「香」の意味、読み方や画数は?香に込める願い、香を使った名前一覧

香

  • いいね
    28
意味・イメージ
におい、香り(いい香り)。芳しい、香しい。香りを炊き出す物、香料。 など…
「香」は「美しい、上品」のイメージがあります。
「香」の意味や由来
印象・願い
品のある人になってほしい。人を引きつける魅力のある人になってほしい。上品な美しさのある人に育って欲しい。「萌」という漢字は「草木の芽生え」というとてもポジティブなイメージを持って……
「香」のイメージ、名前に込める願い
名前の読み方
「香」は、名前として「結香(ゆか)、香帆(かほ)、瑠香(るか)、香乃(かの)、香穂(かほ)、由香(ゆか)、友香(ゆか)」などの読み方で使われています。
「香」を使った名前一覧を見る
画数 9画
種類 常用漢字   名付けに使えます
名のり たか・よし・かおり・かおる・かが
訓読み か・かお(り)・かお(る)【表外読み】かんば(しい)
音読み コウ・キョウ
部首 香(かおり)
熟語 芳香(ほうこう)・沈香(じんこう)・余香(よこう)・抹香(まっこう)・幽香(ゆうこう)・焼香(しょうこう)・暗香(あんこう)・線香(せんこう)・霊香(れいこう/れいきょう)・反魂香(はんごんこう)
他字体
意味 香り、よい香り、かぐわかしい、芳しい。好ましいもの、立派とされるもの。お香、香りの出るたきもの。「薫」が体で感じる感覚的なにおいであるのに対し「香」は鼻で感じる香りを指す
イメージ

表外読みは常用漢字表にない読み方です

「香」の意味

  • におい、香り(いい香り)
  • 芳しい、香しい
  • 香りを炊き出す物、香料

「香」はシンプルに「良い香り」という意味を持つ漢字です。

「香り」というものは日本でも古来より親しみのあるもので、古くは万葉集にも登場しています。

香は邪気や魔を払うとして大事な儀式で用いられたり、香りを楽しむ雅なたしなみとして用いられてきました。

このことからも「香」というものは、ただ匂うという意味だけでは無く、とても大事な意味・役割を持っていることが分かります。

「香」は「芳しい」という意味を持っていますが、これには「美しいさま」「気品があって美しいさま」を表しており、物だけではなく特に女性に対しても用いられる言葉です。

「香」と「薫」の違い

「香」と同じ読みをして、同じような意味の漢字に「薫」があります。

この二つの違いは、「香」が具体的に鼻で感じる良い匂い(お茶の香り、花の香り等)を表すのに対し、「薫」は比喩的・抽象的な表現で使用します。

例えば「ロマンの薫り」「初夏の薫り」のように使われます。

香の漢字の成り立ち・由来

「香」という漢字は、穀物のキビを表す「黍」と、甘さを表す「甘」から成り立っています。

この2つの漢字が組み合わさり「キビを焼いたときの甘い良い香り」を表現しています。

このことから、「香」は良い香りを意味するようになり、良い匂いを表す、芳しいや、香ばしい、へと広がって行きました。

「香」のイメージ、名前に込める願い

香という漢字の持つ「良い香り」という意味だけではなく、古来より気品に満ちた格調高い趣味として親しまれてきた歴史も踏まえると、様々なイメージを描くことができます。

  • 上品さ
  • 美しさ
  • 魅力的

これらのイメージから、このような願いを込めることができます。

品のある人になってほしい

人を引きつける魅力のある人になってほしい

上品な美しさのある人に育って欲しい

「香り」は目に見えるものではありませんが、確かにそこに存在するものであり、人の心をリラックスさせたり、周りの雰囲気を変えてくれる重要なものです。

「残り香」という言葉もあるように、何か不思議な存在感をイメージさせる漢字でもあります。

「香」の読み方いろいろ

「香」の読み方は、音読みでは「キョウ、コウ」、訓読みでは「か、かお(り)、かお(る)、かんば(しい)」、名前に使える名乗りでは「かおり、かおる、かが、たか、よし」があります。

名付けの場合は他の漢字と組み合わせて「か」と読むことが多いようです。男の子の場合は「きょう」や「こう」と読んで男の子らしい漢字と組み合わせて使われています。

また、最近は特に男女ともに漢字一文字の名前に人気があり「香(かおる・かおり)」という名前も昔から変わらぬ人気です。

「香」の漢字の説明の仕方

  • 香水の香
  • 香川県の香
  • 藤原紀香の香

「香」を使った熟語

新香(しんこ)
新しい香の物(お漬物の総称)という意味の言葉です。一般的にはお漬物を表しています。お漬物のことを「香の物」と言うのは、味噌漬けが基本となっており、味噌の香りの高さから、味噌漬けのことを「香の物」と呼ぶようになったと言われています。
和気香風(かきこうふう)
穏やかな気候であると共に、良い香りに包まれていること。「和気」とは穏やかな気候という意味で、「香風」は良い香りのことや、良い香りのする風のことを意味しています。穏やかな小春日和に対して使われることが多いようです。

「香」を使ったおすすめの名前

香という漢字は、名前の頭文字に付けても、三文字の名前で中間に付けても、止め字として最後につける場合も、違和感無く様々な漢字との組み合わせで使うことができます。

「香」を使ったおすすめの名前をご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。

女の子の名前

萌々香(ももか)

「萌」という漢字は「草木の芽生え」というとてもポジティブなイメージを持っています。「も」という読みの漢字を繰り返すことにより、「もも」という可愛らしい響きになります。そこに香という、さらに女性らしい漢字を加えることにより、可愛らしさの中にも上品なイメージを加えることができます。ローマ字表記で「Momoka」平仮名で「ももか」と、響きも見た目も可愛らしいですね。

香凛(☆)

「凛」という漢字は、名付けにおいてとても人気のある漢字です。近年でも「凛」という漢字が名前ランキングで上位を獲得しています。「りん」という女の子らしい響きとともに、凛とした気品のあるイメージを持つ漢字です。これに「香」を組み合わせることにより、凛のもつ品の良さをさらに引き立て強調します。また「かりん」というとても可愛らしい響きも兼ね備えた名前です。

おすすめの名前ピックアップ

⇒「香」を使った女の子の名前をすべて見る

男の子の名前

おすすめの名前ピックアップ

⇒「香」を使った男の子の名前をすべて見る

「香」を使った名前

248 件の名前がみつかりました

気になる名前は [ ] で保存!LINEでシェア!!
「お気に入り(画面上部)」で確認できます

前日(6月2日)
「名前に使える漢字」ランキング

順位 漢字 画数 読み いいね
1 8 くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。
205
2 8 さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。
158
3 8 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木
124
4 10 モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。
496
5 12 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。
356
6 11 時間的または空間的に遠い、はるか、永遠。どこまでも続く様子。ゆったり、のんびりしている、のどかな様子。気の長い、急がない。
333
7 8 やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。
251
8 12 あおい。アオイ科の植物の総称。
333
9 7 多い。美しい。疑問や反語を表す語、なんぞ、いかんぞ、いかん。あれ、あの。どれ、どの。(時間や場所)において。
142
10 4 つき。空に見える天体のひとつ。地球の衛星。ひとつき。一か月。歳月、年月。七曜のひとつ、月曜
106

前日(6月2日)のランキングへ

不具合/ご要望

お気に入りに追加した名前一覧 「詳細へ」