「萌」の意味、読み方や画数は?萌に込める願い、萌を使った名前一覧
- 意味・イメージ
- もえる。草木が芽を出す。めぐむ。めばえ。きざす。きざし。ことが起こるしるし。たみ。 など…
- 「萌」は「可愛い、自然、希望、草花・樹木、色、春」のイメージがあります。
- ▼「萌」の意味や由来
- 印象・願い
- 真っ直ぐ健やかに成長できるように。いつでもフレッシュな気持ちで物事に取り組んで欲しい。明るく希望に満ちた未来を生きていけるように。
- ▼「萌」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「萌」は、名前として「萌々花(ももか)、萌々華(ももか)、萌々香(ももか)、萌衣子(めいこ)、萌々菜(ももな)、萌々巴(ももは)、萌百花(ももか)」などの読み方で使われています。
- ▼「萌」を使った名前一覧を見る
画数 | 11画 |
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種類 | 人名用漢字 名付けに使えます |
名のり | め・めぐみ・めぐむ・めみ・もえ |
訓読み | めぐ(む)・めば(え)・きざ(す)・も(える)・も(やし)・たみ |
音読み | ボウ・ホウ |
部首 | 艹(くさ/くさかんむり/そうこう) |
他字体 | 萠 異体字・人名用漢字 |
意味 | もえる。草木の芽が出る。芽を出す。物事が起こり始める。きざす、きざし。起こり、はじめ。 |
イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「萌」の意味
- もえる。草木が芽を出す。
- めぐむ。めばえ。
- きざす。きざし。ことが起こるしるし。
- たみ。
「萌」は、春になり草木の芽が出ることやもえるなどを意味する漢字です。
また「萌芽」などめぐむ、めばえなどの意味もあり、転じて「萌兆」など新しいことの前兆も指します。
あまり知られていませんが、「萌隷」といった民の意味も持つ漢字です。
平安時代から愛される「萌黄色」
一斉に草木が芽吹く春は、四季の中で最も新緑が美しい季節です。
そのような春に萌え出す若葉や新芽のような色を「萌黄(もえぎ)色」と言います。
同じ読み方の萌葱(もえぎ)色は、青みがかった緑色なのに対し、萌黄色は黄色味が強い若草色です。
フレッシュな冴えた黄緑色は、若葉の色そのものと言えるでしょう。
萌黄色は平安時代から愛されおり、その時代では長着の色合わせに好まれ、特に白や黄色、蘇芳、薄青色などと組み合わせておしゃれを楽しんだようです。
萌黄色は、他の色とも合わせやすいため、古くから愛されてきた色なのです。
「萌」の漢字の成り立ち・由来
「萌」は、会意兼形声文字です。
並び生えた草の象形文字である「艹」と太陽と欠けた月の象徴を意味する「明」が組み合わさって成り立ちました。
明るい光を浴びて草が育つ様子から「芽生え」という意味が生まれ、さらに芽生えから、「物事が起こる兆し」と言う意味も加わりました。
萌の異体字「萠」も名前に使える
「萠」は「萌」の異体字で、形は違っても意味は同じ同字となっています。
画数も同じ11画。萌は名前によく使われる漢字なので、人と被らない名前を付けたい場合にもおすすめです。
「萌」のイメージ、名前に込める願い
「萌」は「萌える」から、草木の芽吹きや春を感じられる漢字です。
雪が解け、温かい日々が続くと、植物は一斉に芽を出し空に向かって成長を始めます。
ぐんぐんと伸びていく様子から健やかな成長や健康を願うことができるでしょう。
どこを見ても若々しい新緑が美しい季節なので、爽やかさや穏やかさ、温和なイメージもあります。
目を引く萌黄色から、センスの良さやおしゃれ好きな姿も連想できるでしょう。
春生まれの子どもの名前にもぴったりの漢字です。
明るく希望に満ちた人生
また命の始まりも意味する「萌芽」や「兆し」からは新しい旅立ちや始まりを連想できるため、若さやフレッシュさ、希望などを思い浮かべることができます。
困難が立ちふさがっても諦めず挑戦できるように、明るく希望に満ちた将来が待っているようになどの想いを込めることができます。
様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。
- 成長
- 健康
- 穏やか
- 温かい
- 美しい
- 爽やか
- 命の誕生
- 兆し
- 未来
- 希望
- 若さ
- 春・大地
これらのイメージから、名前にこのような由来や意味を込めることができます。

