「絹」の意味、読み方や画数は?絹に込める願い、絹を使った名前一覧

絹

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意味・イメージ
蚕の繭からとった繊維。絹糸で織った織物。絹織物。 など…
「絹」は「美しい、上品、古風・和風」のイメージがあります。
「絹」の意味や由来
印象・願い
上品で華やかな美人に成長できるように。嬉しいことが人生にたくさん訪れるように。大切な人を優しく包み込める人になれるように。
「絹」のイメージ、名前に込める願い
名前の読み方
「絹」は様々な読み方があり、一文字の名前では「きぬ」など、二文字名は「絹代(きぬよ)、絹夜(きぬよ)、絹子(きぬこ)、絹香(きぬか)」などがあります。
「絹」を使った名前一覧を見る
画数 13画
種類 常用漢字   名付けに使えます
名のり まさ
訓読み きぬ
音読み ケン
部首 糸(いと/いとへん)
学習漢字 学習漢字6年
他字体
意味 けん、きぬ。蚕の繭からとった繊維およびそれで織った織物。
イメージ

表外読みは常用漢字表にない読み方です

「絹」の意味

  • 蚕の繭からとった繊維。
  • 絹糸で織った織物。絹織物。

「絹」は、蚕の繭からとった繊維を意味する漢字です。

また、繭からとった絹糸で織った織物や絹製品全般も意味します。

金と同等の価値があった絹

カイコの繭から紡がれる糸で織られる絹製品は、古代ローマではかつて金と同等の価値を持っていました。

今でも見事な刺繍が施された正絹の着物は非常に高価で、着物に興味を持つ海外の人が購入するケースも少なくありません。

絹製品は日本を代表する民芸品のひとつであり、光沢のある滑らかな肌触りは肌を優しく包むだけでなく保温性にも優れています。

絹はシルクロードを通じて、交易品として古くからたくさんの人に愛されていたのです。

「絹」の漢字の成り立ち・由来

「絹」の成り立ちには、諸説あります。

一説によると、より糸を意味する「糸」とボウフラを意味する「肙」が組み合わさって成り立ったと言われています。

細い糸を意味し、そこから「絹」の意味が生まれました。

「絹」のイメージ、名前に込める願い

「絹」は、織物の中でもひときわ美しく高価なイメージから気品を感じさせる漢字として人気があります。

古くから存在し、紀元前1000年頃には野生の蚕の家畜化が始まっていたとされています。

王侯貴族も愛したことから歴史や奥深さも感じることができるでしょう。

膨大な量の繭から絹糸をより集め、職人の手で織っていくため、努力や伝統を感じます。

日本らしさ、和の美しさを表せる漢字

絹の着物は結婚や出産など節目の祝い事に欠かせない物であり、美しく染め上げた色や金糸銀糸の刺繍から、彩や華やかさ、祝い、祝福、縁なども連想できるでしょう。

日本では女性の名前に用いられてきたことから、大和撫子や芯が強く美しい姿も連想できます。

独特の光沢が雅やかで、肌触りも良く保温性にも優れていることから、包容力や安心感、癒しをイメージできるでしょう。

様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。

  • 美しい
  • 華やか
  • 上品
  • 気品あふれる
  • 色鮮やか
  • 華やか
  • 癒し
  • 安心感
  • 包容力
  • 祝福
  • 伝統・歴史
  • 貴重

これらのイメージから、名前にこのような由来や意味を込めることができます。

上品で華やかな美人に成長できるように

嬉しいことが人生にたくさん訪れるように

大切な人を優しく包み込める人になれるように

「絹」の読み方いろいろ

「絹」の音読みは「ケン」、訓読みは「きぬ」です。名乗りに用いられる読みは「まさ」です。

古風なイメージがある「絹」は、特に「絹恵(きぬえ)」「万絹(まきぬ)」などの女の子の名前に用いられます。

絹を使った男の子/女の子の名前~由来&意味付け~

「絹」を使った名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。

絹(きぬ)

