「蕗」の意味、読み方や画数は?蕗に込める願い、蕗を使った名前一覧
- 意味・イメージ
- フキ。キク科の多年草。 など…
- 「蕗」は「自然、草花・樹木、冬」のイメージがあります。
- ▼「蕗」の意味や由来
- 印象・願い
- 新しい季節を切り拓く力を。周囲を和ませる穏やかな香りのように。素朴さの中に秘めた深みで人を惹きつけられるように。
- ▼「蕗」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「蕗」は様々な読み方があり、一文字の名前では「ふき」など、二文字名は「委蕗(いぶき)、一蕗(いぶき)、依蕗(いぶき)、緯蕗(いぶき)」などがあります。
- ▼「蕗」を使った名前一覧を見る
| 画数 | 16画 |
|---|---|
| 種類 | 人名用漢字 名付けに使えます |
| 名のり | ぶき |
| 訓読み | ふき |
| 音読み | ロ |
| 部首 | 艹(くさ/くさかんむり/そうこう) |
| 他字体 | |
| 意味 | ふき。キク科の多年草、一本筋の通っているもののたとえ。 |
| イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「蕗」の意味
- フキ。キク科の多年草。
「蕗」は、山野に自生し、春先には花芽の「ふきのとう」が顔を出すフキという植物を指す漢字です。
独特のほろ苦さと爽やかな香りがあり、煮物や佃煮など和食に欠かせない山菜として親しまれてきました。
春の訪れを告げる存在として、古くから日本人に愛される植物でもあります。
「蕗」のイメージ、名前に込める願い
「蕗」は、雪解けの大地からいち早く顔を出す山菜フキを指す漢字です。
まだ冷たい空気の中で芽吹く様子からは、しなやかな生命力と凜とした強さが感じられます。
ほろ苦さと爽やかな香りは、控えめでありながら周囲を和ませる穏やかな魅力を思わせます。
自然・草花のイメージが強く、四季の中でも特に“春の訪れ”を象徴する存在です。
親しみ深く、日本の食卓でも愛されてきたことから「温かみ」「素朴さ」「長く寄り添うやさしさ」など、多面的な印象を名前に与えてくれる漢字です。

新しい季節を切り拓く力を
まだ寒さが残る早春に芽を出すフキのように、未知の環境にも臆さず一歩を踏み出せる逞しさを願います。時期を待たず自ら動き出す姿は、挑戦心や前向きさの象徴です。

周囲を和ませる穏やかな香りのように
フキ独特の爽やかな香りは、料理にほっとする風味を与えます。人の心を柔らかくほぐし、自然と輪の中心になれる調和力を込められます。控えめでも確かな存在感で、人間関係を温かくつなぐ人になることを期待できます。

素朴さの中に秘めた深みで人を惹きつけられるように
フキは苦味を活かして味わう山菜です。その「ほろ苦さ」を人生経験に置き換え、逆境や試練も自分の味わいに変えられる人へ、というような願いを託せます。派手さよりも深みで人を惹きつけ、自分らしい芯を育む視点が新鮮です。
「蕗」を使った名前
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前日(12月29日)
「名前に使える漢字」ランキング
| 順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 柊 | 9 | しゅう、ひいらぎ。モクセイ科の常緑小高木、スズキ目の海魚 | |
| 2 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
| 3 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
| 4 | 茉 | 8 | 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 | |
| 5 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
| 6 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
| 7 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | |
| 8 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
| 9 | 桜 | 10 | さくら、バラ科の落葉小高木。しなみざくらや中国原産のゆすらうめを指すことも。桜色の略。 | |
| 10 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 |
