「芳」の意味、読み方や画数は?芳に込める願い、芳を使った名前一覧
- 意味&イメージ
- かんばしい、かぐわかしい。よいかおりがする。花、良い香りがする花。評判がよい、名声が優れている。よい評判。優れた人物、頭の良い人、才能のある人。など。
- ▼「芳」の漢字データを見る
- 漢字の意味から「芳」は「上品 聡明」のイメージがあります。 ▼「芳」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「芳」は様々な読み方があり、一文字の名前では「よし、はな、かおる、かおり」など、二文字名は「芳樹(よしき)、芳子(よしこ)、芳乃(よしの)、芳江(よしえ)」などがあります。 ▼「芳」を使った名前一覧を見る
画数 | 7画 |
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種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
名のり | はな・ふさ・ほ・みち・もと・よし・か・かおり・かおる・かんばし |
訓読み | かんば(しい)【表外読み】かお(り)・ かぐわ(しい) |
音読み | ホウ |
部首 | 艹(くさ/くさかんむり/そうこう) |
他字体 | |
意味 | かんばしい、かぐわかしい。よいかおりがする。花、良い香りがする花。評判がよい、名声が優れている。よい評判。優れた人物、頭の良い人、才能のある人。 |
イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「芳」の意味
- かおり。におい。
- かんばしい。よい香りがする。
- 評判がよい。ほまれ。
- 他人の物事に冠する敬称。
「芳」は、香りや臭いの中でも、良い香りを意味する漢字です。
また、「芳声」など評判が良いことや誉れも意味します。
芳しい香りの一つ『白檀』
ラベンダーやバラ、金木犀など、人によって良い匂いと感じる香りはさまざまですが、中でも芳香と称される香りが「白檀」です。
英語ではサンダルウッドと呼ばれ、ウッディな香りの中にどこか甘さがあることが特徴です。
「芳」の漢字の成り立ち・由来
「芳」の成り立ちは諸説ありますが、会意兼声形文字とされます。
植物を表す「艹」と農具の鋤(すき)を意味する「方」が組み合わさって成り立ちました。
「芳」のイメージ、名前に込める願い
「芳」という漢字は、香りや美しさ、優雅さをイメージさせる漢字です。
名前に使用することで、周囲を和ませる癒しの存在や、優れた才能を持つ人物に成長してほしいという願いを表現することができます。

美しい香りのように、心豊かで魅力的な人に
「芳」は、良い香りを意味することから、優雅で魅力的な人物をイメージさせます。
また、香りは人々に癒しを与え、安心感をもたらすことから、優しさや思いやりに溢れた性格を持つ人物像が連想されます。
この漢字を持つ名前は、周囲の人々を和ませる存在として愛されることが期待できます。

才能を花開かせ、周囲に良い影響を与える人に
「芳」という漢字は、内外の美しさを表現する漢字でもあります。
多くの才能に恵まれ、それを活かして他者に良い影響を与える人物に成長してほしいという願いを込めることができます。
知識や技術を身につけ、周囲の人々を導くことができる、頼りがいのある人物像がイメージされます。