「絹」の1文字を名前に用いることで、シンプルでおしゃれさを演出できます。

和風な名前であるため、日本人らしい名前をつけたい時にぴったりな名前です。

覚えやすく、絹のように多くの人を惹きつける人柄が連想できるでしょう。

雅やかで、絹織物ようにたおやかで包容力がある様子もうかがえます。

笑顔が愛らしく、外見も内面も美しく、つややかな人に成長するようにという願いが込められる名前です。

⇒ 絹の姓名判断をチェック

絹人(きぬと、きぬひと)

「人」は、「ひと、と」の読みで男の子の名前に人気の漢字です。

シンプルな字面で書きやすく、また読みやすいため見る人も呼ぶ人も親しみやすい名前といえます。

絹に携わる人=職人から、努力家で技術を習得するために諦めない様子や忍耐強い様子がイメージできます。

絹が似合う洗練された上品な人や和服が似合う穏やかな人柄も連想できるでしょう。

日本の伝統を大切にする温和な人に成長するように、といった願いが込められます。

⇒ 絹人の姓名判断をチェック

絹絵(きぬえ)

「絵」を添字に用いた女の子の名前です。

「絹の絵」は、着物に描かれた模様を連想することができるでしょう。

白無垢や打ち掛け、留袖などのデザインは華やかで美しく、上品なものです。

日常使いができる着物もデザインがさまざまで見るだけで楽しく、近年ではコウモリや猫などのモダンなデザインも見られます。

芸術面での豊かな才能をイメージできますし、洗練された雰囲気を持つ着物美人がイメージできる名前といえるでしょう。

⇒ 絹絵の姓名判断をチェック

絹波(きぬは)

「波」を添字に用いた女の子の名前です。

「波」は水色や青を連想できるだけでなく、中性的な印象がある漢字のためスタイリッシュで爽やかな印象の名前になります。

帯や着物にも用いられている波模様は、どこまでも続く波の様子を表しています。

そこから「未来永劫穏やかに暮らしていけるように」という願いが込められる縁起物です。

絹との相性も良く、子どもの未来を祝福するという気持ちが込められる名前といえるでしょう。

⇒ 絹波の姓名判断をチェック

絹世(きぬよ)

古風な印象が魅力的な「世」を用いた名前です。

「きぬよ」の響きは呼びやすく、年代問わず親しみやすい読みです。

「世界」「世話」などの言葉から、世界にも認められる才能豊かな様子や穏やかで優しく協調性に溢れた様子も連想できます。

「絹」から、伝統を大切にして受け継いでいける人物の姿もうかがえるでしょう。

包容力があり、縁や努力を大切にできる人になるように、といった願いが込められます。

⇒ 絹世の姓名判断をチェック

男の子におすすめの名前

女の子におすすめの名前

「絹」は名前に良くない?名付けの際の注意点

今も昔も人々の心を掴む美しい絹ですが、「古い」と感じる人が多い漢字でもあります。

キラキラネームの反対に「シワシワネーム」と呼ばれるものがあります。

一世代前の古風な名前をそう称することが多いのですが、中でも「絹」は古い印象が強いため、将来子どもが名前でからかわれるのではないかと心配する声もあるようです。

「絹」の意味やイメージは良いものでありますが、時代によって流行る名前が異なるのも事実です。

一生使っていく名前を、子ども自身が選ぶことができません。ご両親が後悔の無い漢字を使うことが大切です。

「絹」を使った名前

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「名前に使える漢字」ランキング

順位 漢字 画数 読み いいね
1 8 さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。
157
2 4 つき。空に見える天体のひとつ。地球の衛星。ひとつき。一か月。歳月、年月。七曜のひとつ、月曜
102
3 12 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。
354
4 8 やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。
250
5 10 モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。
496
6 8 くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。
204
7 11 時間的または空間的に遠い、はるか、永遠。どこまでも続く様子。ゆったり、のんびりしている、のどかな様子。気の長い、急がない。
330
8 8 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木
122
9 12 あおい。アオイ科の植物の総称。
328
10 8 寄りかかる、頼りにする。もたれかかる。よりどころにする、根拠にする。従う。そのまま、元のまま、以前のまま、昔ながら。はっきりしない、ぼんやりしている。弱いものを大切にする。助ける。
44

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