「皐」の意味、読み方や画数は?皐に込める願い、皐を使った名前一覧
- 意味・イメージ
- さわ。岸辺。陰暦の五月。さつき。 など…
- 「皐」は「古風・和風、自然、草花・樹木、春」のイメージがあります。
- ▼「皐」の意味や由来
- 印象・願い
- 努力が芽吹き、輝くような毎日を送れるように。麗しく、可愛い人になれるように。大らかで、情緒豊かな人に成長できるように。
- ▼「皐」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「皐」は、名前として「皐平(こうへい)、皐市(こういち)、皐晟(こうせい)、皐月(こうげつ)、皐祐(こうすけ)、皐大(こうだい)、皐輔(こうすけ)」などの読み方で使われています。
- ▼「皐」を使った名前一覧を見る
画数 | 11画 |
---|---|
種類 | 人名用漢字 名付けに使えます |
名のり | さ・さつ・すすむ・たか・たかし |
訓読み | さわ・さつき |
音読み | コウ |
部首 | 白(しろ/しろへん) |
他字体 | 皋 異体字・本字 |
意味 | こう、さつき。さし、きわ、水際、五月の異名。 |
イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「皐」の意味
- さわ。岸辺。
- 陰暦の五月。さつき。
「皐」は、沢が岸辺などの水辺を意味する漢字です。
また陰暦の5月である「皐月」を意味する漢字です。
苗が植え始められる「皐月」
「皐月」の語源は、苗を植え始める時期「早苗月(さなえつき)」の読みを略したものという説があります。
寄せ植えや夏の野菜の苗を植え始める5月は、庭や畑の緑が1年で最もしなやかで美しい季節といえます。
5月の花といえば、バラやカーネーション、ハナミズキ、藤、ラベンダーなどが人気です。
植えられる野菜は、とうもろこしやオクラ、枝豆、サツマイモ、落花生などです。
大人も子どもも大好きな種類が多く、秋の豊作を迎えるための準備期間ともいえるでしょう。
「皐」の漢字の成り立ち・由来
「皐」は、象形文字です。白骨化した4本足の動物を表しています。
骨が白いことから転じて「白く輝く」の意味が生まれました。
「皐」に水関係の意味があるのは、水面や波が白く輝くことからきています。
「皐」のイメージ、名前に込める願い
「皐」は、旧暦の5月を意味することから、5月生まれの子の名前としてぴったりの漢字です。
5月といえば、桜も散り緑がぐんぐんと成長する時期です。うららかな気候から、温かさや麗しさも連想できます。
自然を連想できる漢字であり、動物たちも活動を活発にし、野菜や穀物の収穫が始まる季節であることから恩恵や豊かさなどが連想できるでしょう。
豊かということは、争いもなく平和で穏やかな様子も連想できます。
爽やかでクールなイメージ
「皐」は、水に関係する漢字であるため、さわやかな印象を与えることができます。
些細なことでも気にせず水に流す様子から、さっぱりとした性格で優しく、爽快さも伝わるでしょう。
字面も繊細で、季節を感じることができるため、情緒豊かな様子や自然の神秘的な面もイメージできる漢字と言えます。
様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。
- 成長
- 活発
- 温和
- 恩恵
- 豊かさ
- 繁栄
- 爽やか
- クール
- しなやか
- 麗しい
- 可愛い
- 春・自然
これらのイメージから、名前にこのような由来や意味を込めることができます。

