「枇」の意味、読み方や画数は?枇に込める願い、枇を使った名前一覧

枇

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意味・イメージ
枇杷(ビワ)の木や実を示す字。 など…
「枇」は「自然、草花・樹木」のイメージがあります。
「枇」の意味や由来
印象・願い
自然の恵みを慈しむ心を育むように。瑞々しい感性で周りを潤す存在に。風雅な音色で調和を奏でるように。
「枇」のイメージ、名前に込める願い
名前の読み方
「枇」は、名前として「枇和(ひより)、枇奈(ひな)、枇依利(ひより)、枇依(ひより)、枇那(ひな)、枇由(ひより)、枇奈乃(ひなの)」などの読み方で使われています。
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画数 8画
種類 人名用漢字   名付けに使えます
名のり
訓読み さじ・くし
音読み ヒ・ビ
部首 木(き/きへん)
他字体
意味 び、くし、さじ。バラ科の常緑高木および果実。ほそい歯の並んだくし。木製のさじ。
イメージ

表外読みは常用漢字表にない読み方です

「枇」の意味

  • 枇杷(ビワ)の木や実を示す字。

「枇」は、季節の果実として親しまれる「枇杷(びわ)」の名前に用いられる漢字です。

単体で使われることはまれで、通常は「杷」と組み合わせて「枇杷」と表記されます。

甘酸っぱくみずみずしい初夏の味覚である枇杷は、中国から伝わり日本でも広く愛されてきました。

身近でありながらもどこか優雅な響きをもつこの字からは、果実の爽やかな香りと自然の豊かな恵みが感じられます。

「枇」のイメージ、名前に込める願い

「枇」は〈枇杷〉の字にのみ現れる珍しい漢字です。初夏に黄金色の実をつける枇杷は、爽やかな甘みとやわらかな香りで親しまれてきました。そのみずみずしさを思わせる「枇」には、潤い・生命力・優雅さといったポジティブな印象が宿ります。

自然の恵みをそのまま表す字であることから、穏やかで伸びやかな人物像をイメージしやすいのも魅力。実りをもたらす樹木のように、周囲に安らぎや栄養を与えられる人になるよう願いを託せます。

また「枇杷」は古くから薬用や詩歌に登場し、どこか優美で風雅な響きをもつ果実です。

自然の恵みを慈しむ心を育むように

枇杷の樹は、暖かな季節に瑞々しい実をたわわに実らせます。その姿になぞらえ、「枇」には大地の恵みを尊び、周囲を豊かにできる人になってほしいという願いを込められます。自然と人に感謝し、穏やかな日々を紡いでいくイメージを託せます。

瑞々しい感性で周りを潤す存在に

「枇」が呼び起こすのは、果実がはじけるようなフレッシュさ。枇杷の果汁が口いっぱいに広がるように、みずみずしい感性で周囲を明るくし、潤いをもたらす人になってほしい――そんな温かな思いを添えられます。

風雅な音色で調和を奏でるように

「枇杷」の響きは楽器〈琵琶〉とも通じ、古来の雅な音世界を連想させます。このイメージから、“周囲と美しく調和し、自らの個性をしなやかに奏でる”という願いを託すことも。静かに響く音色のように、場を和ませ人の心を癒やす存在が思い浮かびます。

「枇」を使った名前

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「名前に使える漢字」ランキング

順位 漢字 画数 読み いいね
1 10 モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。
588
2 12 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。
560
3 9 しゅう、ひいらぎ。モクセイ科の常緑小高木、スズキ目の海魚
188
4 8 さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。
237
5 8 くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。
288
6 8 やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。
330
7 7 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。
161
8 8 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木
166
9 4 つき。空に見える天体のひとつ。地球の衛星。ひとつき。一か月。歳月、年月。七曜のひとつ、月曜
456
10 14 はやて、さっと吹く風、疾風。風の吹く様子、その音。きびきびした様子。
136

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