字と言えます。

「近い」という意味で用いられることもあるため、「徳」と組み合わせることで「より徳のある人格者に近づけるように」といった願いを込めることができるでしょう。

強さや忍耐強さも持ち、努力を怠らず、自ら人生を切り開いていける人柄を連想できる名前と言えます。

⇒ 徳爾の姓名判断をチェック

徳真(とくま)

「真」は「真実」といった言葉から、誠実で思いやりのある様子を連想できるため、古くから名付けに人気を集める漢字です。

「徳」と組み合わせることで「人の思いを汲み取れるような人になるように」「優しく、真っ直ぐに育って欲しい」といった願いが込められるでしょう。

穏やかさも感じられる字面と読みの名前であるため、素直で芯が強い人柄を連想できます。

魅力的な雰囲気あふれる人への成長が期待できるでしょう。

⇒ 徳真の姓名判断をチェック

貴徳(たかよし)

「たか」の読みで人気がある「貴」は、高貴で上品なイメージを名前に与える漢字として人気があります。

品と余裕があり、包容力がある人柄を連想できるでしょう。

「徳」と組み合わせることで、道徳心を持つ人物への成長が期待できる名前です。

誠実で頼りがいがあり、自分の信じる正義を貫く姿勢もうかがえます。

「気品と道徳心を併せ持ち、衣食住に困らない人生を送ることができるように」といった願いが込められます。

⇒ 貴徳の姓名判断をチェック

望徳(みのり)

「希望」や「願い」をイメージできる「望」を用いた女の子の名前です。

「みのり」は、「実り」と同じ読みであることから、「努力が結果として実るように」といった願いを込めることもできるでしょう。

「徳」を「のり」の響きで用いることで、優しさや思いやりにあふれた女性に成長することを願うことができます。

笑顔が多く、周りの人も幸せにすることができる人になることが期待できるでしょう。

⇒ 望徳の姓名判断をチェック

「徳」を使った男の子/女の子の名前リスト

男女どちらにも名付けられる名前

男の子におすすめの名前

女の子におすすめの名前

「徳」を使った名前

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「名前に使える漢字」ランキング

順位 漢字 画数 読み いいね
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243
8 14 はやて、さっと吹く風、疾風。風の吹く様子、その音。きびきびした様子。
109
9 11 ただ、限定や強調を表す語。それだけ、ただひとつ。はい、返事、すぐに答える承諾の返事。
44
10 8 寄りかかる、頼りにする。もたれかかる。よりどころにする、根拠にする。従う。そのまま、元のまま、以前のまま、昔ながら。はっきりしない、ぼんやりしている。弱いものを大切にする。助ける。
42

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