努力が芽吹き、輝くような毎日を送れるように

麗しく、可愛い人になれるように

大らかで、情緒豊かな人に成長できるように
「皐」の読み方いろいろ
「皐」の音読みは「コウ」、訓読みは「さわ、さつき」です。名乗りに用いられる読みは「さ、すすむ、たか、たかし」です。
「皐」は男女問わず、1文字はもちろん季節を連想させる漢字との組み合わせの名前も人気があります。
「皐桃(こもも)」「皐基(こうき)」などの名前を名付けることができます。
皐を使った男の子/女の子の名前~由来&意味付け~
「皐」を使った名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。
- 皐(さつき、こう)
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「皐」は、1文字で「さつき」だけでなく、「さわ、すすむ、こう、たかし」とも名付けることができます。
中性的なイメージを持つ読みが多いため、性別を問わず子どもの名前として名付けることができるでしょう。
花や緑が豊かな5月生まれの赤ちゃんにおすすめの名前です。
春から初夏へと季節が移り変わる季節であるため、人生に栄があるように、花咲くような笑顔が愛らしい人に成長できるように、といった願いが込められる名前です。
- 皐介(こうすけ)
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「介」を添字に用いた男の子の名前です。和風な「介」は熟語が多く、仲を取り持つという意味がある漢字です。
困っている人を助けられる、友達が多く頼りにされる様子が連想できるでしょう。
「皐」は水辺に関係する漢字であるため、爽やかで寛容な印象があります。
字面もメリハリがあり、古風さの中におしゃれな雰囲気もあるのが魅力です。
優しく世話好きで、豊かな人生を歩んでいけるように、という願いが込められます。
- 皐樹(こうき)
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大樹などの熟語がある「樹」を添字に用いた男の子の名前です。
大きな樹木をイメージできる「樹」は、根が深く、ちょっとやそっとのことでは揺らがない強さや頑丈さが連想できる漢字です。
男の子の名前に用いられる漢字の中でも人気があり、「皐」とも縁がある漢字といえるでしょう。
字面から、春を迎えて新芽がどんどん伸びていく様子がイメージできます。
健康に成長し、誰かの役に立てる人になるようにという願いが込められます。
- 美皐(みさ)
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美しさを意味する「美」を用いた女の子の名前です。
「美しい5月」をイメージでき、緑が茂り花が咲き誇るような人生を連想できる名前です。
春から初夏に移り変わる時期は、太陽の輝く昼は蝶が飛び交い、涼しい夜には蛍が楽しめる時期です。
どんな時でも意欲的で、目標に向かって努力ができる人柄が連想できるでしょう。
美しい季節に生まれたことを忘れないで欲しいという想いも、名前に込めることができます。
- 皐織(さおり)
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情緒豊かなイメージがある「織」を添字に用いた名前です。
美しく織られた着物の反物が連想できる漢字であるため、上品な美しさがうかがえます。
日本では馴染み深い漢字であり、おしゃれが楽しくなる皐月と似た雰囲気も感じられるでしょう。
「さおり」の読みは、優雅で淑やかな雰囲気があります。穏やかで誰からも慕われる優しい人柄がうかがえる名前です。
人生が豊かでたおやかな人になるように、という願いが込められます。
男女どちらにも名付けられる名前
男の子におすすめの名前
女の子におすすめの名前
「皐」は名前に良くない?名付けの際の注意点
うららかな5月を連想できる「皐」ですが、常用漢字でないため書くこと、読むことが難しいのではないか?という意見があります。
名前を書く場面は人生の中で数えきれません。
名前の読み方を聞かれ続けることは、地味にストレスが溜まるため、読みやすい簡単な名前の方が良いのではないか?という声も少なくないのです。
名前に実用性を求める人は、今でも少なくありません。
しかし両親が一生懸命考えてくれた名前は、子どもにとって一生の宝物です。
胸を張って名前に込めた願いを説明できる漢字を選んでください。
「皐」を使った名前
53 件の名前がみつかりました
「■」の数が多いほど良い運勢の名前です。
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前日(5月27日)
「名前に使える漢字」ランキング
順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
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1 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
2 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | |
3 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
4 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
5 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
6 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
7 | 月 | 4 | つき。空に見える天体のひとつ。地球の衛星。ひとつき。一か月。歳月、年月。七曜のひとつ、月曜 | |
8 | 斗 | 4 | 水や酒をすくう柄のついた道具、ひしゃく。穀物、液体などの量をはかるます、とます。容量の単位、一斗は10升で約18リットル。北斗、南斗など星座の名。小さい、わずか、少ない。たちまち、急に、にわかに。 | |
9 | 結 | 12 | むすぶ、ゆう、ゆわえる。束ねる、つなぐ、まとめる。ちぎる、取り交わす。実を結ぶ、まっとうする、結果が出る。組み立てる、構える。むすび、しめくくり、終わり。ふさぐ、閉ざす。 | |
10 | 那 | 7 | 多い。美しい。疑問や反語を表す語、なんぞ、いかんぞ、いかん。あれ、あの。どれ、どの。(時間や場所)において。 |