真っ直ぐ健やかに成長できるように

いつでもフレッシュな気持ちで物事に取り組んで欲しい

明るく希望に満ちた未来を生きていけるように
「萌」の読み方いろいろ
「萌」の音読みは「ボウ、ホウ」、訓読みは「めぐ(む)、めば(え)、きざ(す)、も(える)、も(やし)、たみ」です。
名付けに用いられる響きは、「きざし、め、めぐみ、むぐむ、めみ、もえ、もゆ」です。
また「萌」は、1文字で名付けることができます。読み方は、「めぐみ、めぐむ、きざし、もえ、もゆ」など非常に多彩です。
萌を使った男の子/女の子の名前~由来&意味付け~
「萌」を使った名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。
- 萌(めぐむ)
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1文字で「めぐむ」と読むため、シンプルで覚えてもらいやすいと言える名前です。
「む」で終わるため、中性的な印象が強く男女問わず名付けることができるでしょう。
草木が発芽しすくすくと成長する様子がイメージできるため、春らしく希望に満ちた将来も連想できます。
流行に左右されにくいため、年齢問わず愛される名前になるはずです。
いつでも新鮮な気持ちで挑戦し、明るい未来を歩めるようにという願いが込められます。
- 萌幸(もえゆき)
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「幸」を添え字に用いた男の子の名前です。
「幸せ」の漢字として人気の「幸」は、幸せになって欲しいという想いを名前に込めることができます。
「萌」との相性も良く、バランスが整った名前です。
どんな時も穏やかで優しく、人々に幸せをもたらす人物をイメージできるでしょう。
字面や響きから、親しみやすい温和な人物を連想できます。明朗快活で、いつでも笑顔を絶やさない人になって欲しいという願いを込めることができます。
- 萌恵(もえ)
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「恵」を添え字に用いた女の子の名前です。
「恵み」「恩恵」として知られている「恵」は、これから人生が始まる子どもにたくさんの恩恵があることを願うことができます。
素直さや誠実さなども連想できる漢字です。恵みは、周囲の人にももたらすことができます。
困っている人を率先して助けられる素直さや優しさ、ひたむきさも思い浮かべることができます。
伸び伸びと育ち、多くのことに恵まれるようにという願いが込められます。
- 桃萌(もも)
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春らしさが際立つ「桃」を頭字に用いた女の子の名前です。
可愛いイメージはもちろん、桜よりも早く春の訪れを告げる桃は、古くから魔除けや長寿の象徴として愛されてきました。
花言葉は、「チャーミング」「気立ての良さ」「私はあなたの虜」などです。女性への敬いの象徴とされている花でもあります。
春のような穏やかさと成長をイメージできる名前と言えるでしょう。
可愛らしく元気に育って欲しいという願いが込められます。
- 萌依(めい)
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女の子の名付けに人気の「依」を添え字に用いた名前です。
頼るなどの意味を持つ「依」は、人を包むイメージから安心できる場所や頼り頼られることのできる人になるようにという想いを込めることができます。
可愛らしい字面と「い」の響きが人気で、呼びやすい名前になるでしょう。
「萌」との相性も良く、健やかな成長や縁起の良さもうかがえます。
明るく包容力のある人になるようにという願いが込められます。
男女どちらにも名付けられる名前
男の子におすすめの名前
女の子におすすめの名前
「萌」は名前に良くない?名付けの際の注意点
春はもちろん、これからを感じさせる「萌」ですが、アニメやキャラクターへの好意を表現する「萌え」と混同されることを心配されるご両親がいるようです。
2002年頃からアニメや漫画の愛好家の間で使われ始めた「萌え」ですが、決して悪い意味があるわけではありません。
また、最近では「萌え」の文化は廃れつつあり、使われているのを見かけるのは稀になったため過度に気にする必要はないと言えます。
「萌」は、良いことが起こる兆しとしての意味もある漢字です。
大切なのは、ご両親の想いなので自信を持つことが大切です。
「萌」を使った名前
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前日(6月5日)
「名前に使える漢字」ランキング
順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
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1 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
2 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
3 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
4 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
5 | 茉 | 8 | 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 | |
6 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
7 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | |
8 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
9 | 那 | 7 | 多い。美しい。疑問や反語を表す語、なんぞ、いかんぞ、いかん。あれ、あの。どれ、どの。(時間や場所)において。 | |
10 | 音 | 9 | (耳で感じ取ることができる)おと。ねいろ、ふし、うた。噂、評判。たより、訪れ、しらせ、消息。言葉や言語。声、なき声。 |