多くの人に愛される優しい心の持ち主に
「芳」という漢字には、人々に好感を与えるという意味も含まれています。
名前にこの漢字を使うことで、愛され、信頼される性格の持ち主に育ってほしいという願いを表現できます。
いつも周囲に気を配り、他者の気持ちを尊重することができる優しさを持った人物像が連想されます。
様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。
- 癒し
- 上品
- 気品
- 麗しい
- おしゃれ
- 健康
- 優秀
- 知的
- 穏やか
- 評判がいい
- 美しい
- 愛される
「芳」の読み方いろいろ
「芳」の音読みは「ホウ」、訓読みは「かんば(しい)、かお(り)、かぐわ(しい)」です。
名乗りに用いられる読みは、「か、かおる、かんばし、はな、ふさ、みち、もと、よし」です。
古くから女の子の名前に人気がある一方で、「みち、よし」の読みで男の子の名前にも用いられることがあります。
「芳」を使った男の子/女の子の名前~由来&意味付け~
「芳」を使った名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。
- 遙芳(はるか)
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男女ともに名前に人気を集める「遙」を用いた名前です。
「はるか」の読みも中性的であるため、性別問わず名付けることができるでしょう。
「遙」は、先の未来などを連想できるため、将来への期待や希望のイメージがあります。
「芳」と組み合わせることで、「この先に待つ未来が美しく輝くものであるように」「多彩な才能に恵まれて、楽しい毎日になるように」といった思いを名前に込めることができるでしょう。
- 芳治(よしはる、よしじ)
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「治」を用いた男の子の名前です。
知的で穏やかな印象を名前に与えることができる「治」は、「統治」や「治療」からリーダーシップや癒しのイメージがあります。
「理知的で、困っている人を助ける優しさや芯の強さを持つ人になるように」といった願いを名前に込めることができます。
「芳」と組み合わせることで、和風でスタイリッシュな名前となります。
そばにいると心穏やかになれるような温和な人柄もうかがえる名前です。
- 澄芳(すみよし)
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透き通って美しい様子が連想できる「澄」を頭字に用いた男の子の名前です。
「澄んだ良い香り」というと、フレッシュで爽やかな香りが連想できます。
「純粋さや素直さをいつまでも失わないでいて欲しい」といった思いも名前に込めることができる漢字と言えます。
「澄芳」は、字面の画数が多いため名前に深みや重みを感じることができます。
和風なイメージから、淑やかで上品な人物への成長も期待できる名前といえるでしょう。
- 芳乃(よしの)
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レトロネームになる漢字の中でも高い人気を集める「乃」を用いた名前です。
「よしの」は、女優の木村佳乃さんと同じ読みであるため、名声や才能にあやかるといった思いも込めることができます。
「よしの」の読みは、気品や歴史、親しみやすさなども連想できるでしょう。
古風さの中にも可愛らしさや純真さ、穏やかさもイメージできる名前と言えます。
「淑やかで気高い人になるように」といった願いが込められます。
- 和芳(わか)
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「和」を頭字にすることで、和風美人な印象の名前にすることができます。
「わか」の響きは古風で、気品も感じられるでしょう。
「か」に「芳」を用いることで、梅やゆずといった心が和む香りや優しく癒される人柄を連想できます。
柔らかさがある名前の印象から、誰にでも愛され、親しまれる愛嬌や魅力も兼ね備えることができるでしょう。
「麗しい女性になるように」といった願いを込めることができる名前です。
「芳」を使った男の子/女の子の名前リスト
男女どちらにも名付けられる名前
男の子におすすめの名前
女の子におすすめの名前
「芳」は名前に良くない?名付けの際の注意点
「芳」の意味にはポジティブなものが多く、悪いイメージがありません。
一方で、立派で優雅なイメージが子どもに重いと思われるのではないか?という意見もあるようです。
また、古くから名前に用いられているため、古風な印象が現在の流行や風潮に合っていないのではないか?という心配な声もあります。
いろいろな意見がありますが、「芳」は組み合わせる漢字や読みに注意をすることで、現代にも合った名前にすることができるでしょう。
両親が子どもへ贈る最初のプレゼントとして、後悔のない名前をつけることが大切です。
「芳」を使った名前
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前日(4月20日)
「名前に使える漢字」ランキング
順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
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1 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
2 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
3 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
4 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
5 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
6 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
7 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | |
8 | 茉 | 8 | 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 | |
9 | 彩 | 11 | いろどる、色をつける、配色する。さまざまな色の組み合わせ。色を組みあわせて飾ること。いろどり、あや、模様。ツヤ、輝き、光。美しい、飾りがある、模様がある。様子、姿。化粧する。美しさを付け加える。 | |
10 | 月 | 4 | つき。空に見える天体のひとつ。地球の衛星。ひとつき。一か月。歳月、年月。七曜のひとつ、月曜 |