「陶」の意味、読み方や画数は？陶に込める願い、陶を使った名前一覧
- 意味・イメージ
- 粘土を焼き固めて作った器などの焼き物。人の性質や才能を養い育てること。心がうっとりするほど楽しむこと など…
- ▼「陶」の意味や由来
- 印象・願い
- 温もりと品格を兼ね備えた人に。学びを楽しみ人を育む存在に。感性を研ぎ澄まし芸術を生み出す力を。
- ▼「陶」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「陶」は様々な読み方があり、一文字の名前では「とう」など、二文字名は「陶真（とうま）、陶矢（とうや）、陶子（とうこ）、陶利（とうり）」などがあります。
- ▼「陶」を使った名前一覧を見る
| 画数 | 11画 |
|---|---|
| 種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
| 名のり | す・よし |
| 訓読み | 【表外読み】すえ |
| 音読み | トウ【表外読み】ヨウ |
| 部首 | 阝（こざと／こざとへん） |
| 熟語 | 皐陶（こうよう）・薫陶（くんとう）・鬱陶（うっとう） |
| 他字体 | |
| 意味 | とう、すえ。やきもの、すえもの。焼き物をつくる。教化する、みちびく。よろこぶ、たのしむ、心地よい。心をふさぐ。くつろぐ、やわらぎ楽しむ。 |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「陶」の意味
- 粘土を焼き固めて作った器などの焼き物。
- 人の性質や才能を養い育てること。
- 心がうっとりするほど楽しむこと。
- 気分がふさぎ、憂えること。
「陶」はもともと焼き物を指す字で、茶碗や花瓶など暮らしを彩る陶器を思い浮かべさせます。
そこから転じて、人を薫陶（くんとう）し品性を磨くという意味を持ち、教育や指導を表す語にも用いられます。
また、音楽や芸術にひたって「陶酔」するように、心がほぐれて楽しむ状態を示すほか、「鬱陶（うっとう）しい」のように憂うつで晴れない気分を表す場合もあります。
「陶」のイメージ、名前に込める願い
「陶」は、土を練り、炎で焼き上げて完成する陶磁器を思わせる漢字です。
ゆったりと温かみのある器を連想させる一方で、窯の高温に耐えてこそ生まれる艶やかな輝きもイメージできます。
「薫陶」に見られるように、人を導き育てる包容力や教育的なニュアンスも豊かです。
さらに「陶酔」は心を捉えるほどの感動や没頭を示し、感性の鋭さや芸術性も感じさせます。
柔らかな土が炎を経て美しく変わるように、経験を重ねて魅力を磨き上げていく人物像を思い描ける漢字です。
穏やかさと芯の強さ、育む力と感性の豊かさ――さまざまな側面から前向きな願いを託しやすい漢字です。
温もりと品格を兼ね備えた人に
器としての「陶」からは、手に取るだけで心が安らぐ温もりと、焼き物ならではの上品な光沢が思い浮かびます。 名前に用いることで、周囲をほっとさせる優しさと、凛とした品格を併せ持つ人になってほしいという願いを込められます。
学びを楽しみ人を育む存在に
「薫陶」は人を良い方向へ導き育てること。 好奇心旺盛に学び続け、自ら得た知識や経験を周囲へ分け与えられる人へ――そんな思いを託せます。 温かな指導力と面倒見の良さを期待できる願いです。
感性を研ぎ澄まし芸術を生み出す力を
炎と土が出会って唯一無二の作品が生まれるように、斬新な発想を形にして周囲を魅了する創造力を期待できます。 伝統と革新を融合させ、新しい文化や芸術を切り拓くような個性を育んでほしい――そんな独自の視点からの願いも込められる漢字です。
「陶」を使った名前
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前日（12月25日）
「名前に使える漢字」ランキング
| 順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
| 2 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
| 3 | 柊 | 9 | しゅう、ひいらぎ。モクセイ科の常緑小高木、スズキ目の海魚 | |
| 4 | 茉 | 8 | 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 | |
| 5 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花（まつりか）。ジャスミン。 | |
| 6 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
| 7 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
| 8 | 桜 | 10 | さくら、バラ科の落葉小高木。しなみざくらや中国原産のゆすらうめを指すことも。桜色の略。 | |
| 9 | 颯 | 14 | はやて、さっと吹く風、疾風。風の吹く様子、その音。きびきびした様子。 | |
| 10 | 月 | 4 | つき。空に見える天体のひとつ。地球の衛星。ひとつき。一か月。歳月、年月。七曜のひとつ、月曜 |