「稲」の意味、読み方や画数は?稲に込める願い、稲を使った名前一覧
- 意味・イメージ
- いね。米の実がなる植物。 など…
- 「稲」は「生命力、自然、草花・樹木、秋」のイメージがあります。
- ▼「稲」の意味や由来
- 印象・願い
- 人生が豊かに実るように。逆境に負けず、しなやかに伸びるように。世界とつながり、新しい価値を実らせる架け橋に。
- ▼「稲」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「稲」は様々な読み方があり、一文字の名前では「いな」など、二文字名は「美稲(みいな)、結稲(ゆいな)、新稲(にいな)、稲子(とうこ)」などがあります。
- ▼「稲」を使った名前一覧を見る
| 画数 | 14画 |
|---|---|
| 種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
| 名のり | ね |
| 訓読み | いね・いな |
| 音読み | トウ |
| 部首 | 禾(のぎ/のぎへん) |
| 他字体 | 稻 旧字体・人名用漢字 |
| 意味 | とう、いね。イネ科の一年草で日本の農業上最も重要な作物。実をつけると穂が垂れることから謙虚なもののたとえ。 |
| イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「稲」の意味
- いね。米の実がなる植物
「稲」は、私たちが食べる米を実らせるイネ科の一年草を指します。
日本の田んぼでは、春に田植えを行い、夏の青々とした葉を経て、秋には黄金色に色づいた稲穂が実ります。この季節の移ろいは、日本の風景や文化を象徴する光景として親しまれてきました。
稲作は古くから日本の農業と食文化を支え、豊穣を願う祭りや行事にも深く関わっています。「稲」はまさに、日本人の暮らしと心に根ざした大切な植物と言えるでしょう。
「稲」のイメージ、名前に込める願い
「稲」は、四季の彩りが豊かな日本の田園風景のなかでもひときわ印象的な「黄金色の実り」を連想させる漢字です。
青々と伸びる夏の稲、風に揺れる穂先、そして秋に一面を金色に染める姿――そのたくましい生命力と、確かな実りを抱く包容力が魅力です。
名前に用いると、自然と共に育ち、人や社会を潤す“豊かさ”や“感謝”を忘れない人物像が思い浮かびます。
また「米」は日本の主食であり、祝いの席にも欠かせない存在。稲を通じて「日々の糧」「長く愛される価値」をイメージできる点も魅力と言えるでしょう。

人生が豊かに実るように
厳しい暑さや雨風に耐えて穂を結ぶ稲の姿は、「努力が花開き、多くの実りを得る人生」を象徴します。学業・仕事・人間関係など、人生のあらゆる場面でコツコツ積み重ねたものが実となり、自分だけでなく周囲をも満たす人に――そんな願いを込められます。

逆境に負けず、しなやかに伸びるように
稲は水田に深く根を張り、強風でも倒れにくい強さを持ちます。同時に細い茎はしなやかで、風を受け流しながら成長します。その姿から「困難を受け止めつつ、柔軟に乗り越えるタフさ」「周囲と調和しながら自分らしさを伸ばす姿勢」を願うことができます。

世界とつながり、新しい価値を実らせる架け橋に
稲作文化は日本だけでなくアジア各地に広がり、人と人を長い歴史で結び付けてきました。そのグローバルな広がりに注目し、「多様な文化や知恵を取り入れ、革新的なアイデアを実らせる人に」という新しい視点の願いも託せます。伝統を継ぎつつ未来を切り拓く、国際感覚豊かな人物像を描ける点が独自の魅力です。
「稲」を使った名前
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前日(12月15日)
「名前に使える漢字」ランキング
| 順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 柊 | 9 | しゅう、ひいらぎ。モクセイ科の常緑小高木、スズキ目の海魚 | |
| 2 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
| 3 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
| 4 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
| 5 | 茉 | 8 | 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 | |
| 6 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
| 7 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
| 8 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
| 9 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | |
| 10 | 悠 | 11 | 時間的または空間的に遠い、はるか、永遠。どこまでも続く様子。ゆったり、のんびりしている、のどかな様子。気の長い、急がない。 |
